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私の窓際。  作者: blackcat
1/8

第一話 〜妖精との出会い〜

主人公の名前は、瑠璃です。



桜の花びらが、ヒラヒラと舞い降りていく。


まるで、桜の妖精が降臨してきたように。


真ん中に大きな渦が出来た。


さながら、小さな竜巻が出来たように、桜の花びらがクルクルと舞い踊る。


私は、その様子を、呆然と見ていた。

窓枠に寄りかかり、頬杖をついて。

妖精が、本当に現れれば良いのにね……。

溜息を吐いて、小さな竜巻を見ていた。

小さな竜巻が起こるには、風と風がぶつからなきゃいけないらしい。

今日は、春一番の日だ。

こんな事が起こっても、さほど不思議では無かった。

私は、ロマンチックで良いと思う。

こんな現象。

尤も、花粉症の私を除いた家族は、良い迷惑らしい。

「妖精さん、来てくれるかな…?」

んなわけ、無いか。

「こらっ いつばで ばど あげてんだ。べいばくだ」

…なんて言ったか、分かる?

通訳するよ、あのね…

【こらっ いつまで まど あけてんだ。めいわくだ】

……だって。

全く、最初はふざけてるかと思ったよ。

鼻。詰まってるんだって。

苦しいらしいよ、花粉症。

みんなも気をつけよう。

っと、窓閉めなきゃ。

「って、何で私の部屋なのに、閉めなきゃいけないの?しかも、此所乙女の部屋よ!?」

私が、啖呵を切って兄を追い出そうとする。

押して、押して、押しまくるのが一番良いんだ!!

「じょうがでえだ、おばえど えあだげだぞ」

そう言って、鼻をすすって、出て行った。

…えぇーと、通訳、通訳…

【しょうがねえな、おまえの へやだけだぞ】

…だそうです。

あーあ。いちいち通訳、面倒くさいな。


…ねぇ、妖精さん。…私に…会いに来てくれない?

私はダメモト(駄目で元々ってヤツね)で呟く。

もちろん、心の中で。

〈呼んだのは、お前か?〉

同じく、心の中で響く声。

「あ、えぇ!?!?」


思いついて直ぐに、書いたので、可笑しいと思います…。

御了承ください。

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