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モンスターレイド

 まさかの週刊ランキング4位におっかなびっくりしております。

 皆様からの様々な感想誠にありがとうございます。


 これからも 異世界錬金術士 転生したらモフモフしてた を

 よろしくお願いします。


 修正しました、 掲示板風にしようとしてたんですが、なんか変なふうに表示されてたかもしれません。

 モンスターレイド




 は~い皆さんこんにちは~、現在僕は仮設テントの中で負傷した人達にポーションを傷口に掛けたりしながらガルドパパの報告待ちしております。


 しかし、ゴブリンといえども数多くなればそれだけでやっぱり脅威になりますよね。

 戦いは数だよ○○! とは誰の言葉だったか……。


 現在前線のベア様率いる従士隊はゴブリン軍団に対して善戦しており、今のところは軽傷者でとどまっている感じです。

 ですが、これが何日も続くとなると話は別です! 疲労が重なりポーションを作るのにも材料が必要で、その材料だって無限にあるわけじゃない。

 当然ポーションがなくなれば回復するのには時間がかかるのだ。


 この世界に回復魔法を使える者は少ない。そうなると必然的にポーション等の回復アイテムは戦線を維持する大事な物になる。

 加えて食事だって大切だ。腹が減っては戦は出来ぬという言葉があるように人は食べないと死んでしまう。


 そうなると食料が尽きればそれだけで戦線は崩れてしまう。

 現在は2交代で戦線を構築しているがいつまで持つか……。

 

 この終わりの見えないゴブリン軍団の攻撃、場所や地方によって言い方は変わったりしますがこういうのを【スタンピード】。

 または【モンスターレイド】や【モンスタートゥループ】など色々な呼び方があるみたいです。

 この場合はゴブリンレイドとかゴブリントゥループでしょうかね?


 どっちにしろ終りの見えない戦いなんて勝てない戦いと同じです!

 現在の僕達の勝利条件はいくつかあります。


 一つ、ゴブリン軍団のボスと言われるキングまたはジェネラル等のボスを撃破!

 これはゲームのようにも思われますがこのゴブリン軍団、統率しているキングを倒せば今の勢いは失われるので、現在起きているゴブリンレイドはほぼ終結したと言っていいでしょうね。

 だけど現在この勝利条件はまずジェネラル、もしくはキングを見つけないと始まりません。

 今もセバスさんが森の中をどこぞの蛇の名を関するダンボール教徒ばりに隠密行動をしながら情報収集をしてくれています。

 場合によってはゴブリン軍団のかく乱までしているとか。


 そしてふたつ目の条件は援軍の到着! こちらのほうがキングを見つけるよりはある意味では確実かもしれません。

 現在この広い森の中、どこに隠れているかわからないボスを探すよりは、村を防衛すると言う面ではこちらの方が安全かもしれない。

 援軍の目処がない場合は絶望的だが……。


 この辺りの判断もガルパパかセバスさんの報告次第なんだけどね。


 まあそんな心配はさておき、怪我人の治療をしていきましょう。


 液体で飲むタイプのポーションは全体に効くけど、こういう軽傷の時は傷に直接掛けたほうがいいんだよね。

 ……量も節約できるし。

 

 それから暫くは怪我人の看護に付くことになったけど……前線で戦っているヴェルグにぃやベアパパは大丈夫かな?

 ちょっと連絡してみよう。




 フゥ:ヴェルグにぃ様、ベアパパ、前線の様子はどうですか?

 

 ヴェルグ:こっちは今のところ問題ないが、どんだけいやがるんだよこのゴブリン共!

 中にはメイジまでいて面倒くさいぞこれ!

 一応見かけたら空から槍で貫くか矢で喉を潰してるが尋常な数じゃねぇぞ。


 ベアール:こっちも今のところは問題ない。だが面倒なのが紛れ込んできたのは確かだな……。


 ヴェルグ:それにまだ問題じゃないが、自前で用意してきた矢の残りがそろそろきつくなってきたな。

 回収しようにもゴブリン達が多くてあまり回収している暇があるわけじゃないしな……。


 ベアール:館の方で木製の矢なら作らせているが、それもいつまで持つか……。


 フゥ:う~ん、何か手が無いかこっちで考えてみるね。


 ヴェルグ:頼んだ!


 ベアール:無理はするんじゃないぞ。


 フゥ:は~い。





 う~ん、物資の補給か。少なくとも矢の補給ができないとゴブリンメイジからの魔法で壁を壊されかねないし、弓兵の人達も危ないか……。


 という訳で高速思考を起動してなにか出来ないか考え始めた。


(まず自分にできることから考えよう、人手に関しても今は余剰戦力なんて無いだろうし、あったとしてもそれで矢を取りに行かせるとなればまず負傷することを覚悟することになる……、一応前線にいる人達が倒した後に多少は拾ってくれてるみたいだけど、あまり期待しちゃいけないし……)


 そこから少しの間、自分のスキルやその説明文、ガルパパに教えてもらった魔法陣を確認しながら考えた。


(あ、これならもしかしたら……、でもMP持つかな? いや、ここは試してみよう!)


 という訳で早速魔法陣を地面に書き出す。まずはお試しだから規模は小さめにして……。


 そして完成したのがこちら! ゴーレムの魔法陣です!

 早速試してみましょう。魔法陣に魔力を流してゴーレムの形をイメージしながら発動させます。

 初めてやるからうまくいくかどうか……。


 そうして出来上がったのがこのサッカーボールぐらいの二足歩行ゴーレム。

 お試しだったからかなり角ばったものになったけど、果たして思い通りに動いてくれるのかな?



 結果としてはうまくいきました、魔法陣が簡易なものを使った所為かちょっと反応がぎこちなかったけど、【見えざる魔力の糸】をつないで見たらうまくいきました!

 後はこれよりも大きな子を作れば多分いけるはず……。




 次回に続く







 皆様からのコメントを見て色々考えさられる毎日です。

 半分見切り発車的な感じでスタートしたせいか、突っ込みどころの多い事に。

 

 もしかしたら細かな修正を今後行っていくかもしれません。

 

 それでは皆様、よきなろうライフを

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