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高梨ここあ武術大会にエントリーします

無事、宿に泊まれ異世界生活二日目が始まる


「ふぁ~~~~良く寝ました」


大きく欠伸をて起床する

昨日からずっと気になっている事がある

‘何でも召喚ができるスキル‘

魔力量が許す範囲と聞いてますが、それがどのレベルか分からないのです

身支度をして、色々試してみる事にする


「いでよ戦車!」


アメリカのm1エイブラムスをイメージしながら念じる




・・・・・・・・・・シーン




「現在のレベルでは乗り物系の兵器は無理ですか

 分かりました、いでよ!RPG-7!」


RPG-7とはソ連が開発した携帯式対戦車兵器です

この前の戦闘でアサルトライフルでは火力不足を痛感したので絶対必要だと思ってました


「よし、無事召喚出来ました

 アイテムボックスに仕舞っておきます」


ぐ~~~~~


魔力を使うとお腹がすくのか酷い空腹感に襲われる


「取り合えず、腹ごなしですね」






王都アルカンティアは中世フランスの様な街づくりです

建物も綺麗で道路にも馬車が頻繁に通っていて活気があります


「さて、何食べましょうか

 あの屋台、あれ何て美味しそうですね」


日本のお祭りで良く見かけるような肉の串焼きだ


「おじさーん一本下さい」


「はいよ!」


威勢の良いおじさんからお金と引き換えに牛串を貰う


「ありがとうございます」


私が笑顔でお礼を言うととても嬉しそうだ


「さてと、あそこのベンチに座って食べますか」


近くの広場のベンチで腰を腰を落ち着かせる

肉の香りが食欲をそそります


「さて、いただきます~」


串を手に取ると手が止まった

小さな少女が物欲しそうに私を見る

少女の服はとても汚れている、何年も履いてあろうで靴黒く汚れた服

私は忘れていた、この世界は現代日本の様に豊かではないのだと


「ねぇ、こっちにきて一緒に食べない?」


私は少女に一緒に食べるように誘ってみる

一瞬警戒するかが、食欲に負けたのかこちらの寄ってくる


「あの・・・おねえさん一緒に食べても良いの?」


少女が隣にちょこんと座る、身なりは汚れているがとっても可愛い子だ


「いいよ、おねえさんお腹一杯だからこれ食べなさい」


「うん、ありがとう!」


元気良く返事をするとがっつくように串を平らげてしまった

10歳そこそこだろうか、育ち盛りなので足りないだろう


「まってて、追加買ってくるから」


「え、でも・・・」


「子供が遠慮しないの」


追加で何本か買ってくると全部平らげてしまった


「あの、おねえさん私お金がなくて何でお礼すれば・・・」


少女は申し訳無さそうに私を見つめる

こんな小さな子がその日の食べ物にも困る世界、心が痛みます


「子供はそんな事気にしちゃいけません

 さて、私はそろそろ行くね」


私が立ち上がると少女は何度も何度もお礼を言ってくる


立ち去る私の背中からボソっと声が聞こえる


「天使さま・・・」


何か変な方向に感謝されてる?

私も適当な屋台で腹ごなしすると、ふと冷静になる


「あんあ小さな子がその日の食べ物にも困る世界、そして現在理由が不明ですが危機に瀕してるこの世界

 私のスキル、知識を使って守らなければなりませんね」


決意を固める

しかし、今後の事を考えるとやはり大会に出て優勝をし名前を世間に売る必要がありますね

大会までは幸い2週間、武器を準備する時間は十分にあります


「さて、エントリーはギルドで出来るそうなので向かいましょう」





ギルドに行くと受付のお姉さんが不安そうに私を見る


「あ、ここあさんこんにちは・・・本日はどのようなご用件ですか?」


まるで私がトラブルメーカーみたいじゃないですか、心外です


「そんな不安そうな顔をしないで下さい・・・今日はこれのエントリーに来ました」


壁に貼ってある1枚のポスターを指差す


「はい、これですね・・・ってえええええええええええ」


雄たけびを上げる受付のお姉さん


「あのですね、ここあさんこの大会は国中から実力者が集まる大会です

 国を守る最上位騎士、魔術を極めた宮廷魔術師、弓を極めたエルフ

 そして、冒険者からは最高峰の2級冒険者が二人出ます

 この意味分かりますか?」


首都名を冠した大会です、レベルが高いのも当然だと思います。


「はい?とってもレベルが高い大会って言う事ですよね?何か問題でもあるんですか」


私は首を傾げる


「ここあさんが非常識な強さなのは先日の一件で承知してますが・・・この大会は武術大会を歌っていますが

 武器、魔法、スキル何でも使用可能の本格的な戦いになります

 もちろん、命の危険も当然あります

 未来有望の冒険者をこんな所に出場させるわけにはいきません」


危険は分かっている、ですが危険から逃げていたらこの世界に来た意味が無くなってしまう


「はい、危険は理解してます、でも私はこの高いに出ないといけないのです

 お願いします」


頭を下げる


「はぁ・・・」


困り顔で溜息を付くお姉さん


「分かりました、ここあさん受付はします、けど条件があります」


「条件?」


「はい、ご自分が無理な相手と感じたら必ず棄権して下さい」


「分かりました、無理な相手と思ったら必ず棄権しますね」


不安そうな顔の受付のお姉さん、でも私は負けません、負けられない理由が出来ました


「ここあさんこれにて受付完了です、大会は2週間後中央広場にあるアリーナで行われます」


「有難う御座います、がんばってみますね」


「もう私は止めませんが・・・勝って冒険者の強さを世間に知らしめてくださいね」


「はい!」


私は元気良く返事をすると宿に戻り夕食を済ませる



2週間の猶予無駄には出来ません

絶対に勝ち上がって見せます







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