第1話 タメ口なこめんとと本性のだいれくとめーる。
一話です。
初小説となります。
誤字脱字等ありましたら、
報告していただけるとありがたいです。
ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・
「鞄は重い、電車は満員。
こんなのに慣れてしまうとはな・・・」
一人言。笑みを浮かべた。
今日も、頑張った。お疲れだ。
俺は新人サラリーマンの、亮。
太陽の元で働く人間だ。
日勤、これは救いである。
俺は人一倍、疲れを感じやすい人間だ。
夜勤なんてしたら体を壊してしまう。
そんな事を考えていたら家に帰りついた。
抑え込んでいた疲れが一気に溢れ出してきた。
「ああ、もう今日の仕事は普段の数倍疲れた・・・」
そう呟きながら、スマホを取り出す。
SNSを開く。そして新着ツイートを確認する。
これが仕事帰りの俺の日課。
ふと、こんなツイートを見つけた。
「田舎と都会の違いってなんなんだろう?
たくさん、遊べるところがあるのかな?
都会って、いいな~」
何も知らない田舎者は暢気で羨ましい限りだ。
都会なんて、
電車は満員
物価は高い
暗いという言葉を知らない(夜でも明るい)
そして何より不快である。
熱はこもるし水は不味い。
俺は田舎に生まれたかった。
こんなところに住み続けようと思えば
命がすり減っていく気がする。
言い出したら止まらない。抑えろ、抑えろ。
・・・ああ、抑えれない。指、止まってくれ。
画面を、押さないで、・・・駄目だ。
「田舎のほうが個人的にいい気がする。
川や畑、そして自然という遊びがあるからね。
都会なんて大変なだけ。」
今なら間に合う。
コメント送信を、止められ・・・なかった。
愚痴感覚でコメントしたとはいえ、
申し訳なさでいっぱいだ。
俺はそのツイート主さんに謝ろうと、
1つのDMを送った。
「すみません、先程のツイートの俺のコメの件・・・
つい、カッとなって言ってしまいました。
すみません。」
いつ頃、返事は来るのだろう。
そう、考えた刹那。
俺の体は飯を求めて腹を鳴らした。
次回は気が向いたらですね。
中の人飽きっぽいんで
ピタリと投稿止めるかもしれないです。
でも、そんなこと起こさないからな、多分