問8:対軍に対する勝利方法は?
作:質問!今よりいい結果が欲しいですどうすればいいですか?
スター:作者、あなたには絶対無理です。諦めてください。
艇夏:いや、問題は?
「ハッハハハハハハ!逃げろ逃げろ我々を楽しませてくれたまえ下等種族諸君!ハハハハハッ!」
「ヒャッハー!!隊長もうから初めて良いっすか〜?もう我慢出来ませんよ〜!」
「何だあいつらは?典型的なクズじゃないか」
「あいつら!俺たちの集落を潰す気か!」
「まあ待て。下等種族諸君に朗報だ!我々も鬼じゃない。こちら側の要求を飲むならここにいる全員を生かしておいでやろうじゃないか!さあどうする!」
少しばかり様子を見るつもりだったが、どうするか。こちら側に捜査の手は来ていない。そして、アイツらは、プリンの身柄が目的なら……
「おい。作戦がある。もしかしたら、何とかなるぞ。どうする?」
「ホントか!俺は何をすれば良い!」
「顔が近いんだよ!とりあえず、ここはプリンの演技力にかかっている。まず、作戦内容だが2パターンある。1つ目は、プリンが捕まりアイツらが約束を守って帰った後をついて行くのが1つ目だ。2つ目は、プリンが捕まった後のアイツらが約束を破ってドワーフ達の皆殺しを阻止するのが2つ目だ」
「おい!作戦じゃないだろ!全部アイツらの行動次第じゃないか!そんなこと大事な妹にさせるわけないだろ!馬鹿なのか!」
「今は、これが一番安全何だ。仕方ないだろ。それとも他に何かあるのか?」
「そんなのアイツら全員倒せば良いだけだろ!俺らドワーフを舐めるな!」
「残念ながら相手は軍隊だ。お前らで勝てるわけがないだろ。ちゃんと考えろ」
「何だと?なら、プリンを見捨てろと言うのか!!」
「別に見捨てろとは、言ってない。それに、アイツらが約束を守れば他の姫達の居場所が分かるメリットがある」
「アイツらが、約束を守る奴にみえるか?見えないだろ!」
「わかってる。だが、守った場合の話をしているだけだ。ここでのメリットがもう一つある。それは、俺たちの存在が相手にバレることだ」
「それの何がメリット何だ!」
「俺は人間だ。人間が他種族に味方していると言う事実が、相手には、プレッシャーになる。」
「マスター準備完了しました。いつでも起動出来ます」
「分かった。プリン覚悟はいいな」
「わ、わかりました。自分頑張ります!この集落のために!」
「いや、もう少し待て。誰か殺されそうになるまで待つんだ」
「な、そんなことしたらみんなが…」
「お、俺知ってます。教えるので他の奴らを見逃してください!」
やっぱりいたか。普通仲間を思いやるなら教えないだろ。どんな種族だろうと抗う意思は、下になると無くなるんだな。
「今だ。俺たちを信じろ。それと、この腕輪を付けとけ。それが、お前の命綱だ。スター武器を構えろ」
「了解です。マスター。あなたの剣として、あなたの目的を遂行します」
これで、準備は完了した。あとは、待つだけ。
「待ってください。自分が目的なんですよね。なら、他の人達には、手を出さないでください」
「おお、これはこれはもしかしてずっと聴いてましたか?五大英雄姫の近衛騎士殿?」
「約束守ってくださいよ。」
「はい、もちろんですよ。おい、アレを捕らえろ!」
「了解です隊長!おい、こっち来い!下等種族風情が手間かけさせやがって!!」
「さあて、じゃあ危険物も捕獲したし。狩りの始まりだ!!!この集落にいる下等種族全員奴隷にしろ!!」
「なっ!?手を出さない約束じゃ!?」
「手を出さない〜?私は、生かして置いてやると、言ったんですよ。誰も奴隷にしないなど言った覚えはないんだよ〜!」
「嫌だ!奴隷になんかなりたくない!!」
「ウルセェなぁ!下等種族は、人間様に従ってれば良いんだよ!」
―――――1時間後―――――
「おい!全員捕まったじゃないか!どうするんだよ!何とか言えよ!」
「お前も一旦捕まっとけ。後で時間が掛かっても仕方ないんだ」
「ハァ?おい、何を考えてんのか喋れよ!」
「奇襲」
ドンッ!!
(なっ!あの人間裏切ったのか!くそっ人間なんか信用するんじゃなかった!)
「なんだ〜?まだ居たのか?まぁ、これで最後だろ」
「くそっ!離せよ!」
「マスター大丈夫なんですか?後で恨まれても知りませんよ?」
(マスターは、私よりも人の心を持ち合わせないのに、メンタルが弱いから少し心配ですね。もしもの時は、私が支えないと)
「準備は、できた後は時間が来るまで待機だ」
ここさえ、乗り切れば終わりだ。後少し、……………
長々と喋りやがって人の偉大さとかどうでも良いんだよ。早くしろよ!
「さてそろそろ始めるかな。さて、奴隷諸君よーく見てるんだよ。これが君らの希望の最後だ!!ハハハハハハハハハハッ!!!」
ザンッ!!!!
『重い斬撃音それは、誰が聞いても今しがた希望が死んだと分かるだろう。これこそ悪夢の象徴と言えるだろう。』
「何だこの音は!!どこに居る出てこい!!」
「出てこい?目の前にいるだろ。それとも何か?目の前には死体しかないとでも?」
「なっ!誰だ貴様は!どう言うことだ私が殺したのは、下等種族の筈だ!!」
「そんな些細な事どうでもいい。やれスター」
「はい。マスター。[暴氷の剣]変えなさい《荒れ狂う氷の世界》へ」
「なあっ!!どど、どう言う事だ私の隊が全滅?馬鹿な!あり得ないそんな訳が!」
「な、何が起こったんですか!?それよりも自分は死んだ筈じゃ!」
「おい。プリンさっさとドワーフの首輪外してやれ。俺は、このゴミを片付ける」
「は、ふざけるな!貴様よく見れば人間だろ何故下等種族なんかに、力を貸す!教皇が怖くないのか!」
「俺が、弱いちっぽけな俺以外の人間に、恐怖する訳無いだろ。お前の目の前にいるのは、人間性を捨てた怪物だぞ。まぁもう死ぬし関係ないな」
「ま、待ってくれ死にたくn」
「知るか」
グシャッ
やっと終わったこれで、スカイダイビングのこと集中できるな
艇夏:次回最終回!お楽しみに
作:早いよ!一章終わるだけだから
スター:次回問8:対軍に対する勝利方法は?