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掌編小説集3 (101話~150話)

能率の向上

作者: 蹴沢缶九郎

オフィスにキーボードを叩く音が聞こえる。


カタカタカタカタカタカタ…。


カタ…カタカタ…。


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ…。


ターーンッ!!


ボン!!


「ぐぎゃああ…。」


男が勢いよくエンターキーを押したのと同時にセンサーは必要以上の圧を感知し、キーボードに内蔵された超高性能小型爆弾を爆発させ、男の右手首から上を粉微塵(こなみじん)に吹き飛ばした。


余計なアピールをする者は淘汰され、結果、他の者にとって万事仕事の能率は上がるのだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「これで……どうだ!?」 バチィン!! 『正常終了』 「やたあああああ帰れるウウゥゥゥ」 エンターキーは左人差し指で叩くタイプです。
2016/03/30 20:37 退会済み
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