表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/15

任務前夜

 ゴルザンとラークが組んでから、もう七年近くが経っていた。


 最初の一年は、ほぼ常にバディとして動いていた。

 ゴルザンがB級に昇格し、「お守り期間終了」と揶揄されてからは、互いに別のパーティやソロ任務もこなすようになった。


 それでも、何度も同じ戦場を並んで駆けた。

 ともにA級へ上がり、大規模任務では小隊を任されることもあった。


 最近は、以前ほど頻繁には組まなくなり、

 それぞれの隊で指揮を執ることも増え、二人で動く任務は、少し特別なものになっていた。


 ──だからこそ、この護送任務は久々だった。


 久々で、そして──最後になった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ