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Twitter 2

 なろう作家のTwitterの使い方について。

 

 基本的なところとしては、まずプロフィールや固定ツイートでマイページ、代表作品にとべるようにしておくのは重要だと思いますね。

 書いてることを知られたくない! Twitterとなろうは別! というなら話は別ではありますが。そうでなく、普通に読まれたいなぁと願うならば、です。

 たとえば、Twitterでその人がなろうで書いてると知り、興味をもって作品を読もうと思った時にマイページも何もなかったら。すると、その作者名をわざわざなろうのユーザー検索などにかけなければならなくなります。いや、Yahoo!やGoogleの検索エンジンでも「小説家になろう ユーザー名」でマイページでてきますけどね。とにかく、手間が余計にかかるのですな。Twitterネームなんて遊びで変わったり、@で二つ名ついてたりするから余計にややこしいですし。

 というわけで、ネットで小説書いてて読まれたい人は是非、常に作品を見に行けるようにしておくことをオススメします。

 

 で、これを聞いた何割かは「はあ? なんで今更そんなことを」「当たり前だろ」とか思うのかもしれませんが、プロフィールに「Twitterはじめました!なろうで小説書いてます。初心者で慣れないところもありますが是非感想ください!」とか書いてあるユーザーさんでプロフィールになろうにとべるurl皆無、固定ツイートに宣伝もなく、「あっ、これ検索しなきゃダメなやつ」と思ったことがあるもので……知らない人もいるかもってことで。

 

 

 Twitterを完全に宣伝用と割り切っている人は、ひたすら宣伝とリツイートなどをしていますよね。更新報告、ポイントやレビュー、完結などなど。

 

 それらの報告自体は全然構わないし、レビューを誰かが貰ってる様子などはめでたいとも思います。ただ、私はURLとタイトル、あらすじだけのったツイートから読もうとはあまり思わないです。

 これはあくまで私の感覚なので、決して宣伝が無駄だ! とは思わないでくださいね。ただ、これを読んで「なるほど、そうだな」と思われた場合、他の人もそう感じる可能性があるというだけの話です。

 

 何故宣伝ツイートから読む気にならないかと言えば、まず情報が少ないからです。

 そもそも、宣伝用のツイートはタイトルURL含めて140文字、どう足掻いても新着でのっているようなあらすじよりは短くなります。さらには「人気を示す数字」も「話数、文字数」もなかなかのせられませんし、タグもですね。新着の方が好きな作品を見つけるには優れたツールということになってしまいます。

 ではTwitterでの宣伝のメリットは? と考えた時に思い浮かぶメリットは作者が見えるということにほかなりません。

 淡々と宣伝してる人ということはつまり、その人の人柄人となりも、作風も何も見えていないということです。つまり前述のメリットを失っているのです。

 さて、そんな状況ですから、ただでさえ宣伝用ツイートの類はあまり読む気になりません。レビューぐらいならまだ気にしますが。定期や一斉リツイートなどでお礼と称して流す人のなんか全然見ていませんね。

 

 そのような宣伝用ツイートですが、メリットやいくつか解消方法というか工夫もあります。

 

 まず、なろうの新着と違うのはタイトルとあらすじが同時に見えること。なろうだと、まずタイトルを見て開いてもらわないとあらすじが見えません。そこから飛んでもらってようやく本文を読んでもらえます。しかしあらすじまでまとめて読んでもらえるというのは一つの利点です。つまりシンプルなタイトルでもあらすじが面白ければ読んでもらえる可能性はあります。

 

 次に、情報が少ないこと。えっ? さっきは同じ理屈で逆の結論だったよね? となりますよね。

 たとえばSFを探している人に現代アクションは読んで貰えにくいかもしれません。ファンタジー好きな人に恋愛は? そうしたジャンルそのものの区別や、話数による尻込み、数字で示された評価などが目に入らないということは、「たくさんブクマ、面白そう」という先入観を持たずに、純粋に読んでもらえる可能性があります。

 

 そして、画像添付。これは貼れる情報量をすごく増やせますが、画像データは重く、TLでも場所をとるため貼る時に気をつけた方がいいかもしれません。画像ツイートが嫌な人がいることも。その人たちの票を捨てて、代わりによりたくさんの情報を見てもらうとするなら画像添付はありです。

 表示しない設定だと、なろうの新着あらすじみたいにそこまで読んでもらえないこともあるかなとか。

 


 

 さて、次になろうのマイページと繋がってはいるけど趣味垢、という使い方。こちらは宣伝はほぼ行わず、ひたすら日常や趣味のことを呟いています。どちらかと言えばこちらの方が作者が見えますね。

 こちらは目的とかないのであまり気にしなくていい感じのアカウントです。

 趣味が見えるということは、そこから作品も見えてきたりすることも。例えば、ロボットが好きでその手の発言が多い人の周りにはロボットが好きな人が集まるとしましょう。すると、ロボットものの小説を書いていればその人たちに読まれやすい、といった効果があるやもしれません。

 また、意見ではなく好きなものをあげていくだけであれば、誰かを不快にもさせにくいのではないでしょうか。昆虫やエロ、グロなど一般的に不快な人の多い趣味でなければ。私は昆虫とか好きです、はい。あまり表で言わないですが。

 

 

 そして宣伝用亜種。

 宣伝リツイートや更新報告のようなツイートを良くする上のものに加えて、作者からの願望や作品語りが多いかなぁと。

 作者さんがどうしてほしいか、どう読んでほしいか、どんな作品かがずっとわかるためにおそらく面白いかどうかの検討はつけやすいです。

 一方で、作品語りはネタバレの危険性もあります。何が面白いのか語りすぎて、結果萎えさせるといったこともあります。そのあたりのバランスに気をつければ、宣伝効果はあるのではないか、とも。

 また、願望の部分では、「ポイントこないなぁ」といった欲望を直接表に出すデメリットは病む話でのデメリットと似たようなものです。

 

 

 

 

 

 そして絡み、意見を流したり、創作談義用。

 これは仲のいい作者仲間やフレンドと、楽しくおしゃべりするために使われるアカウントになります。

 こちらのメリットとしてはまず、創作仲間が増えやすいことがあげられます。話をするということは画面越しとはいえ、相手がどのような人を知るきっかけとなります。

 

 しかしながらこれが危ういのは、絡みが馴れ合いと思われること、意見が過激だったり、筋が通ってなかったり、誰かを傷つけてぶつかること、創作談義で悩むことあたりがあげられます。

 人と関わろうとするのならば、トラブルもあるってことですね。

 

 まず絡みが馴れ合い。

 もうこれ無視じゃダメかなぁ……楽しくお話してるだけなのにキモいとか、馴れ合いとか罵倒してくる人が素直に作品楽しんでくれると思えないんだよね……とかいう本音はそこそこに、まあ作品のシリアス具合とTwitterでのはしゃぎっぷりの差が苦手な人はTwitterで作者を見にいくのはやめた方がよいのかもしれませんね……(笑)

 

 意見が過激。

 こちらは言い回しでかなり抑えられるんじゃないかなぁとも。ハッキリした物言いを避けるだけでは、単に日和見だ! ってなる人もいるのかもしれないけどある種安全策。

 たとえば「SFで物理科学は無視してはいけない」というと、無視してもいいと思ってる人たちから反例を出してきて反論されたりするかもしれない。

 けど、「SFで物理法則が無視されていないのが好きで、自分が書く時もこうしている」と言うと、「私も好きです!」と共感を得られるかもしれない。

 この二つの例の通りになるとは限らないけど、どちらが多そう?となると、おそらくは「〇〇しないといけない」よりも「〇〇した、好き」という言い方の方が反感は買いにくいのではないかなぁとか。

 あと、その意見が適切かどうかもそうですけど、何かの否定になるか、誰を傷つけるか、言うことでどういう印象を与えるか、などなど。考えてること、思っていることをそのまま言うだけでは「うへぇ」ってなることが多くなるんじゃないかな、と。

 

 さて、過激な人に聞きたいのは「果たしてその意見をTwitterで外に出すことで、誰の為になる?」ということです。

 たとえば、物理法則を無視した作品を書く作者に「それはSFではない」とつきつけ、認めさせたい?

 それとも「じゃあ物理法則を守ろう!」と決意させたいのでしょうか?

 本当に言う必要があったのか? と。

 

 

 あくまでTwitterを発信用、交流用として使う人を前提にお話しましたが、誰とも絡まずひたすら好きなアカウントフォローしてれば満足、ただひとりごとを好きに吐いていたい、という方にはこれらの話はまるで「なんでそんなこと気にしなきゃならないの?」となるのかもしれません。

 そういった方には、まずそもそものところからして「なろうページと繋げる必要があるのか?」というところから私は聞いてみたいなぁと。なろうのページと名前を同じくし、関連付けるということは、なろうからTwitterに、Twitterからなろうに興味を持った人の移動を想定しているのではないか、と私は考えていまして。

 宣伝しなくていい、誰かの目を気にしなくていい、ただ呟くため、見るために使ってます、という人はなろうアカウントと連携するメリットが少なそうだなぁと。

 もちろん、その人の日々の呟きや、リツイートしている内容が魅力的であれば、より作者を知れて嬉しい読者もいるのでしょうけれど……

 

 そうでない場合、「作品と作者は別物」とはよく言われますが、別物であることと別物として見ろと不特定多数に強制することは別かと思います。

 たとえば、「感想まじウザイ。黙ってお気に入りと評価だけしてろよ」とTwitterで呟いている作者に感想送りたい人は少ないし、送った人は「うわぁ」ってなるし、送ってない人もそうした人の作品読みたい? と考えると。

 懐かしいなぁ……と後書きサムイって言われて消したことある私はしみじみと。

 

 と、いうわけで、なろうと関連付ける場合は作者さんの発言が作品の印象や読まれやすさにまで影響することがある、と。

 ですので、「周りの目なんて知るか!」って人はツイートに対して反論や反発、作品への引き込みができない、ツイートへの反応がない、フォロワー増えない、といっただいたいそのあたりのことが予想されますの。

 もちろん縛りプレイで「作者最悪!!! でも作品は面白いんだよな……」ってのを求めてるなら何も言わないです、はい。ただ、普通に楽しんでもらいたいならわざわざ茨の道いかなくてもいいのではないでしょうかね(遠い目)

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