問7:今よりもっといい結果を得るには?
作:問題!問7親子又は兄弟の見分け方は?
艇夏:DNA鑑定ですぐ分かる
作:作れんの?異世界で?
スター:マスターなら余裕です!
作:そ、そうですか…
「今から大体5年くらい前の話だ。その時は、まだ他の種族を排他するようなこともなく平和だったんだ。人間もエルフも獣人や魔族、そして俺たちドワーフ。それぞれが互いに欠点を補って平和に暮らしてたんだ」
「だが、お前の人間嫌いを見た感じ魔王でも生まれたか?そのせいで、人間が他の種族を排他し始めたのか?」
「いや、むしろ問題があったのは、人間の方だった。あいつらは密かに俺たち他種族を奴隷にしようと企んでいた。むしろ魔王は俺たちを助けてくれたんだ。」
「なら、どうして貴方達はここにいるんですか?魔王の近くにいた方が安全性は高いですよね?」
「人間どもが、勇者の召喚に成功したんだ。あいつらは元から勇者を召喚する為に俺たち他種族を排他して、勇者を召喚して魔族領を占領してから勇者を元の世界へ返してそこから、人間至上主義を目指すつもりだったらしい」
「失敗でもしたか?成功したならとっくにここも滅んでんだろ」
「正確には、全種族の姫が結託して人間の国を再起不能にまで追いやったんだ」
「この世界の姫は、そんなに強いのか?」
「正確には、強いんじゃないんだ。ただ人間のクーデターに俺たちも力を貸しただけ。そして、一時的だが人間側の王がその人間の姫になったんだ」
「ならどうしていま、人間を嫌う必要があるのですか?」
「あの、そこからは自分が説明します。自分の方が詳しいので」
「詳しい?どうしてそこから変わるんだ?」
「自分がドワーフの姫の護衛をしてたからですだからです」
「ウソだろ!その見た目で!どちらかと言えばマスコットだろ!」
「マスコット?ま、まあいいです。説明しますね。結論から言えば、新しい国の建国が外因です。その国は、他種族の排他が前よりも遥かに酷く、以前クーデターを起こした人たち含め、全部の国の人達が洗脳されたからです」
「人間技じゃそんなこと不可能だろ。流石にあり得なくないか?」
「それが起きたから、ここは人間を嫌ってるんです。そのせいで何人他種族が奴隷になったか!」
「でも姫様達で何とか出来るだろ?」
「あいつらは、自分の国や忠誠を誓った国の人間以外全員奴隷にしたんです。そして、その結果人間側の姫が呪いによって目を覚さない状況にあるんです」
「どうして殺されてないんだ?普通殺すだろ?また、歯向かわれたらどうするつもりなんだ?」
「それが、向こう側の狙いだったんです。あいつらは人間側の姫を人質に他種族の姫に裏で手紙を出してたんです。友達を殺されたくなければ、って」
「酷い話ですね。どうします?マスター」
「どうして俺に聞くんだ?」
だが、なるほどな、おそらく魔王は生きていて人間側も手は出せない状況、そこから推測するに、武器の強さによる一方的な蹂躙それが狙いってところか?だが、そうした場合ドワーフを攫ってしまわないのは何故だ?他の狙いがあるのか?ここで友好関係を築けたら後が楽になる。出来れば助けたい。なにか………
「マスター。答えはでましたか?私、個人の意見としては、助けてあげたいのですが。」
「わかってるだが、相手の目的がわからない以上無駄に敵を増やしたく無い。わかるな?」
何か、何か俺たちは安全に友好的な関係を築ける手段…
「そ、そこまでしなくていいですよ!これは、私たちの問題ですから!」
「わかったぞ!!相手の目的が!!」
「やっとですか?マスt」
『ウワァァァァァァァ!!!人間が攻めてきたぞぉぉぉ!!!』
艇夏:次回今よりもっといい結果を得るには?
スター:勝手にやって良いんですか?
作:いやぁ待たせてごめん…ってもう終わってる!