真上に手を伸ばして。
ここに三メートルの谷があったと思って。
あなたが、向こう側までいくら飛んでも届かなくて、そのまま落ちていったても。
それを見ていた人は何も思わないでしょうね。
『努力なんて、そんなもの』だと思うでしょうね。
それでも、必死に特訓して、もし二メートル九十九センチまで飛べたとしても、結局落ちてしまうわ。
でも、私は違う。
真下へ落ちる瞬間に真上に手を伸ばして、そこから這い上がれる力があるって知ってる。
だから、今までもこれからも努力する。
ギリギリで落ちそうになっても、落ちる瞬間にどう動くかは私次第。
また落ちそうになったら、私は真上へ手を伸ばせばいい。
最後まで読んでくださりありがとうございます。