やっぱり丼物は美味しいよね!
飯テロ注意!
そして一気に評価が600ポイント突破してビックリでした!
ブックマーク並びに評価ありがとうございます!
やっぱり丼物は美味しいよね!
皆さんこんばんは~!あれから少しの間家族の談笑が続きましたが、誰かの「ぐぅぅ~」っと言う腹の音で晩ご飯合図となったのですがその前にちょっと確認をしないとね。
「ガルドパパ、頼んだものって買えた?」
ガルドパパには今回、卵とか乳製品とか、調味料といろいろ頼んだけど、食材次第で色々できるからちゃんと確認しないと。
「ああ、幾つかは買えたぞ。流石にたくさんは買えなかったが、そこそこ種類はあるはずだ。潰れそうなものとか脆そうな物は亜空間倉庫にしまわないとダメになりそうだったからな。とりあえず今必要な物はあるか?」
「う~ん、それなら卵あるかな?あればちょっと晩ご飯が変わるね、後鶏肉とかあればもっといい感じ!」
「卵と鶏肉か、鳥は確かヴァルチャーの肉があったはずだ」
そう言って卵と肉を取り出し始める、卵と鶏肉が有るならここはやっぱりあれですかね。
そしてガルドパパが食材を取り出してる間にっと。
「ヴェルグ兄様、焦げたところは大丈夫なの?」
「ああ、これぐらいならだいじょうぶだって、怪我自体はポーションぶっかけて回復させてるから、この焦げは洗えば落とせるって。」
「ならいいんだけど」
ちゃんと治るならいいんだけど、そんなこと考えているとウィロウママがヴェルグ兄様の背後に回って。
「なら、久しぶりに一緒に入るとしようかのお、ちゃんと怪我の具合も見れしな、夕飯までもう少し掛かりそうじゃからちょうどいいぞ」
「ちょっ、まて、それだけはかんべんしてくれぇぇぇ」
そのままウィロウママに引きずられて浴室へ連行されていった、合掌、南無~かな?
「ん、出し終わったぞ」
「は~い、じゃあ晩ご飯の仕上げと行こう」
という訳で、卵と鶏肉が揃いましたので今夜は親子丼です、ヴァルチャーについて聞いた所、山岳部に生息する鳥で、普段は高空を飛んでいてお腹が空くと家畜などを襲うので討伐依頼とかがそこそこ有る動物なんだとか、大きさは3メートルほどで家畜なんかも掴んで飛びされるほどだそうです。
そして気になるお肉なんですが、大きさもさることながら肉質はそこそこ柔らかく人気のお肉なんだそうですよ。しかも繁殖力はそこそこ有るようで結構な頻度に狩りが行われこのお肉は大きな街とかだと割と庶民にも手が届くお肉なんだとか。
本日はそんなヴァルチャーのお肉を使って料理と行きましょう。
「で、いい匂いをさせているが卵と肉で何を作るんだ?」
「丼物の料理かな、切った野菜やお肉を出汁と解いた卵で包んでご飯に乗っける」
けど残念ながら今回は丼がないんだよね、仕方ないのでなるべく底の深いスープ皿を使ってお茶を濁しましょう。
「ほう、この間のチャーハンとはまた違う米料理か、それは楽しみだな」
「じゃあガルドパパ、サポートおねがいしますね」
「おう!」
ではガルドパパにはヴァルチャーの肉を一口大にカットしてもらっている間にこっちはちょっとギャロの千切りを少々用意しておきましょう、赤もあると彩りもいいですからね。
そして、フライパンに割下を入れて千切りにしたギャロをいれて茹でていきます。
「ヴァルチャーの肉はこれでいいのか?」
「うん、これで大丈夫だよ、それでお父さんには卵をわって中身をこっちの器の中に入れておいて」
「任されよう」
そして一口大に切れたお肉をギャロと一緒に煮ていきます。
それからお肉に火がある程度火が通ったらそこに千切りにしたオニタマを投入、そしてオニタマを煮ている間に卵をときましょうかね。
「出来たぞ、これでいいのか?」
「うん、バッチリ! 後はこれをといてっと」
そして、箸でちゃっちゃっとといていきます、そしてとき終わったらそれをフライパンの中へ。
中でいい感じで火の通った具材に溶き卵を流し込んで蓋をします。
「後は蒸焼きにして、完成だよ! ご飯をよそって蒸しあがりを待ちましょう」
「相変わらず見たこともない調理法だな、野菜や卵を一緒に焼く料理は見たことがあったが……、本当にその知識はどこからきてるんだか」
「まあそれに関しては……」
「すまん、無理には聞かんよ」
う~んどうしたもんか、話してしまったほうが楽っちゃ楽かもだけど……悩みどころだね。
「まあ、今はご飯を食べよ」
そしてそうこうしている間ご飯の準備も終わり、ヴェルグ兄様達も上がってきましたので晩ご飯です。 雰囲気の一つとして別のお皿で蓋をして雰囲気を出しましょう、蓋を開けた時の反応が楽しみです。
「ああ、腹の空くいい匂いが・・・」
なんだかお風呂あがりでスッキリしているのに微妙に疲れてそうなのはなんででしょうかね?ウィロウママはウィロウママですごく晴れやかな笑顔してらっしゃいますし。
まあそんな事は置いといてごはんですよ!ご☆は★ん!
全員席についたところで、実食と行きましょう!
「では、いただくとしよう」
ガルドパパが音頭をとって全員で
「「「「いただきま~す!」」」」
ちなみにこのいただきますはヴェルグ兄様がいた鳥人族に伝わる作法だそうです、地球の頂きますとおんなじ意味で作ってくれた人と食材に感謝を込めて言うそうですよ。
さて、蓋を開けた二人の反応はどうなるかな……。
「さて、一体どんなものを作ったのか……」
蓋をあけると辺り一帯に湯気が上がり、丼の中にあった匂いが一気に開放される。
割下の甘い香りがご鼻をくすぐり食欲を促す。
「……これは、予想以上だな」
ゴクリと言う音がした後からスプーンで卵とご飯を掬い口に含む、そこからは早かった、ガツガツと口の中へとどんどん運んでいく、その音は器の中にあった物が空になるまで続いた。
「うめぇぇぇ! なんだよこれ! 卵とオニタマ、それに細かく来られたギャロが卵でまとめられてご飯によく合う! それにこの甘辛い汁がご飯に絡んで合う合う!肉も味がしみててこれ単品でも行けるぜ!お代わり!」
一気に食べきってお代わり要求のヴェルグ兄様、そして隣にいるウィロウママは一口一口めっちゃ味わって食べてます。
スプーンを口にいれてなんだかジーンと味わっている感じです。マンガだったらバックにキラキラと目に星でも入ってそうなぐらいに……。
「作っているのを見ていて美味そうだとは思っていたがこれほどとは……」
ガルドパパもこの味には驚きのようです、やっぱ割下の威力はでかいですね。
「はいはい、お代わりはあるけどヴェルグ兄様はもうちょっと味わって食べてね、僕が食べる暇がなくなっちゃうから」
予想はしてたから多めに作ってはあるけど、多分追加で作らないと足りないかな?
「わかったって、次はちゃんと味わって食べるから、でもこれが美味いのがいけないんだぜ!これ求めて身体がもっとよこせって訴えてくるんだ! ってそう言えばこれはなんて料理なんだ?」
「親子丼って言う料理だよ」
「親子丼ね~、気に入った!」
そこからは、和気あいあいとした晩ご飯となったのでした。
明日の肉じゃがを食べたらはてさてどうなるのか……。
ちなみに追加で作ったのはもちろんなんだけど、10合以上用意しておいたご飯が空になったのは驚きでした……、恐ろしくは冒険者の胃袋かそれとも親子丼の魔力なのか……。
食べ終わった三人はすごく満足気に、そして幸せそうな顔をしながらお腹をさすっていました。
美味しいご飯は人を幸せにする物ですね! ただ、食べ過ぎはダメなんだろうけどね。
それでは続きはまた次回!
そういえばアルファポリスとか、ああ言うところにも登録した方がいいんでしょうかね?
最近バナーとかを見かけますけどトラブルとかあったりするんでしょうか?
ご意見あればよろしくお願いします!