10歳になった、旅立ちの時
10歳になった。。。
10歳の誕生日に、 母、長兄、兄嫁、俺、弟、妹、奴隷2名(ホルス、カイナム)、で豪華とはいかないが、それなりにご馳走が振る舞われた。
次男から四男、姉2人は、もう独立して、この家を出ている。
明日の朝、俺もこの家から出て行く事になる。
母から、「選別だよ」と言われて。
50万円(小金貨4枚と大銀貨9枚、小銀貨10枚)。
スクロール7枚(アイテムボックスlevel 3【30㎥】、火魔法初級、水魔法初級、格闘術中級、回復術中級、従魔術【テイム】、身体強化中級。)。
四畳半程の小屋。
梟一羽、スケルトンソルジャー2体、スケルトンドック2匹、スライム1匹。
を貰う。
家族の見てる前で、スクロールを使う。
俺の身体が光り、スキル(力)が入ってくるのが分かる。
母が言う。「 使い方は、解るだろ、スキルが教えてくれる。」
母「さぁ、モンスターをテイムして、アイテムボックスに収納しな。アンデットの従魔だけはアイテムボックスに入れる事ができるからね、ゾンビとグールは臭いから入れたく無いけどね。フフ」と笑う母。
俺「はい」とうなづく。
スケルトン×4をテイムする、どうやら名付けが必要らしい。
スケルトンソルジャーには、【ケイビヘイA】【ケイビヘイB】と名付ける。
スケルトンドッグには、【バンケンA】【バンケンB】
と名付けて、アイテムボックスに収納した。
梟は、【トト】と名付け、スライムは、【サン】と名付けるとトトは右肩に乗り、サンはピョンピョンと飛び跳ねて左肩に乗った。
母 「この小屋は、ホルスとカイナムからだよ、ベッドとタンス、机も作り付けらしい。キャンピングカーの中みたいに作られている。アイテムボックスに入れて置いて、野営の時とかに使いな。中の寝具類と衣類は、兄嫁のメアリーが縫ってくれたんだよ。」
俺。「ありがとうございます、大事に使わせてもらいます。」
母。 「50万円は、街へ行ったら、女の奴隷でも買いな、剣術、魔法、回復、料理のスキルでも与えてな!。料理のスキルは、高い程美味しいものが食えるぞ。」
母。「冒険者か探索士にでもなり、金をためな、それでスクロールや従魔を買って、力を付けな。」
俺、 「はい、かあさん。」
母。 「明日は、早めに出な!隣町迄は、3日程かかるからな!」
俺。「おやすみなさい」
皆。 「「「おやすみ」」」
俺は、早々とベッドに入った。