山田君、はじめてのダンジョン破壊だってよ。(壊れ
ダンジョンはじめて山田君、入ってそうそう度肝を抜かれる。(壊れ
山田「なんていうかこれは・・・」
田中「おっきい@ゴハウスっぽいな」
なんか、めっちゃ足元凸凹してるし、切り取っておいたらくっつきそうだし、
マジでおもってたのとちがーう!!!!(壊れ
エルモ「田中さん、その今座ってるやつ、モンスターですよ」
田中「えぇ!?」
おもむろにおもちゃの家に入った気分で適当に乗った
コモドドラゴンみたいな奴が急に動きだしてビビる田中、
そういうとこだぞ(壊れ
このダンジョンのモンスターは、強いのか弱いのかと聞かれると
確かに変な気持ちになるそんな生き物でいっぱいなのかもしれない(壊れ
山田「とぅ!」
バシィ!
なんか昭和の日本任侠映画とかで使われる効果音みたいな感じの音とともに
俺の拳とコモドドラゴンっぽいのは砕けた(壊れ
山田「ぎゃあああああ!!!」
エルモ「何やってるんですかやまださん!そんなの素手でそのまま殴ったら
痛いに決まってるじゃないですか!」
それはそう(壊れ
山田「もう帰りたい・・・」
田中「いやいや、もっと冒険しようぜ!」
ドゴォ! ベシャア!
田中はそういいながら平気そうに音につられてやってきた
モンスターたちを息を吸うように全滅させていた。(壊れ
その間にエルモに治癒魔法で治してもろた俺は、もう心が折れかけていた。
山田「だって、俺このままここいても、なんか見てる人っぽくてあれやし・・・」
エルモ「こういうのを使えばいいんですよ、どうぞ!」
え、これ、君の魔法の杖じゃないの?
山田「これは君の武器じゃないの?(壊れ)」
エルモ「え?これは村の近くの森に落ちてたちょうどいい棒ですよ・・・?」
何いってんだコイツみたいな顔された。(壊れ
山田「これなかったら君困らないの?」
エルモ「私は魔法が使えますし、そもそも身軽な方が魔法使いは生存力高いですよ!
棒は何となく持ってただけです!」
俺、もうやだこのPT(壊れ
田中「それよりみろよ、倒したらブロックの欠片が落ちたぞ!」
えぇ・・・
エルモ「殴って倒したらそーなるんですね!モジジさんとかエルフの火属性魔法だと、
木炭がわりの素材になってました!」
はあ・・・・なるほど・・・倒し方も重要になってくるのか・・・(壊れ
田中「もっと奥にいこうぜ!!!」
いやいや、もう少し考えてもみようよ田中くん。
ブロックのモンスターだよ、もうどう考えてもふつう生まれない=増えない筈じゃない?
このエルモの口ぶりだと何度も来たことある雰囲気だし、おかしくないか・・・?
山田「ここのモンスターって、どんな感じの生態なんだ・・・?」
エルモ「?」
あー・・・はいはい、もう何も考えませんよ。(壊れ
田中「おーい!階段があるぞー!」
気づいたらもう影も見えないところから大声で叫んでるっぽい田中。
俺とエルモは素材拾う係か(壊れ
拾ってボックスに入れては進んでいたら、田中が両腕いっぱいに素材を抱えて戻ってきた。
田中「今先に1回階段降りたらさ、一瞬ぴりり!ってきたわ!」
だから、なんなんだよ、ぴりりって(壊れ
エルモ「初ぴりりおめでとうございます!」
くそ!降りざるを得ないな!(壊れ
ほどなくして俺たちは階段を下りた。
ぴりり!
山田「なんか強くなれた気がする・・・!」
エルモ「初ぴりりおめでとうございます!」
田中「おめでとう!」
こうやってよくわからないおめでとう貰うのは、ちょっとムズがゆいものがあるが、
山田「ありがとう!!!!」
何かを得る快感っていいな(壊れ
階段を下りた先には、なんだかこれまた部品が細かくなったような
モンスターが待ち構えていた(壊れ
田中「ふん!ふん!ふん!」
田中君が強すぎてどうも何が変わったのかわからないが(壊れ
山田「あ、えい!」
バァシ!
山田「いってええええええ」
棒伝いにしても痛いもんは痛い。(壊れ
エルモ「いたいのいたいのとんでけ~☆」
そこは世界共通なの・・・か・・・?
と、おもいきや、俺の近くにいたモンスターが爆発四散した。(壊れ
エルモ「今、山田さんなかなかのダメージ受けてましたね!」
え?これ治癒魔法(転嫁)なの!?こえええええ(壊れ
山田「エルモさん、さっきと違う魔法つかったの?」
エルモ「いいえ?さっきは田中さんに痛いのが飛んで行っただけですが?」
田中どんだけHPたけーんだよ(壊れ
そりゃエルフの村の人もこの子にだけは怪我させたくないだろーよ(壊れ
田中「どうしたー?早く来いよー!!!次の階段もうみえたぞー!!!」
死屍累々の素材回収班の苦労も彼は知るべきだ(壊れ
山田「ていうか、ここに迷い込んだ人の落としたアイテムみたいなの、
ここまでみかけなかったな?」
エルモ「最後にきたのはだいぶ前なので、ちょっとおかしいですねえ・・・」
エルモもそこには不審を抱きつつあるらしい。
さて、ドロップアイテムも拾いつくしてようやく次の階段の前に来た!
エルモ「私この階段おりたことないんですよねえ!」
山田「えぇ、なんで?」
若干いやな予感がしてきた。
エルモ「モジジたちがばてて帰られなくなる前に
いつももう少し手前あたりで引き返してたんですよー!」
田中「うるせぇ!いこう!」
山田「田中君、ちょっと行って何体か倒すか、
無理そうだったら戻ってきてよ!(壊れ」
俺はとても楽そうな選択を選んだ(壊れ
田中「よっしゃ任せろ!」
タッタッタッタッタ・・・・
軽快な足音がダンジョンに響く・・・そして・・・
田中「ぎゃあああああああ!!!!!」
ほどなくして、断末魔みたいなのが聞こえた。(壊れ
山田「あー・・・どうしよっかなー・・・(壊れ」
第5話 完