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野望と神話 作者と亡犬
ボナシェルナックの村にロードビック・ケルスがいた。
作家だった。
「なあ、シェナビル、俺はお前の話・・・・「シェナビル神話」を書くぞ・・・・」
シェナビルはもういない犬だ。ロードビックはその犬をモチーフにした神が出るシェナビル神話を作ろうとした。
すると、コツ、コツ、と音がした。「また新たな執事か」
【ハイ、わたしはロムス34号デス。あなたの執事として力を尽くします。】
「ほう。ではまずお茶を取ってこい」
【ハイ。承知しました】
「あと、くれぐれも、私の部屋には入るなよ。」
執事はすぐにお茶を取りに行きました
そして、その間、ロードビックはずっと本を書いていた・・・・