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首吊り  作者: ミマス
2/5

おじいさんの物語

花は黄色い花が描かれたノートを開けた


某年某月某日

娘がお見合いをした、明るくて勤勉な好青年、彼の両親も良い性格で、きっと娘を自分の娘のように愛してくれるだろう。

今日から日記を書こうと思う、いつまで書くかは分からないけど、どれだけ書くかは分からないけど。


某年某月某日

あの子がデートをすると言った、男が好きなコーディネートを教えてほしいと言った。

ほら…そんなことを父に聞いているのか?お兄さんにでも聞いてみろや

私の好みが今の若者の好みと合うはずがないじゃない?

それでも嬉しい、あの子が私に何かしてくれ~と言ったのは本当に久しぶりだから


某年某月某日

彼と二人で会って食事をした。あの子が美しくて賢くて気に入ったという

そうだね、私が大事に育てていた私の娘なんだから

いよいよ娘が来週結婚する


「今日この場で新郎と新婦が正式に夫婦になったことを宣言します」


ついに娘が結婚した。あまりにも嬉しさに涙が出る。ああ、私の最後の子も私の手を離れるんだ、これで父としての仕事は全部やった。


だが、幸せは思ったより長くは続かなかった。

あの子が結婚して数年が経ったある日、あの子が突然子供を連れて家に帰ってきた

夫と別れたって。

馬鹿な!こんな馬鹿な!

ばさんとも話してみた、娘とも話してみた、しかしどうしようもない。


しばらくして彼の居場所を訪ねた、娘は離婚した理由を教えてくれなかった

ただ夫と仲が悪くなっただけだと、いや、ばさんとはもっと話したから、ばさんには知らせてくれたかも…


しかし、私は分からないから直接聞くために花の父の家に訪ねてきた。

彼とはそれなりに良い関係を持ってきたと自負する

けれど、


「そちらの家とは一言も言いたくありません」

花の父はその言葉だけを言って私を追い出した

ドアの前で頼んで叫びながらやっと家の中に入ることができた。


「彼女は浮気をしていました、ずいぶん前からですね、花も本当に私の娘なのか信じられません」

花の父の言葉

信じられなかった、そんなはずがない、あの子はそんな子じゃない!


「もしかしたら結婚前から付き合っていた仲かもしれませんね」

誓う、絶対違う


あの日からだんだん時間が経って私の体が悪くなり始めた。 いや、当たり前か。

このごろは酒がなければ眠ることもできない。

タバコを吸わないと心が落ち着かない。

私も仕方がない。

花の父は電話も出ない。

先日、再び花の父の家を訪れたが、今回は会ってくれなかった。


あの子が部屋にこもって出てこない。

お前は花の母だろ!何でも良いからやれ!

花はどうしろんだ!

怒鳴ってみたけどあの子は動かない、ぼんやりと床だけを見ながらつぶやいてばかり。

本当にどうしよう


再び彼の家を訪ねた

花のためにでも彼を説得できれば..

しかし、彼と会うことができなかった。


そうして間が過ぎた。

そして

あのこが死んだ。

自殺した。

娘が自殺した。

その木に首を吊るして..


娘の死後、世の中のすべてが曇り始める、色も香りも音も思い出も

痛い、心が、胸がすごく…痛い。

だんだん酒を飲む回数が増える。

酒を飲んで酔っていた私はふと木を伐りたくなった。

木を伐採しようと倉庫にあった斧を探した。

しかし、伐れなかった。

ばさんとは幼い頃から一緒だった。

伐れなかった。

ばさんの生まれた日に義父が植えた木

ばさんと遊んでいた木

ばさんに結婚してほしいと告白した木

あの子と初めて出かけた木

あの子の最後を共にした木

木は随分前に死んだけど、それでも

伐れなかった。


ばさんとの思い出いっぱいの木

この木さえなかったら、あの子も死んでいなかったかもしれない、あまりにも憎い木

しかし、 伐れなかった。


また何年が経った、灰色の世界はだんだん暗くなってきた。


花が小学校に入学した

花には罪がな…あの子はいなくても私たちが育てないと。


花が小学校に入学して2年が過ぎた

花がまた学校で喧嘩したみたい、いっつものことだ

親も無いから育ちが悪いのよ!と相手の母が来て叫んだ

じゃあ、お前は親がいるから女の子と喧嘩してるのか!と相手を怒鳴った

お前の子供の方が教育ができないんだよ、出来損ない物が


女の子だからだとかそんなことを言いたくない。

ただ喧嘩はちょっと適当にしてほしい、そろそろ体が言うことを聞かない


もうお酒を飲まないと眠れない。

このごろ体調がよくなくて病院に行った

病院で医者がこんなことを言う

「ずっとそのように飲んでいると花ちゃんが小学校を卒業する姿も見られないかもしれません」

このやぶが!!

やぶ医者の足を蹴飛ばして家に帰ってきた

その夜、血を吐いた。

本当に残りわずかだと感じる、私の体が思う通り動かない、ああ…このまま私が死んだらばさんにどれだけ大きな荷物を作ってあげるの? ごめんなばさんよ


そろそろファンを持ち上げる気力さえ出ない

ごめんな


2/5

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