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「復興支援」とは?(400文字小説)

作者: いろは

 今回の企画にて実際に被災されたユーザーさんとお話をする機会を持ちました。

 その方は農家をしているので、福島産の野菜が避けられている現状を嘆いていました。

 私は曲がった事が嫌いなので風評被害に惑わされず、福島産の野菜を選んで買うようにしています。

 そして、その旨をお伝えしたら喜んで下さいました。




「福島に行って活動する事だけが復興支援ではないんですよ。たまにスーパーで買って貰うだけでも有難い事なんです」




 今までは「復興支援」をする事=現地でボランティア活動をする事だと思い込んでいたので、


「其処まで気負う必要はない」


と気付かせてくれたのです。

 支援の仕方が分からずに悩んでいる方は、深く考えず福島産の野菜を買ってみては如何でしょうか?

 1人1人の力は弱いものですが、多くの人の力を合わせると強大なものになりますから。




 これが私の「復興支援」です。取り敢えず、今日の夕食用に福島産の野菜を買って来ようと思っています。

 このエッセイは私の考えを書いたものであり、強制するものではありません。

 幾ら安全だと言われても、小さなお子様達に食べさせる事に抵抗があるのは当然でしょう。


 只、私達が口にしている食材は、放射線以外にも色々と危険な物が入っている可能性も否定出来ないのが現状です。

 見聞きしたものが全て正しい訳ではありません。世間に惑わされずに、しっかりと自分の意思を持つ事が重要なのだと、私は思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして、この小説を拝見させていただきました。 私の祖父母や従兄弟たちは東北にいます。 この小説を読み、あの震災の日の不安感を思い出しました。 幸い私の家族は皆無事でしたが、祖母の友達な…
[一言] その通りだと思います。 私は11年の10月に東北に夫婦で行ってみました。行くことだけでも支援だと思います。とにかく形はいろいろでいいと思うのです。 そして、そこで見聞きしたことや人々の思いを…
[一言] 結局は誰がなんと言おうと、支援はその人の心次第ということですね。 最後にエッセイまであげていただいてありがとうございました。 自分もこれにとどまらず、忘れない強い気持ちで今後の活動をして…
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