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エピソード14 ウルフの賢い人間狩り 2

「くそっ!ミーシャ大丈夫か!」


ケインと呼ばれた男が抜刀した刃を構え駆け寄ってくる。遠い。問題ない。反応が遅い。キャティと呼ばれた女は魔法を詠唱している。視線はこちらに向いている。なるほどミーシャとやらへのフォローではなく、攻撃魔法と言うわけか。


矢筒を踏みへし折って離脱し、魔法の射線上に木を挟もう……いや、視界外に遠距離技使いがいる状態は驚異だ。遮蔽物は目視圏内に置き、被弾直前にそこへ身を隠すべきだろう。そしてまたすぐ飛び出し、術者を視界内に収める。次弾を放たれる前に懐へ飛び込み、さっさと排除したいが……。


「うおおおああああ!らあっ!」


ケインといったか。この剣の男が邪魔だ。重鈍だがその分、一撃受ければ致命的だろう。一か八か強襲たとした場合、キャティを仕留めきる前にケインが近付いてきたら最悪だ。ケインという肉壁の裏からキャティは魔法射ち放題であり、肉壁は剣を振り回しながら迫ってくるという詰み状態になる。


ぼくがウルフの王様だったなら、配下を呼んでキャティの攻撃の弾避けにするし、ケインとかいう生意気な奴ごと数の暴力で突破するのにな。どうしたものだろう。

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