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番外編『最強』

いつもありがとうございます。

初めての方これからよろしくお願い致します。

今回は本作品内で最強(と称されている)クロノスに焦点を当てて書かせて頂きます。


───安定歴1765年、その男は生まれた。


生まれてすぐに両親に孤児院の前に捨てられる。

そこには籠の中に白髪虹色瞳の赤子と「クロノス」と記された布だけが入っていた。その赤子は孤児院で育てられることになる。



───10年後、クロノス10歳

サラサラとした白髪のこの男はこの頃既に絵本で見た勇者に強い憧れを抱いていた。孤児院でも1番と言えるほどの身体能力を持つ。

そして彼には同い年の親友が3人いた。


───パトロヌス

この黒髪で無造作な髪型の男はほか3人からパトロンと呼ばれている。

口は悪いが仲間思い。クロノスと並ぶ身体能力を持つ。


───アレス

この茶髪で短髪の男はおおよそ同い年の他の子とはかけ離れた恵まれた肉体を持っている。力が強く温情だが大雑把。


───へカティア

藍色で長髪のこの女は聡明でこの年齢で魔術を扱えるほどだ。他に類を見ない天才。また魔力とは異なる聖力を持ち、神子や天使と呼ばれることもある。




「それでさ、僕たちで勇者パーティーを結成しようよ!」


「結成つってもよぉ、今の時代魔王がいねぇから倒すもんねぇじゃん」



「魔王がいなくても作ればいいだろう。魔王以外にも倒せるものはある。」


「それだったら勇者じゃなくて冒険者パーティーでいいんじゃないかしら?」


「やーだ!勇者じゃなきゃやだ!!」


「わあったよ、それでパーティーの役割はどうすんだ?」


「えーっとね、僕が回復役ヒーラー攻撃役(アタッカー)ね」


「ヒーラーが前衛でいいのだろうか?」


「いいんじゃないかしら?クロノスは運動得意だし」


「それで、パトロンが特攻隊長!」


「てめぇ……まぁ俺に合ってるからいいか」


「アレスが盾役タンク


「いいだろう。俺にふさわしい。」


「へカティアは後衛で魔術師!」


「あんた、分かってるじゃない。」


「今日は孤児院から抜け出して山に遊びに行こうよ!」


「おもしれぇ、いいぜ」


「俺は皆についていく。」


「まぁ鐘が鳴るまでに帰ってくればいいわね。」


「もし僕がはぐれたらみんなは先に帰ってて。なんか…そうなる気がする。でも次の日には帰るよ。僕は大丈夫だから!」


「クロノスのいつもの勘だな!わあったそうする。絶対帰ってこいよ!」


「ありがとう」


クロノスがわがままを言うのはいつもの事で他の3人はそれを聞くのが日常となっていた。



──山の中、夕方


「やっぱ、クロノスのやつ見つかんねぇな」


「そうだな。まあ本人も言っていたことだ。」


「もうすぐ帰らないと怒られるわ。」


「そんな怒んねぇだろ。たぶんクロノスがいなくてもあの大人たち気づかねぇぞ?この前飢えて死んだやつがいても処理するだけで気にしてなかったろ?」


「まぁそうね。でも山の中はいつ魔物が出るか分からないし帰りましょう。クロノスも大丈夫と言っていたし。」


「そうだな。俺達は彼の言葉を信じよう。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クロノス視点


やっぱりみんなとはぐれちゃった。

僕の勘は絶対当たるんだよなぁ。


ん?なんだあれ。


少し開けた場所に光が差して幻想的な風景が広がり、その中心に紫色を主体とした鮮やかなドレスを着た小さな女の子が倒れている。

紫の髪色でサラサラの長い髪。綺麗だ。魔族なのかな?

僕はその子にゆっくり近づいて─


「大丈夫?」


「う、うぅーん」


女の子は上体を起こして目を擦っている。


──パチ、パチ


女の子が目を開いてこちらを向いた。




──!?


僕はこの瞬間、心を奪われたんだ。初恋だ。

整った顔立ち、大きな目、長いまつ毛。

絵本で見てきたお姫様そのものだった。

瞳は透明感のある紫色で綺麗だった。

魔族なんだろう。でもそんなのどうでもよかった。


「あ、あの!」


───じーー。


女の子はこちらをじっと見てる。


そして女の子は頬を赤らめ、両手で髪を持ち頬に当てて隠そうとしている。


思えばこの時お互いに一目惚れだったのだろう。


「な、なに?」


僕は緊張しながら─


「ぼ、僕はクロノス……クロノスって言います!」


「は!……は、はい。」


女の子を驚かせてしまった。


「君の名前は?」


「………ベルフラワー……ベルフラワー・リインカーネーション…」


「可愛い名前だね!えっと、ベルフラワー…ベルって呼ぶね!」


「う、うん…よろしくね。クロノスくん。」


「うん、よろしくね!ベル!」


「ベルはどうしてここに?」


「えっとね、お城にいるのが嫌になってずーーっと逃げてきたの。」


お城に住んでるんだ。


「ベルはお姫様なんだね!」


「えっと、ちょっとだけ違うけど…そうだよ」


本当にお姫様なんだ。


「すごいなぁ。」


「全然すごくないよ。ずっとお城にいるのつまんないもん。」


「じゃあ僕と遊ぼうよ!」


「え?」


その後は影踏みをしたり、可愛い動物を見て触れ合ったり、丸太をひっくり返して芋虫を見つけて気持ち悪がったりと色んなことをして遊んだ。


──シュン


「お嬢様やっと見つけましたよ。お迎えに上がりました。さぁ───人間……の子供?」


執事みたいな格好の背が高くスラっとした人が突然現れた。

オールバックで細目…髪色と瞳は紫色。


「ふーん。なるほど。さぁ、お嬢様帰りましょうか。」


執事はベルの僕を見る顔を見て何かをするのを辞めたようだ。いや、僕を始末するのを辞めたのか。


「なんで……やだ!帰りたくない!!」


ベルは駄々をこねている。

僕はベルに近づいて頭を撫でながら─


「僕が勇者になって君を迎えに行くから。それまで待ってて。」


ベルは大人しくなって─


「………ぜったい?」


「絶対!!絶対に勇者はお姫様を迎えに行くんだよ」


僕は笑顔でそう答えた。


「まってるから!!」


──にこっ


ベルも最高に可愛い笑顔を返してくれた。


「勇者ですか……くふ……少年、楽しみにしていますよ。」


最後に執事は悪い笑顔をこちらに向けてベルとともに消えた。



──5年後、クロノス15歳


孤児院が魔王軍に襲われた。


「きゃーーーー」


「騎士団は!?」


「王都の、王や貴族が住んでいるところだけを守ってるそうだ!!」


「なんだよ!!くそっ!!こいつら置いて俺らだけでも逃げるぞ!!」


孤児院の大人たちはそう言いながら逃げようとした───が、


「ぐぁぁぁぁぁ」


「嫌だ、やめろやめろやめ─うぁぁぁぁ」


「きゃーー、私だけでも助───」


逃げ場などなかった。ここは王都から少し離れた村の孤児院。助かる術など──


「みんな!集まって!!僕らで倒さないと!!」


僕ら自称勇者パーティーが集まる。みんな成長して僕は高身長になってた。


「たりめぇだ。」


「任せろ」


「任せなさい!」


「たぶんあの斧持ちの影を操って指示を出してるデカいのがリーダーだ。あいつが指揮を執ってる。あいつを倒せば──」


「わあってるよ」


みんなが頷く。僕の考えてる事は言わなくてもみんな分かってるようだ。


「行こう!」


──ダッ


僕らは一斉にリーダー魔族に走り出す。


「なんだ貴様ら!」


気づかれた。


「ふん!!」


アレスが遠距離で殴りリーダー魔族にダメージを与える。アレスの能力は「無視」だ。防御以外にも距離も無視できる。


「ぐわぁ!」


「衝撃継続魔術!」


ヘスティアは何も見ずに術式を書かずに魔術を使える。まさに天才だ。ヘスティアの魔術でアレスの攻撃によるダメージ常に与えた状態になる。


「なんだこれは!!調子に乗るなよガキ共があぁぁぁ!!」


「こっちこっち!!」


──ぶんっぶんっ


僕は回復の能力と未来予知の能力が目覚めていた。

未来予知を使ってリーダー魔族の振る斧を全て避ける。その隙に──


「じゃあな!!クソデブ魔族」


「な!?」


──ダダダダダダダダダダダ!!


パトロンが拳を連打する。パトロンは能力に目覚めてないけど天性の身体能力と魔力出力でそれを補っている。



──びちゃびちゃ


リーダー魔族の血が周りに飛び散る。


「はは!!まだまだ」


──ドチュドチュドチュドチュドチュドチュ!!


パトロンはリーダー魔族の上半身が原型が無くなるまで殴り続けた。そして塵になり消えた。



「はぁはぁ」


「僕ら結構やれるじゃん!」


「そうだな」


「そうね」


「んじゃ、残りの統率を失った魔族も──」


「おい、待ってくれみんな──」


パトロンが震えた声で言う。


「どうしたの?」


「見てくれ」


──ゾゾゾゾ


パトロンの影が刃の形になってパトロンの足元から生えている。


「これって──」


「俺!能力使えるようになった!!……うぅ、ぐす」


パトロンは嬉しさのあまり泣いている。

パトロンの能力は殺した者の能力を使えるというものだった。


「おめでとうパトロン!!」


みんなでパトロンを褒めてその後残りの魔族も倒した。孤児院の人も村の人たちもたくさん亡くなったけど生き残った人達は僕らを褒めたたえてくれた。


そしてその後は国王に招集されて勇者パーティーに認定された。別に資金をくれるとかはなかった。


僕らは孤児院に残ってたお金を使って装備を整えて魔王討伐に向けて旅に出た。多くの村を助けてお金や装備を貰って、生活していた。そしてある村で──



「お前らが勇者パーティーか。俺は五大魔導兵器グラディウス……まあ魔王の幹部の1人。ソーディーだ。」


紫のボサボサの長髪で鎧を着て禍々しい剣を握っている。後ろには魔王軍の兵がいる。

魔王の幹部……ようやくここまでたどり着けたんだ。


「ごめんけど幹部とか関係ないよ?」


「ああ、ぶっ殺せば一緒なんだよ!」


「舐めた口を……お前らは下がってろ……万全の状態の勇者パーティーを俺が殺す」


ソーディーは他の兵を後ろに下げた。



「ふん!!」


アレスが奇襲を仕掛ける。


──バギーーン


ソーディーの鎧が砕ける。


「へへ、想像以上だぜ勇者パーティー!!」


その隙に僕とパトロンが近づき──


僕は剣でパトロンは腕に影を巻いて攻撃する。



──ドゴン!


パトロンの攻撃はソーディーの脇腹に当たるが──


──スパン


は!?


僕の剣はソーディーの剣に当たって──



刃が斬られた!?


──ザッ


僕とパトロンは後ろに跳び距離を取った。


「ハッハッハ!!これが魔王様に与えられた切断の能力……それを俺が『絶対切断』に育てたのだ!!」


「絶対切断……」


「どうだ!?絶望したか!?」


「いーや全然!!当たんなきゃいいんでしょ?」


「よゆーだぜ!」


「ヘスティア、頼むぞ」


アレスがヘスティアを促す。


「任せなさい。衝撃継続魔術、衝撃再現魔術!!」


「ふん!!」


──ドドドドドドド


アレスが遠距離で殴り続けヘスティアがそれを再現でもう一度ダメージを与え継続的にダメージを与え続ける。



「かはっ」


さらにパトロンが影の刃で僕が近づき拳で連打する。



──ドダドダドダドダドダドダドダドダドダドダ


いける!いけるぞ!!このパーティーなら魔王だって!


──ん?なんだこの予知は!?この男が両手を広げて、


「みんな避け──」



──ズバーーーン


僕はなんとか予知で避けれたがみんなは!?

後ろのみんなの方を向く。


──ああ。ああああああああ!!



みんな倒れて……体が切断されて……誰も喋らない……みんな……。


「くはははは!!お前らのおかげで俺の能力はさらに進化したぞ!!飛ばした斬撃にも絶対切断を付与できた!!俺の能力は完成されたぞ!!」


いやだ。みんな!!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ─


「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


僕は膝をつき叫んだ。じゃないと頭がおかしくなりそうで。全部がゆっくりに見える。止まって見えるほどの刹那。



──いや、止まってる。時間が止まってる。僕は立ち上がる。なんだ?


僕はパトロンに触れて能力を発動しようとする。治らない。発動しない。つまりこの止まった時間は僕の能力?


ああそうか。未来予知と回復じゃなかったんだ。回復じゃなくて巻き戻してたんだ。じゃあ僕の能力は─



──時間操作


僕は止まった時間の中で──



ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドチュドチュドチュドチュドチュドチュ


ソーディーを血液だけになるまで殴り続けた。後ろにいる兵も殺した。




「うーーん。あれ!?魔族は?」


パトロンが目を覚ました。僕らは焚き火を囲っていた。


「あらパトロン目を覚ましたのね。あの場にいた魔族は全員クロノスが殺ったそうよ。」


「は!?どうやって!?」


「能力が覚醒したらしいぞ。」


「うん。みんなが死んじゃってそれを拒もうとしたら時間が止まって──」


「そうか。その……ありがとな。クロノスがやってくれないと俺らは……」


「さ!今日休んだら明日からまた頑張ろ!!」


「ああ!たりまぇだ!!」


その後僕はほかの村で最高にかっこいい大剣を手に入れた。

そして僕らは残りの五大魔導兵器グラディウスも倒していきほとんどの魔王軍が侵略することはほとんど無くなった。

五大魔導兵器グラディウスは魔王に能力を与えられその能力を成長させるらしい。そして死んだら魔王に返還されて魔王は強化されるらしい。魔王が能力を成長させればいいと思ったけど魔王は別に何十年も生きて綿密な計画を立てて侵略させてるわけじゃなく、魔王の権能で効率良く強くなるために力を与えてるらしい。最初に魔王を倒すのが1番いいけどそれを五大魔導兵器グラディウスな阻まれるからほぼ不可能っぽい。




───そして僕らは今魔王城、玉座の間に入った。


「くふ、本当に勇者になって来るとは……」


玉座の隣に立っているのは5年前に会った執事の魔族だ。


──て、ことは─


─シュン


執事が僕の隣に瞬間移動し、耳元で囁く。


「ですが、お仲間は私がお預かりしますね。勇者と魔王なのか勇者と姫なのか楽しみですね。」



──シュン


僕と魔王以外執事と共に消えた。別の場所で戦うのだろう。


「クロノスくん……なんで……」


ベルは僕がここにいるのに驚いている。


「ベル!!なんでこんなことしたんだ!!」


僕はベルに叫ぶ。ベルはあの頃から全く変わらない姿だ。


「だって!!こうするしかなかったの!!私は魔王に生まれたから!!………こうしないと…って……人間を殺さないと……って……」


ベルは涙を流し始めた。


「意味が分かんないよ!!あの時僕を殺さなかったじゃん!!」


僕も目に涙が浮かび始める。


「あの時は……自分が何者かもわかんなくて………でも、あの後…魔族が色んなところで人間に迫害されてるって……殺されてるって……知って……私がやんないとって……魔王に生まれた私が……」


事実だ。魔族は人間に迫害されていて無実な魔族が殺されることもよくある。おそらく伝承や絵本の影響が大きい。魔族は悪者にされるのだ。


「だからって!!全く関係の無い村や国を滅ぼして!!たくさんの人の!!大切な人が奪われたんだよ……」


「そう……だね……わたし……私!!……なにやってたんだろう……」


ベルが下を向いて両手で顔を押さえて泣いている。


「私に能力が還ってくるとき記憶も流れてくるの……命乞いをする親子……なにもしてないおばあちゃん……そんなの構わず殺してる映像が流れるの……もういやだ!……私が望んだ世界はこんなのじゃないの……クロノスくんと遊んだときみたいに……みんなが楽しく笑える世界にしたかったの!!」


「そうだね。そんな世界に僕もしたい。ベル……君は……やりすぎたんだよ………やりすぎだよぉ……」


僕も涙が零れてくる。


「クロノスくん……私を殺して……勇者は魔王を殺さないと!」


ベルは笑顔で両手を広げて待っている。


「う、うぅ」


──にっ


僕も泣きながら笑顔を返す。そして─


──ダッ


僕はベルの方に跳び─


───グサッ


大剣を胸に刺した。

これでいい……これでいいんだ。


「うん……それでいいんだよぉ……」


ベルは微笑んでいる。


「ベル……勇者は魔王を殺さないとじゃないよ……勇者はお姫様を迎えに行くんだよ…」


「ふふ、そうだったね」


「もし…もし君が生まれ変わったら……僕は君を迎えに行く。」


「………ぜったい?」


「絶対!!」


「ふふ……まってるから………あと─」


ベルは僕の大剣に両手で触れた。


「それでも……私はクロノスくんの傍にいたい……」


ベルは権能で大剣に能力を付与した。


「うん。今度はずっと傍にいよう。」


「うん!」


──にこっ


最期に最高に可愛い笑顔を僕に向けてくれた。


そしてベルは塵になって消えた。


──シュン


その後執事を倒したみんなが戻ってきた。


「ねぇ、みんな、魔王生き返らせていいかな?」


「はぁ?ダメに決まってんだろ!」


「冗談だって」


「それよりてめぇこっちはキツかったぞ!」


「僕だって魔王1人で相手してたんだよー?」


「そりゃそうだな……」


「うふふ」


「はは」


そんな感じで僕らの魔王軍討伐は終わった。



その後、僕らはみんなが楽しく笑える世界を作れるよう…まずは国から!ということで国王を失脚させ、僕が国王となり、パトロンは僕の手を汚さないように気を使って貴族を皆殺しにしてくれた。そしてみんなが楽しく笑える国を作れるよう頑張ってる。


僕は自分に流れる時間を10歳で止めて不老になった。

もちろん姿はベルと初めて会った時の姿だ。

王宮に入ったら外の時間が遅くなる修行部屋も作ってうん百年分の修行をして魔力量も出力も操作も能力も体術も剣術も極めた。


パトロンは迫害されてた吸血鬼の女の子を助けて恋して「人間の寿命じゃこいつを1人にしちまう」って言って噛まれて吸血鬼になってた。実質不老だ。


アレスとヘスティアは結婚して子供も産んで僕の王宮に仕えてもらってる。2人は人間だからもう亡くなっていないけど最期まで幸せそうな家族だった。

ちなみにソロネは2人の系譜だ。


──そして現在


レイシくんが僕の開いた武闘大会に優勝した。

この子は僕の予想を上回る速度で成長してる。

大会中に見た技を再現した。これは才能もあるけど僕の提案した能力常時発動の効果もあるね。

僕の勘は当たってた。

彼の能力は「物質の生成」なんかではなかった。

もっと異質。「想像の具現化」ってとこかな。ここから覚醒することも考えたらもっと──

うん。この子なら魔王も倒せるくらいになるだろうね。


──リインカーネーションは輪廻を繰り返す一族


待っててベル。君の傍にいれるなら僕は──




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