出発前のぐだぐ((ry
あ、あれぇ? おっかしいですねぇ……。
どうしても無駄話に力を込めてしまう作者です。すみません。
読み飛ばしても絶対どうでもいい回ですねっ。ごめんなさい……
『早朝。……今日から戦いの日の始まりです……』
「敵はどこから来るかわかりませんからね。くれぐれも用心して」
「分かってますってぇ~」
「勇者、あなたが足手まといになったら話になりませんからね?」
「わかってますって」
「……武運、祈ります」
「最初だからって、そんな緊張しなくても大丈夫ですよぉ~ビィさん?」
「お前は気楽すぎやしないか?」
「そうですかぁ?」
「そうだ。少しは気を引き締めてだなぁ……」
「言うだけ無駄。こいつにそれは似合わない」
「盗賊? だいじょぶなのか?」
「……魔法職、誰?」
「あ、私です」
「これ、転移魔方陣にかぶせて使って」
「あ、結界ですね? 了解しましたぁ!!」
「……元気いいね……」
「騎C隊と一緒に訓練しましたから。もうこれくらいなら緊張しませんよっ。キノコ? どんとこいですっ」
「……騎C、お前、一体どんな訓練してんだ?」
「普通ですよ?」「聞かない方がいいぞ……」
「……」
「えぇ~? おっかしいなぁ?」
「あれを普通といえるあなたが」
「いちばんおかしいんです……」
「えぇー?」
「まぁ、お願いね? 使い方は、分かる?」
「はい。大丈夫です」
「よかった」
「盗賊さん盗賊さんっ」
「何?」
「ほらほら、今から戦いに行く俺に、なんか声かけて?」
「ハ?」
「ほらぁ、戦争に行く夫とかに嫁がなんか言うと生還率アップ的なジンクス?」
「……殺しても死なないとは思うけど、うっかりくたばったりとかするなよ?」
「なんてマイナスな! もっと、頑張ってはぁと、とかさ!?」
「おえっ」
「えぇ~?」
「盗賊さん」
「いつもうちの上司が」
「「ご迷惑を……」」
「それはもう、いいけどさ。……ねえ、君たち、息ぴったりだけど、双子?」
「そういう設定は」
「ありません」
「あぁ、そう……? ……君たちのことは応援しよう。頑張ってね?」
「「はいっ」」
「ずーるーいー!! あ、勇者はこいつらとできるだけ離れないようにね? 俺絶対どっか行くから」
「いきなりなんだ!?」
「隊長は、戦いになると突っ走りますから」
「そうなると何かあった時勇者さんがやられますから」
「やられる前提!?」
「それ以外になんかあったか!?」
「魔王、こらぁ!!」
「はいはい。もうそろそろ出発しませんと……」
「はーいっ」
「……騎C、そのかっこで行くのか?」
「何か問題でも?」
騎C、いつも通りの騎士制服。
ちなみに勇者、軽鎧。白鋼の胸当てと手甲、グローブ、ブーツ。機動力重視。
他の騎士の皆様、軽・重鎧。
「アリアリだろ!! もう少し防御力!! 布しかねぇじゃねぇか!!」
「いいんですよ、これで。こっちの方が楽しく遊べるでしょう? ドキドキ感とかゾクゾク感とかっ?」
「楽しさ追求してんじゃねぇ!!」
「鎧とか重たいから好きじゃないんですよねぇ~」
「だからって怪我したら元も子もないだろ!?」
「あー、魔王様?」
「隊長に何言っても無駄ですよ」
「それだけは譲りませんから……」
「譲ったら隊長じゃないです……」
「どんだけ部下にしょうがない子扱いされてんだお前!!」
「だってぇー……」
「だってじゃないの! 装備はちゃんとしなさい!」
「無理ですよぉ、おかあさーん」
「誰が母親じゃ!!」
「……はぁ、しょうがない騎Cに、俺が贈り物してあげる」
「え? ナニナニ盗賊さん?」
「愚かな騎士に祝福を」
空中から自分の身長くらいはありそうな杖を取り出し、魔方陣を展開する。光が散って、吸収される。
「はい、できた」
「え、何したの?」
「防御膜?」
「?」
「外付けHPみたいなもんと、防御力向上」
「外付けHPって何?」
「百、それがあったとすると、十、攻撃されても、怪我しない」
「え、それすごいじゃん!!」
「でも、限界まで行くと、壊れて戻らない」
「十分!」
「みんなにもやっといた。多少は、心強い?」
「「はい、ありがとうございます!!」」
「よかった、よかった」
「と、盗賊、顔色が……」
「勇者」
「な、なんだ?」
「ホントに絶対百パー、死なないでよ? わかってる!?」テンション復活
「……わ、分かってる?」
「こっちが質問してんのっ」
「わ、分かった……」
「それならよし」テンション落ち
「んじゃ、行ってきまーすっ!!」
「おう、頑張ってな」
「はぁーい」
「頑張ってくるな」
「レベル三にできることだけしろよ?」
「うっ、わ、わかってる……」
「勇者のことは」
「できるだけ俺らがついてますんで」
「勇者のこと頼むな」
「「御意っ」」
「(´・3・)」
「お前はなんちゅー顔してんだ勇者……」
「いいし、いってくるし……」
「おう、頑張ってな」
『大丈夫ですか、こんなグダグダで……?』
「話的にも、戦争的にも、あんまりよくはないヨネ」
『……』
「さぁ、まさかのここできります。長くなりますのでね?」
『え、ホントに?』
「さよなら」




