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秘密  作者: 田中らら
7/27

尾行

彼女は高速道路に乗り、

東京方面に向かって走っていた。


俺は何をしているんだ・・・


と思いながら彼女の空色の車を見失わないように、

車を走らせた。


1時間ぐらい走ると、

彼女は高速を降りた。


そして数分走ると駐車場に車を止めて、

近くにあるアパートに入って行った。


東京の外れの小さな町の小さなアパートに住んでいた。

俺は気が付かれないように、

少し離れたところに車を止めて、

彼女の様子を見ていた。


彼女がアパートに入ると、

2階の角の部屋の電気が着いた、

彼女はベランダに出て来て、

洗濯を取り込んでいた。


1人暮らしなのか?

俺より少し若いぐらいか?

なんであんな大金を持っているのに、

こんなアパートで暮らしているのか?


俺は謎の女のことをもっと知りたいと思った。


ポストに行って名前を見ると、

「安藤」と書いてあった。


安藤さんね・・・


俺はその日から彼女を調べるようになった。


彼女を知り、彼女のお金を頂きたい。


我ながらゲスな男だ!


でも自分の衝動を抑えることが出来なかった。


つづく

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