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【副音声ー勇者 本音トーク】はじめてのディナータイムは?

[副音声解説]

 この音声は貴族社会、冒険界の掟に縛られない、青年『セオロナが、勇者『セオロナ』の本音トークを語っています。ブロンドキラキラ公爵さまのイメージに浸かって起きたい方は主音声(副音声を除く物語)のみでお楽しみください。


 [副音声ここから]

 おおおおおっ。屋根裏部屋ごっこ。基地造りって最高だよねーっ。さらに、ここって子供の頃、読んでもらった物語、貧乏屋根裏暮らしに近所のお金持ちさんがプレゼントした屋根裏パーティイメージ。公爵令息たるもの、そんな物語には、それほど興味はないけど楽しいよ。的に聞いていたけど、本当は少し大きくなってからもこっそり寝室に持ち込んで読んでいた。それほど、わくわくしたんだよな。貧相な屋根裏が飾りつけされていく様。我が家の屋根裏でもこっそりと思ったが、我が公爵邸、非常に残念ながら、屋根裏まで隙もなく、美建築仕様だったからできなかったんだよな。残念。


 アイデアを出してくれた宿のお嬢さんを見た瞬間脳内に鐘鳴り響いたな。

 公爵邸で二人だけの屋根裏パーティ、なーんていう姿が目に浮かんで。外見ちっこくて黒髪、真ん丸目どストライクーだし。


 自己紹介タイム、ここはいつも以上に勇者の精悍さと、気品をもって最重要ポイント第一印象で心を掴もうって思ったのに。うっ。かんでしまった・・・。

 もうちょっと頑張れーっ、勇者よおお。肩の力入るなんて、勇者として・・・・どうなんだ。

 ある意味、魔王討伐本番以上に力入ってたってことか。


 でも、気持ちアピールのおかげでパーティ内ライバル出現を牽制できたことだけは頑張ったか。

 しかも、いつもはちゃんとできてるよー的にフォローしてくれるなんて、みんなーありがとーっ(アーティスト風叫び)

 ただ、初対面でこれだと瑠奈さんに便りないとか、思われたら・・・。勇者かたなしだ・・・。

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