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伝言と最前線

 え~、ここ数日の伸びに夢か幻かと驚いてる日々です。

 お陰様で目出度くも日刊ランキング三位に入ることが出来ました!

 ブックマーク件数2500人突破、さらには評価ポイント5000突破に、一日アクセスPVが30万を突破!加えて累計PVが75万を突破しました!

 

 見てくださった皆様、ご意見ご感想と応援してくださった皆様に感謝を!m(_ _)m

 これからも 異世界錬金術師 転生したらモフモフしてた を

 よろしくお願いします!

 伝言と最前線



 連れて来られたのは館の一室、そこでは数名の人が木の先端を尖らせ、形を真っ直ぐに整えて木製の矢を量産していました。

 そしてリーシャ姉は背負子にまとめられた矢を僕に渡してから。


「これを前線までお願いします。ゴブリン相手ならこの矢でも十分効果はあるはずですから」


「わかった! ちなみにベアール様になにか伝言はありますか?」


「無茶はしても無理だけはしないように、っとお願いします」


 その後は手近にいた従士の人に声をかけて前線に送り出されました。

 ちなみに従士の方は僕の倍の量を背負わされてましたけど、大人と子供じゃ仕方ないよね?



 まあ道中は特に何事も無く進み、前線に無事たどり着きました。


 やってきたのは最前線! 辺りからはゴブリンの声だったり、鉄がぶつかり合う音だったり、血の匂いが漂ってきます。

 高さ2メートルぐらいの木製の壁の上には従士の人達が弓を構えて外で戦っている人達の援護をしたり、外壁に辿り着いたゴブリンを槍で突いたりしています。

 壁の内側には階段があり、そこを昇り降り出来るように設計されていました。


 それにしてもこの臭いは普通の女子供には辛いですね。僕? 僕は最初が最初だから……耐性は付きました。

 そして最前線から少し下がった位置からベアパパが全体の指揮を執っていました。

 全身甲冑姿は久しぶりに見た気がしますね。


「失礼します、矢の補給に来ました」


「ん、ご苦労、直ぐに各隊へ補給を……出……す……」


 こっちを振り向いてからベアパパの声がゆっくりになった。


「ベアール様、リーシャ様より伝言がございますが宜しいですか?」


「あ、ああ。だがその前にこの矢を各部隊に回そう、君、これらをリックの所に頼む」


 一度咳払いしてから一緒に来ていた従士の人に命令を出して補給をすみやかに促す。


「は! 直ちに行ってまいります!」


 命令を受けて矢の束を抱えて走りだして行った従士さん。なんだか少し楽しそうに見えたのは気のせいでしょうか?


「ゴホン、それで伝言とは?」


「じゃあ、ちょっと再生するね」


 ブックを取り出して、リーシャ姉の伝言を再生する。


「『無茶はしても無理だけはしないようにお願いします』との事です。

 こっちに来たら非常警戒令がでてて従士の人に屋敷の方に連れてかれたからビックリしちゃったよ」


 ベアパパにはブックについて説明していたけど、実際に見るとやっぱりビックリするよね。

 少しの間ベアパパも固まっちゃってたし。まあ直ぐに持ち直したけどね。


「今回は突然の事だったからな……。フゥこそ今日はどうしたんだ?」


「今日はゴーくん達の所に遊びに行くはずだったんだけど……、こっちに来たら巻き込まれちゃった感じかな?」


「そうか……」


 それから少しの間、何か思案しているように見えた。そして少し申し訳無さそうにしながら言った。


「すまないがフゥ、ガルドさん達と連絡を取れるか? 頼みたいことがあるんだが」


「えっと、連絡か……つかないこともないけど、ちょっと待って貰ってもいい?」


「ああ、こちらこそ無理を言ってすまない……」


 という訳で早速ガルドパパ達に連絡、チャットの方で連絡を入れた。巻き込まれた時点で呼ぼうかと考えたんだけど、ベアパパが必要としているかわからなかったから一旦保留にしてたんだよね。



フゥ:ガルドパパ、ヴェルグにぃ、今大丈夫?


ガルパパ:ん? どうした? 遊びに行ったんじゃなかったのか?


ヴェルグ:どうしたどうした?


ウィロウママ:どうしたんじゃいったい?


フゥ:実はね……



         少年説明中……。



フゥ:ということなの、それでベアパパがガルドパパに頼みたいことが有るんだって!


ヴェルグ:俺も行くぜ、一人で訓練してるよりは面白そうだ。


ガルド:またお前は勝手に……、分かった。とりあえずそっちに行こう。話はそれからだ。


フゥ:じゃあベアパパにはそう伝えるね。現在地はマップに映るようにしたからそれで合流してね。




 うん、やっぱりこういう連絡手段があるって強いね。


「ベアール様、ガルドパパ達来てくれるみたい、頼みを聞いてくれるかはわかんないけど」


「助かる。多分、あの爺をしってるガルドさんなら分かってくれるはずだ……」


 その時何故か、ベアパパはどこか遠い所を見つめながら言っていました。

 その後こっちを向いてから「ところでどうやって連絡していたんだ?」っと聞かれて「そのことについてはおいおいね……」

 ちょっとお茶を濁させてもらいました。



 では今回はここまで、続きはまた次回に。

 最後にステータスを記載しておきます。

 命がけの逃走劇は色々経験になった模様。


【氏名:フゥ(仮)】

【性別:男 年齢5歳】

【種族:ワーウルフ】

【ステータス】

HP60/60

MP220/220



【氏名トリス=オルム】

【性別:女 年齢5歳】

【種族:人間】

【ステータス】

HP35/35

MP430/430


 【スキル】

 獣化/人化 レベル15 /on     魔力操作レベル20 /on

 気配察知レベル21 /on      魔力感知レベル15 /on

 鑑定レベル30 /off        MP回復速度上昇(微弱) /off

 スキル隠蔽 レベルMAX /off     魔法陣術 /on

 メモリーズブック /off       火魔法レベル6 /on

 錬金術師の卵 /off         土魔法レベル10 /on

 デュアルボディ /off        風魔法レベル8 /on

 見えざる魔力の糸 /off       水魔法レベル12 /on

 言語習得補助 /off         光魔法レベル3 /on

 悪臭耐性レベル10 /off      闇魔法レベル3 /on

 恐怖耐性レベル5 /off       無魔法レベル10/on

 気迫耐性レベルMAX /off      身体強化魔法レベル14 /on

 調合レベル10 /on        回復魔法レベル1 /off

 木材細工レベル10 /on      体術レベル14 /on

 料理レベル13 /on        

 算術レベル35 /on

 自動計算レベル3 /on

 隠密レベル10 /on

 分割思考レベル3 /off

 高速思考 /off

 


【メモリーズブック:新たに拡張された機能】

【MP共有機能】【マーカー機能】【パーティー機能】【魔石変換機能】


 ステータスのレイアウトはちょっと変えようかと思っています。


 そして、現在指摘のあった部分を修正出来るところは修正中です。

 これからもよろしくお願いします。

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