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名前が似たもの同士にはなぜか憎しみが付与されることがあるのは同族嫌悪だろうか?(壊れ

あらすじ:信じてダンジョン壊しに行かせた田中、たぶん先に壊れた(壊れ

山田「計画通り・・・!!!(壊れ」

なんかまだ若干ヤバい気がするが、田中だし、いいだろう(壊れ

エルモ「何言ってるんですか!助けにいかないんですか!?」

エルモちゃん、急にヘタレ主人公を煽るヒロインぶっているが、

その実率先して助けにいく足が動いてないあたり、他力本願の極みであろう(壊れ

実際、田中には無理そうだと思ったら戻ってこいって言ったのに、あれだけ動けるアイツが

逃げることもままならないなら、二人でいっても当然無理だろう(壊れ

いやしかし・・・一つ、確認しなければいけないことを忘れていた・・・!!!!(壊れ


山田「あのー、死んだ人って生き返りますか?」

それはおやつ総額おひとり様100円制限の遠足でバナナがおやつに含まれるか聞くレベルで

最初に確認しなければいけないことだった(壊れ

エルモ「そんな魔法、知りませんよ・・・!」

もしかして:この世界、ファンタジーっぽい魔法はあるけど、奇跡はないのか(壊れ)

逆に考えるんだ・・・なくたって、いいさ、と(壊れ

だって俺が死んだわけじゃないし(壊れ

だが、判断は見誤ってはいけない!


山田「帰ろう、村に(壊れ」

エルモ「本当にいいんですか!?」

顔真っ赤にしてエルモさん、少ししつこいです(壊れ

真実はいつもひとつとは限らない、死んだと決まったわけじゃない・・・

山田「今二人でいるときにモンスターに囲まれたら、死ぬよね・・・?(壊れ)

まず自分たちの状況を何とかしてから、田中を助けにいくか考えた方がいいと思うんだ。

ほとんど戦闘はアイツ任せだったしね?(壊れ」

エルモ「あっ、ハイ・・・。」

今度は白くなりましたね。面白くなってまいりました(大嘘)。

といっても、2層までのモンスターはエルフ族のおじいちゃん軍団でも

そう死ぬほどではない程度のいわゆる鈍足なモンスターだらけだった上に、

掃討したばかりでどこからかいっぱい沸く前に帰路につけたことと、

地下2階から1階についた際にまたぴりりしたので、

俺たちは割と難なく、ダンジョンから脱出することができた(壊れ


そして、村に帰り着いたのがだいたいおひるごはんの時間だろうか、

山田「ようやく村が見えてきた・・・ほっとしたらお腹が空いたぜ!」

エルモ「田中さんが安否不明なのによく食欲ありますね・・・!」

ぐ~~~、それはエルモのお腹を中心に聞こえてきた気がする。

山田「エルモさん、ぐうの音はあげたようだが?(壊れ」

ぐぬぬといわんばかりの顔をされたので、村の方に振りかえると

モルフが凄い形相で走ってきた!

モルフ「大変だよ!大変!」

何が?(壊れ

山田「落ち着いて、何が起きたのか説明してもらおうか?(壊れ」

モルフ「宴が終わって、みんなそれぞれおうちに帰ろうとしたときまでは!

いたんだよね!!!!」

はあ・・・、何が・・・・?

モルフ「でも起きて広場に戻ったらいなかったんだよね・・・!」

俺たちが・・・だよね・・・?

モルフ「ゴブリン!!!!」

あー・・・・、そういう・・・・?

そういえば:泡吹いて倒れてたのを見た後、

別に拘束も何もしてなかったな(壊れ

エルモ「えええええええ!?」

エルモ、やかましい。

あれ、どうしようかな?ゴブリンがまた同じように

夜襲かけてきたら、詰むかな?(壊れ

でもまあ・・・

山田「ご飯食べてから考えようよ・・・!(壊れ」

エルモ「なんてマイペースな人・・・!!!」

モルフ「っていうか、エルモ姉ちゃんも一緒にいなくなってたから

村中騒然としてたんだ!!!モジジに見つかったって伝えてくる!!!」


お勤めご苦労とおもいながらも、そういえばこの世界に来てから何も買ってないなと思う俺。

ゴブリンの強襲も不安よな。(壊れ

アイテムボックスから金貨を3枚取り出して、エルモに聞いてみる。

山田「今これだけしかお金持ってないんだけど、武器とか装備とか当面の非常食とか、

買いそろえられるかな?」

エルモはぽかーんとしてから、10秒後頬をつねり、当然痛そうな顔をした後、

エルモ「き・・・金貨じゃないですか!!!!」

何、この世界の金貨は高価なの?ドラクエ的にいったらたけざおとかやくそうすら

買えないレベルで、宿屋にも泊まれないとおもってたのに(壊れ

エルモ「1枚で・・・この村の殆どが買えるぐらいのお金ですよ!!!!」

それは壊れ(壊れ

っていうことはその・・・

山田「もしかして:お釣り出せたり両替できる店が・・・ない・・・?(壊れ」

エルモ「あたりまえです!!!(壊れ」

えぇ(困惑

あー・・・そうだ・・・。

山田「ダンジョンで拾った素材は売れるかな?」

エルモ「かなりの量拾ってるので、売ればまあまあの金額にはなるかと!」

山田「ちなみに、モジジ達といってるときはどれぐらいの量持ち帰ってたの?」

エルモ「だいたい今回の収穫の1/10・・・ぐらいですかね、

何せ私以外みんなおじいちゃんだし・・・

アイテムボックスなんて便利なもの、持ってないので・・・!!!」

おじいちゃんエルフたちが必死になって両手に物を抱えて村まで帰ろうとする姿を

想像するだけで笑いを禁じ得ない(壊れ

山田「じゃあ売りにいこう・・・どこで売るんだ・・・?」

エルモ「雑貨屋「モエルエルグリード」さんですね・・・!」

・・・なんか若干いかつそうな名前だな・・・(壊れ


モエルエル「エルモちゃんいらっしゃい・・・!お・・・!あんたは・・・

勇者田中!!!!」

おじいちゃんというには若干若い感じのする、おっさんエルフに

早速名前を間違われた(壊れ

山田「チ ガ イ マ ス、山田太郎です(壊れ」

モエルエル「何を買いにきたんだ!?」

前のめりに来るタイプの店員さんは、きらいです(壊れ

山田「ちょっとこれを、売ろうと思いまして・・・」

アイテムボックスからとり出そうとする俺

エルモ「あ!ちょっと山田さんこっちきて!!!」

・・・ん?

ついてから店外に引っ張り込まれる俺、なんだよ?

山田「何?」

エルモ「一度に全部素材売ったらだめですよ?

希少性が感じられない素材になってしまったり在庫が増え過ぎたりしたら、

その分安く買われてたりしまいます!最近はあまり村からあのダンジョンへいく人はそもそもいなかったんですが普段の収穫の10倍も一度に卸したら絶対足元みられるんで!!」

エルモ君さぁ・・・頭がいいんだかわるいんだか・・・

そういうのは店につく前に言ってくれよな(壊れ

モエルエル「ほほぉ・・・」


再び店内に入る俺たち

山田「とりあえずこれだけ買い取ってくれないかな?」

1/3程度をボックスから取り出して渡す

モエルエル「これはあのダンジョン産の素材ですね!?

ほうほう・・・そうですね・・・30シルバでどうでしょう!?」

30シルバって言われてもわっかんねーよ!

とりあえず耳打ちする

山田「ちょっとエルモ、30シルバってどれぐらいだよ?」

エルモ「だいたい・・・この村のいい装備と、

7日分の非常食とちょっとリッチなランチが買えるぐらいですが

・・・前に来た時よりちょっと安い気が・・・?」

んんん・・・?

金貨でも表現してくれないといまいちわからないなあ・・・?

山田「シルバって金貨と比べるといくらぐらいなの?」

エルモ「100万シルバが金貨1枚です!」

あっ・・・ふーん・・・

ーしかしながら、モエルエルは地獄耳なので実のところ店の前から100m前後程度からの

会話は全部聞かれていたのだ(壊れー


モエルエル「で、売っていただけるので?」

山田「まあとりあえず買ってくれ!、また集めていい素材が手に入ったら売りに来るよ!」

モエルエル「今後ともごひいきに~」


一瞬物色しようかとも思ったが、なんだかケチがついたのと

売りに来た素材が買い取り価格の10倍ぐらいで売られていたので

なんだかいやになってそのままでてきた。


山田「大丈夫?あの店、ぼったくりじゃない・・・?(壊れ」

エルモ「被りが多くて汎用性のない商品以外は

割と何でも買い取ってくれるだけに、みんな不満はあっても利用し続けてるって

感じですかねえ・・・とりあえず武具屋のモエルォさんからは嫌われてます(壊れ」

なるほど(壊れ


山田「というわけでモエルォさんの店にやってきましたよ」

モエルォ「・・・らっしゃい・・・」

声ちっさ・・・!!!

山田「一番いい装備を頼む(壊れ」

俺は、ケチってそのままの装備で冒険したりしない。

いうて、そもそも3人で夜も明けきる前から買い物せずに冒険してたが(壊れ

モエルォ「あんた・・・エルモちゃんと旅をするんだよな・・・?

じゃあ・・これ一式で10シルバでいいよ・・・!」

エルモ「えっ・・・やっす・・・」

エルモちゃんまた変顔してる。

ていうか、値札の合計25いってますがな(壊れ

まー、気が変わらないうちに

山田「ありがとう!また来るよ!」

モエルォ「まいどぉ・・・」

いうて、ふつうその店で一番いい装備を買ったら、

もうそこによることなんてそんなにないはずなんだが(壊れ


ブロブロの兜とブロブロの鎧、ブロブロスティックか・・・

山田「あれ・・・これあのモンスターの素材から作ったやつだよね・・・?

耐久性大丈夫・・・?」

エルモ「武具は消耗品ですよ・・・?軽くて急所が守れて

そこそこカチコミあえるならそれ以上はもっといい武器屋さんいくか

素材揃えにいかないと・・・」


あっ(察し、

モエルォさんに素材渡せばもっと安く仕入れられたのでは?・・・

まあいいか・・・(壊れ

山田「もうだめだ、いい加減ご飯食べないと頭が回ってない(壊れ」

エルモ「そうですね・・・いきましょう!エモエモ食堂さんちへ!」

・・・どうでもいいけど、エルフはみんなエとモを

名前につけないといけない縛りでもあるのか・・・?(壊れ


食堂について適当にエモエモさんに今日のおすすめランチを注文して待つ間、

俺は例の説明書を読んでいた。

山田「この説明書・・・俺が疑問におもったことを優先して

勝手にページ開いてくれるのか・・・」

・・・つまり、世界に何も疑問に思わなければ教えてくれない壊れ本(壊れ


新しくわかったこと・・・

この世界のダンジョン:ダンジョンごとに特殊な空間と生態があり、

モンスターはそこに自生して増えるものと、急に沸くのがいる(壊れ)

生き返りの魔法: 存在するが使えるものは極希少。1億人に一人ぐらい。

世界の総人口:50億人。

ゴブリンはどこに消えた?:とりあえず生きてる。(壊れ

田中の安否: とりあえず生きてる。(壊れ


・・・はぁ!?(壊れ

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