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魔国の日常  作者: 盗賊
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塔行きましょう、塔! か~ら~の~、グダグダ

『まぁ、書くことないので、さらさらっと飛ばしましてぇ……』

 詩人がいなくなり、さらに十数日くらい?

『勇者はなんやかんやで魔法を習得。

 騎Cは元気にキノコ討伐。

 スナイパー、ちょいちょい消えます(主に作者が忘れるせい←)。

 モーブは食事係として奔走。

 ビィさんは作戦+通常業務もちょいちょいやっているらしいです。

 魔王、通常営業』

「なぁ、俺だけいつも説明雑じゃね?」

『そんなことないですよ』

「そうだそうだ」

「……まぁ、あとで覚えてろよ、勇者?」

「え、私だけ!?」

『さぁ、ま、こんな感じで明日はとうとう塔攻略です☆』

「……うまいこと言ったつもりか?」

『さすがにすべった感を感じて突っ込まないと思ったのに……』

「いや、普通すぎるし、なぁ……」

「魔王の扱いよりも雑な放り込みだったな」

「そうだな、って、おい?」

「まあ、そういうわけで、明日は早いからさっさと寝て備えろとビィさんが言ってたぞ」

「……了解……」しぶしぶ

『と、いうわけで、ホントにとうとうここまで来たのでした……』


「さて、行くか」

「……前振りがだいぶ雑だったが、大丈夫なのか?」

「……ノーコメント」

「オイ!?」

「はいはい、へーかぁ、行きますよぉ? 俺から離れないようにしてくださいねぇ」

「へいへい」

「勇者は何かあったらあたしとね」

「はいはい」

「……あんたたち返事が適当すぎ!」

「そんなこと言われたって」

「なぁ?」

「もう!!」

「ちびうるさい」

「誰がちびよぉ!!」

「え? お前以外にいた? 俺の身長の半分くらいしかないくせに?」

「さすがにもうちょっとあるわよぉ!!」

「ちょっと、って、ちゃんとわかってんじゃん」

「~~!!」

「はいはいはいはい、もういくぞ?」

『魔王、勇者、スナイパー、騎C、この四人で乗り込むようです。いえ、正確には、下で大勢ワイワイやってるうちに、少数でさらっと忍び込もうぜ、といったところでしょうか』

「盗賊が塔内の地図作ってて、最上階までは一本道ってのはわかってるのよ」

「だが、魔法陣が問題だな……」

「最初のドアが見つかれば、あとの魔法陣は無視して、階段で登れるだろう?」

「その最初のドアも魔法陣なの覚えてるぅ?」

「……あ」

「出現場所とかを移動してなかったらだいぶ楽なのよね」

「どうだろうな? そこはまぁ、行くっきゃねぇだろうけど」

「ビィさんだったらつかえたんじゃないのか? 転移魔法」

「あれは魔王城だけしか使えねぇよ」

「そうなのか?」

「ああ、自分の領域も同然だしな。だが、今は見知らぬ、しかも敵の土地だ。そうそうできたとしてもやれねぇよ」

「そういえば、ビィさんの姿が見えないんだけど、どこ行ったの?」

「魔王城でなんかあったらしいってぇ。何日か前に急いで帰ったよぉ」

「ふぅん?」

「……あれ? 俺に報告きてねぇってどゆこと?」

「無駄な心配かけないようにと思ったんじゃないんですかぁ?」

「そ、そうか……?」

『なんか、ぐだってません?』

「そうだな、もうすぐ行くし、さらっとやろうぜ」

「そうだな」「はーい」「了解ですぅ」

「さて、で、魔法陣の話に戻すが……」

「……」

「もうさ、塔の壁壊して突入とかできないの?」

「……それ、忍び込もうとしてるやつの行動か?」

「……ちがうわね」

「でもぉ、探して見つかるより、最初にバーンってした方が楽じゃないですぅ?」

「た、確かに……」

「オイ勇者、惑わされるな! そいつはただ単にバーンしたいだけだぞ!」

「バーンしたいって何よ……」

「ちび、そーゆー銃持ってる?」

「まぁ、無いことはないけど……」

「じゃあ、それでいいじゃないですかぁ」

「待て待て待て待て。いったん落ち着け、冷静に考えよう」

『ここにビィさんがいたら間違いなく、何バカなこと言ってるんです? 的な反論喰らいますって!』

「そうだな……」

「えぇー」

「でも……」

「でももへちまもねぇよ!!」

「じゃぁ、他にどうするんですぅ?」

「……」

「ない、よな……」

「勇者ー!! 戻ってこーい!!」

「はいはい、そういうのはちゃんと反論ができてから言ってください~」

「え、てことは?」

「バーン、で決まりですぅ」

「マジか!?」

「マジっぽいわね」

「!!」

「じゃあ、ちび、戦闘初めに一発ぶっこんじゃってぇ!」

「よっしゃ。やるわよ!!」

「おー!!」

「お前ら、上司の話を聞けぇぇぇええええええ!!」フェードアウト

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