第２８章：二人目の狩人
日々は、新しく、不安定な日常へと溶け込んでいった。シルヴィはクラブにおける絶え間ない、静かな存在だった。彼女は思慮深い質問をし、不気味なほど正確な提案をし、ゆっくりと、ほとんど知覚できないほどに、家具の一部となっていった。しかしリョウにとって、彼女は家具に偽装された地雷だった。すべての中立的な微笑み、すべての論理的な観察が、秒読みのように感じられた。
彼はこれまで以上にクロノリンクを見つめている自分に気づいた。その焦げた殻は彼を嘲笑っているようだった。それはこれらすべての原因であり、彼が蹴破ったドアだった。そして今、彼は廊下に閉じ込められ、シルヴィが出口を守っている。
その夜、深い落ち着きのなさが彼をクラブから駆り立てた。ミクラは眠っていた。彼女の信頼は彼の良心における重荷だった。彼には空気が必要だった。この螺旋状のパラドックスの一部ではない何か、何であれ、つながっていると感じる必要があった。
コンビニは平凡な日常の灯台だった。蛍光灯の光、冷凍庫の唸り、退屈したレジ係——それはより単純な人生からの儀式だった。彼は外の自動販売機から熱く苦いコーヒーの缶を買い、温もりが指を通して染み込むのを感じた。一瞬、彼はただそこに立った。静かな、ネオンに照らされた通りで、冷たい夜の空気を吸い込みながら。これはどの夜でもありえた。これは彼のタイムラインでありえた。
彼はコーヒーを一口飲み、戻るために振り向いた。
そして彼はそれを見た。
通りの向こう側、二つの建物の間の深い影に部分的に隠れて、もう一人の兵士が立っていた。
こちらはシルヴィとは違った。彼女の鎧が滑らかでほとんど有機的だったのに対し、こちらのは角張り、攻撃的で、残忍なほど機能的だった。それはより暗い、マットな灰色で、無数の戦いからのもののように傷つき、穴が開いていた。そしてヘルメット…それは滑らかなバイザーではなかった。それは厳格な、白い骸骨のような仮面で、目の穴はかすかな、悪意のある赤い光でぼんやり輝いていた。
その手袋をはめた手には、タブレットではなく、武器が握られていた。長く、邪悪なナイフ。その刃は金属ではなく、周囲の街灯の光を吸い込むように見える、凝固した、きらめく闇の破片だった。
それは完全に静止していた。そしてそれは直接彼を見つめていた。
リョウの血は氷に変わった。コーヒーの缶は感覚を失った指から滑り落ち、舗道に鈍い音を立てて当たり、熱い液体が彼の靴にかかった。彼はそれを感じなかった。
これは地図製作者ではなかった。これは航海者ではなかった。
これは狩人だった。
骸骨の仮面は表情を提供せず、思考や動機のヒントも与えなかった。それは純粋で、混じり気のない意志だった。メッセージは明確で、たった一つの、恐ろしい一瞥で伝えられた：お前が標的だ。
時間は引き伸ばされたように感じられた。一秒一秒が永遠だった。遠くの秋葉原の音——一台の車、近くの路地からの笑い声の爆発——は、彼の耳の中で押し殺された轟音に消えた。存在したのは、静かな、装甲をまとった人影と、それが握っている恐ろしいナイフだけだった。
彼の心臓は肋骨を打った。必死で、閉じ込められた小鳥のように。すべての本能が、逃げろ、隠れろ、理解できないかもしれない助けを叫べと叫んだ。しかし彼の足はその場に根を下ろし、彼が今まで知っていたどんなものよりも原始的な恐怖によって麻痺していた。
それから、ゆっくりとした、故意の動作で、兵士は空の手を上げ、単一の、装甲された指を直接リョウに向けて指さした。
その身振りは約束だった。死刑宣告だった。
トラックが通りの向こうをごう音とともに走り抜け、ヘッドライトが彼らの間の空間を掃引した。リョウはたじろぎ、突然の眩しさに対して目を強く閉じた。
トラックが通り過ぎ、彼の目が薄暗がりに再調整されたとき、建物の間の空間は空だった。
兵士は消えていた。
しかし、恐怖は残った。彼にまとわりつく衣のように。彼は震えながらそこに立ち、息は荒いあえぎとなり、こぼれたコーヒーは彼の足元に水たまりを作った。シルヴィは混沌を航行することについて話した。彼女は、それを航行している他のものもいることには決して言及しなかった。そしてそれらのいくつかは、分岐を地図化するためではなかった。
それらは、それを剪定するためにそこにいた。
