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高梨ここあ魔力に襲撃されます2

エンドルが手を掲げると、そこには巨大な火の玉が


「食らえ、魔族の力を思い知れ」


魔族が攻撃を開始する

とても避けきれる位置ではない

それに避けた先にラプターが居る

私はm-16アサルトライフルを取り出すと一か八かで攻撃をしかけようとした


「下がれここわ、ここは我に任せよ

 ハッーーーー!!!!!」


ペスコが私の前に出るとバリアーを全開にした


「ハハハハハハッッッ良いでしょうペスコ私の攻撃に何処まで耐えられるか見ものですよ」


エンドルの魔法が次々にペスコに襲う

ペスコもがんばっては居ますが苦しそうだ


「クッ・・・ここあ今のうちにあやつらを連れて逃げるんじゃ」


「ペスコ!貴方を置いては逃げられません!」


「我がバリアーを解いたら意識を失っているラプターは危ないじゃろう

 気にするでない、我一人なら切り抜けられる」


確かに私の装備ではラプター達を守れない

今なら戦車を召喚出来ますがそんな時間はありません


「ペスコ、貴方も落ちましたね、人間ごときの味方をする何て・・・

 魔族の名折れです、死になさい!」


エンドルのの魔法の出力が急上昇した、危険です


「クッ・・・ここあすまぬ、我の力ではお主らを守れそうにない

 短い間では合ったが楽しかったぞ」


ペスコが笑みを浮かべている

その笑みは何処か悲しげで覚悟を決めた瞳だ


「させませんよ!」


私はm-16アサルトライフルを構えるとエンドルへフルバースト射撃を開始した

全力射撃だ


「はん、その程度の攻撃このエンドルに通じるものか」


「くっ魔力障壁ですか、それなら」


私はm-16を仕舞うとバレットM82と呼ばれる大型の狙撃ライフルを取り出した

軽車両をも破壊可能な強力なライフルだ


「ダーン、ダーン!」


魔法の轟音にも負けじと火薬の爆発音が響く


「ほう、中々な攻撃だ、だが上級魔族のこのエンドルにその程度の攻撃が通じるものか!」


「なっ、対物ライフルが通じない!?」


ペスコに守ってもらっている以上時間は掛けられない

ペスコの様子を見るともう限界だ


「くっここあよすまぬバリアーが解けるぞ」


そう言うとペスコが膝を落としバリアー消失した


「よく耐えたな、だがこれで終わりだ」


エンドルが魔法を再装填している

私だけなら逃げられるけど皆を置いては逃げられない

たった3人も守れないなんて何て私は無力なんだ

いや、今は無力感に苛まれているような場合じゃない

私が、私が皆を守るんだ


以前戦車を召喚した時には猛烈な目眩に襲われた

戦闘ヘリコプターの時は正直立っているのがやっとだった

しかし、これから出そうとする兵器は人類史上もっとも強力な兵器の一つ

耐えられるか心配ですが、そんな事は言ってられません


「いでよ!レールガン!」


スキルを発動させるとそこには、巨大な砲塔が現れた

そうレールガンだ

レールガンとは磁場の相互作用によって強力な砲弾を発射できる人類最強の兵器

その運動エネルギーは戦車砲の3倍とも言われています


「やった、成功だ!」


しかし案の定、強烈な目眩に襲われた

そんな事は言ってられない


「何だ、それは悪いが早々に終わらせてもらうぞ、さようなら」


エンドルが魔法を放とうとする


「させません!」


私はレールガンの標準をエンドルに合わせると発射した

その砲弾は一瞬でマッハ7へと加速しその衝撃波は体を震わせた


「な、はやす・・・」


エンドルが口を開くと同時に砲弾が着弾して

魔力障壁を紙切れのように吹き飛ばした

着弾と同時に魔力障壁で守られていたエンドルの体が吹き飛んだ


「や、やりました・・・」


私はそう言い残すとその場に倒れた



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