表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔国の日常  作者: 盗賊
83/130

噂は……

 作者の余裕がないため、短めですっ。えへっ

 はいすみません。最近開き直ってきた作者です。

 ひそひそ

「ねぇ、知ってる? あの噂」

「知ってるわよ、あのことでしょう?」

 ひそひそ

「あの魔王様はいいヒトなのに、うちの王は何でこんなことするんだか」

「そうよぉ、ホントに。魔族だっていいヒトなのに、分かろうとしないんだもの」

 ひそひそひそ

「だぁれももんくいえないの。だってそんなこといったらころされちゃうから!」

「みんながもんくいってるんじゃなくて、おうさまがもんくいってるのにねぇ」

 ひそひそひそひそ……

「あんな王様、消えちゃえばいいのに……」




 皆言ってる、あの王様のこと。

 僕は知ってる。あの王様のこと。

 おかしいね。おかしいよ。あの人にとっては周りがおかしい。でも周りにとってはおかしいのはあの人の方。

 僕はどっちだろう? あなたはどっち?

 どっちの方が幸せかなぁ? 無理やりにでも愚王は消えた方がいい? でもそれは不安定。だったらイライラ隠して現状維持? でもそれはストレスが溜まる。

 おかしいねぇ。どっちもだめだ。じゃぁ、どっちの方がまだましかな?

 僕はどっちに行こうかな?

 あの子が望んだのは前者。僕が望むのは平穏、それは後者? いや、今のままじゃ、どちらにも平穏なんてありえない。血を流さずして得る平穏なんてあるわけもないのか。

 現状維持か、崩壊か。どちらの天秤が傾くのか、それは神のみぞ知る。

 さて、僕が歩く道はどう影響を与えるのか。今でも後でも、平穏は見つかるのか。

 ……まぁ、最後にはあの子の思い通りな気もするけど。僕はあの子の手のひらで踊らされてるだけ。あの子は頭がいい。変なところで純粋で、腹黒なんだから……はぁ……

 しかもそれが最善で最短。無理やりにでも何とかしちゃうの。まったく、僕だって頑張ってる気がするのに、全部あの子が黒幕なんだもの……もう……

 でもさぁ、最後にはなんかぎゃふんと言わせてやりたいよね。

 ん? ちがった。そんなことは今はどうでもいいんだ。

 僕が動けば天秤は傾く。動かなくても、勝手に傾く。

 やらずに後悔するより、やって後悔してみようかなっ。後悔する前提なら、少しくらいはっちゃけちゃってもいいでしょ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ