表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
能無しの烙印を押され、勇者パーティーを『追放』された俺が、実は『最強』だった『不浄』の力で、気づけば『英雄王』に成り上がっていた件  作者: 一 弓爾
セリュカン 病魔退治編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/77

第34話 病魔退治クエスト――ボス戦②

「クソッ……! このままだとまずい……!」


 ヒュドラズ=スワンプで魔物は対処できるだろう……。


 だが、ルクスハート達を巻き込んでしまう。


 それに、ハイパーアブゾーブをやめる訳にもいかない……。



 ……いや、この方法なら可能か……。


 賭けになってしまうが、この状況を打開するにはコレしかない……!


「ルクスハート! セラ! 上に逃げることはできるか……?」


 俺はセラのセラファーンの力を確かめるために、尋ねる。


「上ですか⁉」


 ルクスハートは驚嘆している。


「セラならできるよ!」


 セラが声を張る。


「セラ、頼む……!」


 俺は短く言葉にする。


「うん! 《セラファーン(セラファーンズ=)の加護(ブレシング)》! ルクスお姉ちゃん! 思い切り跳んで!」


 セラがルクスハートの肩にしがみつき、叫ぶ。


「何だか身体が軽くなった⁉ いくよ? セラちゃん!」


 ルクスハートは、セラに手を添えながら跳び上がる。


 すると、ルクスハート達は、地上から上空へと消えていった。



「よしっ……! 《ヒュドラズ=スワンプ》……!」


 俺はまず、襲い掛かってくる魔物達を毒沼へと沈める。


「グガァァアア……」という声と共に魔物達は溶け去っていく。


 だが、ヒュドラズ=スワンプの発動のために、一時的にハイパーアブゾーブをやめた途端に、身体中がリモルビスの病に侵される……。


 俺の体色が緑色に変わっていく。


「ぐっ……。流石にこの距離で穢れをもらうと、すごいスピードで病が進行するな……。だが、《ヒュドラズ=スワンプ》を使ったから、不浄宮に『空き』ができてんだよ! その分で穢れを吸収する……!」


 俺は穢れを高速で吸収していく。


 しかし、吸収速度を上回る速度で病は俺をむしばんでいく……。


「嘘だろ……。想定以上だ……。でも、負けられない……! 一か八かだ……! 《呪詛抵抗カースレジスト》!」


 俺は自分に呪いをかける。本来なら不浄宮の自動発動で無効化されるが、現在はリモルビスの病に侵されている。


 結果、俺の身体の中に〝リモルビスの病〟と〝ネザディの呪い〟そして〝俺の不浄宮〟が存在することになる。


 三者が己の使命をまっとうするように、喰い合う状況となる。


「ぬぐぅぅぅ……」


 身体の中で起こる様々な反応に、俺は何とか耐える。


「人間……! とんでもない方法で我が病を克服しようとしているな……!」


 今まで抑揚よくようのなかった、リモルビスが初めて驚いたような声を出す。


「ははは……! 身体中痛ぇよ……。でも、慣れてきたぜ……。病魔リモルビス。お前の病にな……!」


 俺は高笑いしながら、叫ぶ。


 俺の体色は緑、黒、肌色と何度も、まだらに入れ替わる。


 ――そして、俺の体色は一定になる。


 そう、肌色に戻ったのだ。


「克服したぞ……! リモルビス……! 無茶苦茶な不浄宮の使い方をしたから、空きスペースもできた……。あとは、お前を吸収して終わりだ……!」


 俺はリモルビスに手を伸ばす。


 しかし、強固なシールドに弾き飛ばされる。


「何……⁉」


 俺は驚嘆を漏らす。


「病魔は病を撒くだけではない。シールドで我が身を守ることもできる。人間……お前はもう体力がないだろう? このまま離脱させてもらうぞ……!」


 リモルビスは高速で森の入り口に向かい、飛んでいく。


「待て……! クソっ……。すぐに動けない……!」


 俺は身体にかかった負荷の反動で、地面に膝をつく。


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「今後どうなるの!!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ