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魔国の日常  作者: 盗賊
53/130

性転換劇場

 タイトル通り、性転換です。苦手な人注意デス?

 後、最後のほう、微妙に流血表現注意デス?

 そしてまた長いデス……

盗「こういうの、ダメな人もいるっぽいからねぇ」

魔「流血表現については、本当に最後の方だけだから」

盗「てか、本当に微妙だから……」

 これだけかよ!! と思った方すみません。作者は変なところで臆病です……。

『まあ、騎C関係のごたごたメンドも片付きましたし、コメディりましょうか!!』

「え、何その造語?」

『はっはっは。……タイトル見ればわかりますよ。いかにもグダグダ感満載になる予感しますでしょう?』

「ナレーさんが壊れたー!!」

『と、いうわけで、性転換劇場始まりますから―!!』

「え、ちょっ!?」


『まあ、何があったとかそういう話は抜きにしまして、とにかく、性別が変換してしまいましたとさ!!』

「ちょ、ちょっと待ってよ!? 僕どうすればいいのさ!?」

『え? ああ、盗賊さん? 絵を描いてくれる人とは別の友人さんが、オカマでいんじゃね? と言ってましたが?』

「え、むしろ融合!? おかしくねぇ!?」

『もう何でもいいですよ』

「いや、僕の扱いぃ!!」

『じゃ、一応初期バージョンが女バージョンでしたので、男でいいんじゃないですか?』

「う、うん、んじゃ、そうしようかな」

 盗賊、髪を肩あたりで切りそろえ、顔の右横のひと房だけを長めにして銀の輪っかで留めてある。服は白のシャツに銀薔薇のループタイ、グレーと黒のボーダーカーディガン。黒のズボンに編み上げブーツ。

『まためんどくさい服装で』

「説明さんありがとね。じゃあ、今日はより男っぽくいってみようかな」

『じゃあ、突撃インタビュー形式で、とりあえず、魔王様のところからでしょうか?』

「どうせそこに集結し始めるんだから、出番があまりない人たちから行きましょう?」

『それもそうですね。じゃあ、スナイp((ryからですね』

「では、参りましょう」

『はいはーい』


 コンコン

 ……

 コンコンコンっ

「……いませんねぇ」

『仕方ありません、じゃあ、誰だ? ディーナさんあたり行きましょうか? 前回も出てないし』

「そうですね。行きましょう」


『ディーナさーん!』

「はい、なんでしょう?」

 背中の中ほどまでのゆるくくせのある髪を、頭の横で一つに黒のリボンでくくっている。たれ目。背は高め。服は使用人服。黒猫系? だが、優しげな雰囲気。

『わっ! イッケメーン!!』

「かっこいいですねぇ」

「おや? そうですか? ありがとうございます」

 はかなげな雰囲気……

「……」

『どうしました盗賊さん?』

「魔王様、殺人計画が持ち上がってるって噂?」

『いきなり何を!?』

「誰ですか? そんな不届き者は!!」

『ディーナさん!?』

「そんなこと、この命に代えても阻止して見せます!!」

「ディーナさん、そしたら魔王様がきっと喜んでくださいますよ」

「はぁぅ!! なんて、なんて素敵なことなのでしょう! もう、私、死んでもいいです!! いえむしろ、そんな、死なないと喜びが表現できません!! これぞ、死ぬほどうれしいということです!!」

「……魔王様、そういうのうざいって。重いって。もうやっつけたくなるって言ってましたよ?」

「そんな! ああ、でも、魔王様にやられるのでしたら、本望、いえ、喜ぶべきことなのです!! いや、むしろやられた……」

『す、ストップすとーっぷ!! 男バージョンでそれはアウトです!! なんかアウトです!!』

 やり直して……

「魔王様に、嫌われてしまっていたのですね。そうですか……もう少し自重することにいたします……」

『そ、それがいいです、それが!!』

「性格を、M系にイケイケゴーゴー、から、草食系、おとなし系男子に多少変更してみました」

「ああ、もういいですか? 仕事が残っておりますので……」

『な、なんか、ビィさんみたいです……』

「じゃあ、次、ビィさんとこ行きましょうか? ディーナさん、ありがとうございました」

「いえ、失礼いたします……」


 ビィ、見つからず。

「やはり、最終的に魔王城執務室にいれば会える、ということでしょうか?」

『さあ、そうなんじゃないですか? と、いいますか、盗賊さん』

「なんでしょう?」

『それ、男っぽいといいますか、なんか、色々キャラ被っているので、もう少し口調かえてもらっても?』

「そうですか? 少し紳士っぽくいってみたのですが?」

『いや、かぶってますから、色々。しかも、格好、わりとチャライですからね?』

「何してんのー?」

「そうですか? じゃあ、チャライ系でいってみよぉ―かなぁー? ……いや、やっぱやめよう。疲れそう」

『なんなんですか!!』

「ねぇねぇ?」

「普通に僕でいくし。……やっぱいつも通りジャン!!」

『知りませんよ!!』

「何してんのってばー!!」

 ナレーターと盗賊、二人一緒に声のした方に目を向ける。

「『!?』」

「な、何?」

『も、もしかして……』

「スナイパー?」

「そ、そうだけど? ……なに?」

 いつもと違い、濃いめのショッキングピンク、むしろ蛍光色? の短い髪。チャックやら鎖やらの飾りがついた黒いノースリーブのシャツに、濃ピンクのネクタイ、黒のアームカバー、謎のチャックつき。黒のホットパンツに、濃紫とピンクのシマシマハイソックス、黒のベルトつきブーツ。耳にはピアスジャラジャラで。

『……パンクです! ピンクパンクなショタです!!』

「誰がピンク……は、いいとして、パンクショタだよ!!」

「ロリよりは、多少背が伸びた? あ、いや、ヨォーく見たらブーツ、厚底じゃぁん!」

『男バージョンでロリと同んなじ背はきつい!!』

「少し伸びたし! てか、ロリじゃねぇ!!」

『ま、それはいいとして……』

「よくねぇ‼︎」

「どこぞの不思議の国の猫を思い出すネェ……」

「……誰がだ、誰が」

『一ミリくらいは自覚してますね?』

「……」

「してるんだ」

「ピンクパンクで、作者がその猫しか思い浮かべらんなかっただけじゃなーい?」

「うん? 悪いけど、盗賊さんは、盗賊さん。“リアル盗賊(さくしゃ)”さんは、“リアル盗賊”さんだから」

「うっわー、盗賊、さいってーじゃん? あんたはあんたなんじゃないの?」

「いやぁ、また別もんだよ」

「ふぅーん? ま、いいや。それでぇー、えっと、なにしてたの?」

「性転換、突撃インタビュー」

「あー、そー? ……モーブ、面白いことになってるよ? 行ってみれば?」

「モブちゃんが?」

『面白い?』

「そそ。さっきまで、ほーこくに行ってたんだけど、魔王と、モーブのセット? 面白すぎ……」

「情報どーも。んじゃ、行ってみましょうか?」

『そうですね! レッツラゴーですよ!』

「うん、ちょと古いかなぁー?」

『えぇ!?』

「あ、そうだ、盗賊」

「なに?」

「くれぐれも、騎Cには、会わないようにした方がいいよ? この前一応庇ってくれた、お礼?」

「なんであったらダメなんだ?」

「さぁね。会ったらわかるんじゃない? それじゃね!」

「あ、おいっ!?」

『行っちゃいましたね……』

「てかさ、なんか、今の、猫要素、高くない?」

『不思議の国の猫さんは、謎を残して消えて行くのでありました……』

「……いや、猫じゃないんだけどね?」


魔王城執務室

「魔王様、紅茶の支度ができました‼︎」

「ああ、いつも悪いな」

「べ、べつに!! 仕事ですし!?」

「それでも、ありがとう」

「う、ううう、嬉しくなんて、ないんですからぁ‼︎///」

……

「うーん、これは……」

『割と、面白いですね……』

「ん? 盗賊じゃないか。お前も一緒にお茶するか?」

魔王、赤のストレートポニテ。腰より短め。服は、ぱっと見、学ラン? というような形の、黒の裾が長い上に、下は黒のズボン。ピアスはしていない。……巨乳。

「んじゃ、お言葉に甘えて……」

「はい、確か甘いロイヤルミルクティーだったわよね?」

「あ、ありがとモーブ。もう準備してあったの? 気が利くねぇ」

「べ、別にあんたのためとかじゃないから! 勘違いしないでよ⁉︎ 魔王様のおやつの時間には、ほとんどいつも来るから、ないとうるさく言われたりすると困るから、淹れてあげただけなんだからね⁉︎」びしぃ!

モーブ、オレンジのツインテール。服装は、オレンジ系のウエイトレス的服。白いエプロン、ニーハイ必須?

『なるほど、モーブが、ツンデレをこじらせたんですね……ってか、原型をとどめておりません‼︎』

「つ、ツンデレってなによ‼︎」

「純粋と、お菓子作りの腕は変わらずっと……」

「な、なんなのよぉ‼︎」

「だ、ダメだ……なんか、言葉遣いが、スナイパーとかぶる……」

『うっ、た、確かに……‼︎』

「あいつは、ここまで可愛くないだろう?」

澄まし顔で、紅茶をすする魔王。

「魔王は、風紀委員長みたいな、雰囲気になったね」

「そうか?」

『言葉遣いは、女王様ですか?』

「あっ、なーる」

「お前は変わらないな? 盗賊?」

「いや、むしろまいんちかわってるっつーか……」遠い目

「それもそうか。謎の人?」

「ええ。そうですね、女王陛下」

『モーブ、私もお菓子食べたいです……』

「実体のない、幽霊みたいなあんたが、どうやって食べるのよ?」

『じゃぁ、どうして皆さん私に攻撃できるんですかぁ‼︎』

「知らないわよそんなこと‼︎」

「だ、ダメだ……どうしてもピンクがちらつく……」

『それは……』

「頑張れ盗賊。こうしたのは、作者であるお前だろう?」

「こ、これについても、ガチのリアル盗賊がわるいかなぁー?」

『責任転嫁、ダメ絶対』

「ナレーさぁーん」

「自業自得だ」

「う、うぅー……」

モーブ、おろおろ。

コンコン

「誰だ?」

「ビィです」

「入れ」

「失礼します。魔王様、この書類に欠陥が……」がちゃ

「そうか、すまないな」

「いえ、昨日も徹夜でしたし、仕方ないでしょう。それに、これはまだ締め切り前でしたし」

『び、ビィさん⁉︎』

「なにか?」

ビィ、髪型は、イメチェン前に戻り、服装、変わらず。つまり、男装。異様に、美形。……貧乳。多少優しくなった?

「何か問題でも?」

『な、ないですけど‼︎ でも、でも……美女だぁ‼︎ 無駄に美女だぁ‼︎』

「それは……褒められているのでしょうか?」

「ビィさん、とっても綺麗だよ。もちろんいい意味でさ」

「それは、まぁ、ありがとうございます?」

「そうよ! 先輩は、すっごく綺麗なんだからね‼︎」

「……」

『あ、ミニ女の子モーブとのからみが見てみた……ぐふぅっ⁉︎』

ビィ、飛び膝蹴り。

「せ、先輩⁉︎」

「女性になって、手が早くなってないかい? ビィさん……?」

「気のせいです」

『絶対気のせいなんかじゃないかと……ぎゃー‼︎』

氷の針の雨

「ビィ、せっかくの紅茶が冷めてしまう。やめてほしい」

「申し訳ございません魔王様」

『た、たすか……』

「そういうのは、男になって、力が増したときにやるといい」

『ぎゃー! 魔王、何言って……⁉︎』

「そうですね。そうすることにいたします」

『こ、怖いですー‼︎ 騎Cより怖いですー‼︎』

「自業自得。まぁ、がんばって……w」

『盗賊ー! あなたさっきのこと根にもって⁉︎』

「いや? 僕は事実を言ったまでだよ?」

『く、くやし〜‼︎』


「さて、やって来ましたトアル国‼︎」

『勇者探して三千里……』

「いや、そこまでじゃない」

『冷静にツッコまないでください。悲しくなります……』

「あ、勇者だ」

『え、あの、聞いて? さみしいです……』

「勇者ぁ〜」

『……(泣』

「勇者、なにしてんのォ?」

「ああ、盗賊? 今は……」

「勇者、こっち手伝ってくれ!」

「あ、はい、今〜‼︎」

「……」

『……』

「なるほど、またパシら……」

「パシリ違う‼︎」

勇者、金のおしゃれキノコは変わらず。装備品も、特には変わらないが、背がかなり高くなった。

「まず、おしゃれキノコを撤回してくれないか? なんだ? おしゃれキノコって」

「そっか、勇者、女の時も長身だったもんね。男になったら、さらに高くなるよねー」

『そうですね。それに、もとからいい人っぽい顔でしたから、男だと、好青年〜な、感じですよ‼︎』

「人の話、聞いてくれないか?」

『爽やかです。これぞ勇者、って感じですかね?』

「僕さ、勇者イコール熱血イメージがあるんだけど……」

『あー、確かに……』

「わかった。聞く気ないんだな? だったらもう行くぞ?」

勇者ぱし……お手伝い中。

「あ、あの……」町娘

「ああ、どうしました?」

「こ、これ、よかったら使ってください‼︎」

タオルを差し出す。

「ありがとう」

流れる汗を拭う勇者。

「あ、いえ、そんな……お手伝い、ありがとうございます‼︎」逃げ

「あ、待って! ……後で洗って返しますから‼︎」

……

『青春ですねぇ……』

「そうですねぇ……」

『せ、先輩‼︎ よかったらこれ、使ってください‼︎』

「あぁ、すまない、ありがとう」きらっ

『わ、わたし……先輩に、伝えたいことが……』

「……後で、これ、洗って返すから、その時に、話してくれるかい?」

『は、はいぃっ‼︎』

「……」

『……』

「『いやぁ、青春ですねぇ〜』」

「何してるんだ、お前ら……?」

「勇者のその後の展開を……」

『そうですよ。あんな可愛い子が、顔を赤らめつつ、なんて、ありがちな、青春展開を……』

「しないだろ」

「えぇー?」

『えぇぇぇー?』

「いや、よく考えてみろ。私、一応女だぞ? 本編?」

「あ……」

『い……』

「『うぅー⁉︎ わ、忘れてた‼︎』」

「お前らなぁ……」

「しかも確か、魔王とフラグ立ってたし‼︎」

『わ、私としたことが……そんな大事なこと忘れてました‼︎』

「魔王と勇者のフラグは大事だよ〜テストに出るからね〜」

『はい先生‼︎』

「あ、おじさん、ここのこれ、あっち持って行きますねー?」

「おう、ありがとうよ‼︎」

「え、無視?」

『無視ですか?』

「ふふっ、男バージョン私は、そんな手に乗っかって、取り乱すほど子供ではないのだ‼︎」

『つまり、いつもの勇者は子供だと。自分で言いましたものね?』

「あ……」

「勇者、語るに落ちる?」

『それ違うと思いますけど?』

「おや?」

「のぉぉぉおおおおおお‼︎」勇者フェードアウト


『戻ってきましてぇ〜』

「魔国デス♪」

『ただいま裏路地』

「どうせなら、ナレーさんも実体だしてみる?」

『なぜに裏路地で?』

「うーん? 幽霊がいきなり現れたらびっくりするデショ?」

『幽霊!? 私幽霊なんですか!?』

「友達が書いてくれた絵、足ないし、幽霊っぽいオーラ的な何かが足のところから出てるし」

『そんなぁ!!』

「え、実体いらない? ちなみにここ、怖さと美味しさが比例するパスタ屋さんの近くだよ? 怖い店長さん、幽霊とか気にしない人だし」

『ほ、欲しいです!! パスタ食べたいです! この際店長さんの謎の話は無視ですよ!!』

「じゃあ、やるよ? 幽霊さん?」

 盗賊、少し何かを呟いて、指を鳴らす。

 パチン。ぽんっ

『わぁぉ!!』

 ナレーター、白い髪は顔の左右だけは長い、触覚? を残し、あとは肩上あたりで切りそろえられている。白いシャツに、黒のベスト。足はいわゆる幽霊。

『といいますか、括弧はこのままなんですね?』

「ナレーさんはそれって決まってんの。今更めんどいし……」

『てか、白い髪って呪われ髪じゃなかったです?』

「大丈夫! ナレーさんのはただ単に、白黒絵ってだけだから!」

『ああ、なるほどぉ~って、えぇ!? カラーにしてくださいよ!!』

「乗りツッコミは微妙だけど、つっこまないとダメ?」

『つっこみますよ! 私だって色欲しいです!!』

「いいじゃん別に」

『そんなぁ!!』

「てかさ、これ性転換パロのはずなんだけどね? 俺ら、ほぼ性別なしじゃない? もう、ここらで終わらせない?」

『終わらせませんよ!! (ひゅんっ)まだパスタたべっ(ぱしっ)……え?』

 盗賊、何処からか飛んできたナイフをナレーターの喉すれすれにつかむ。

「終わらせないよぉ?」

『き、騎C!? いまっ、わたっ、のどっ!!』

「うん、殺す気~♪」

『!?』

 路地裏の陰から、騎C登場。

 騎C、柔らかそうな砂色の腰までの長さの髪、は、血と汗でところどころベタベタ、もしくはそれらが乾いてごわごわに。服は、赤くまだらに染まった白いジャケットと、黒のズボン、白だったと思われる、今は赤く染まったロングブーツ。片手に、真っ赤に濡れた剣。……きょ、巨乳……背は低め。美しいより可愛いの部類に入りそう。でも、今は狂気的で、どっちでもない。だが、どっちでもありそう。

「喉串刺しにして、血の花がぱぁって咲いたら、綺麗だったのにねぇ~?」

『な、何が綺麗ですか!!』

「騎C、これは、やりすぎ」

 ぽたぽた……

『と、盗賊さん、血!! あ、ありがとうございます!! じっだいだがらじぶどごでじだぁ!!(泣』

「はいはい、実体だからしぬとこでした、だね。大丈夫だから、ね? 今、実体とくから、ね。これでもう大丈夫だよ」ぱちん

「えぇー、つまんないよぉ、盗賊さーん。赤、見たくない?」

「見たくない。てか、お前、もうまっかっかだよ」

「あははぁ~。さっきねぇ、殴りかかられたから、返り討ちにしてやったんだぁ~。正当防衛正当防衛。それに、殺してないよぉ。まあ、あのまま処置もせずに放っておいたら死ぬだろうけど、それ、あたしのせいじゃないしぃ~」

「騎C、今すぐ剣を捨てて。俺は遊ぶ気ないよ」

「えぇー。つまんなーい。楽しいことがしたいのぉ~」

「楽しくないよ。いけないことだし、それはつまんないことだよ」

「つまんなくないよ! ゾクゾクして、わくわくして、スリル満点のたっのしーい遊び!!」

「……」

「ねぇ、遊ぼうよ。さっきやったやつらじゃ、おやつにもならないの」

「そんなことにかわいいたとえは似合わないよ」

「あたしはぁ、もっとがっつりした、メインのお肉が食べたいのぉ。盗賊さんならぁ、楽しくておいしくて、お腹いっぱいにしてくれるでしょぉ?」

「ナレーさん、無理っぽい」

『え?』

「話し合いは無理。たぶんだけど……」

 ディーナ→ヤンデレ→M系に暴走→方向修正

 騎C→ヤンデル→S系に暴走→方向修正不可

「てな感じで」

『それ、適当に方向修正できないんですか?』

「できると思う?」

 びゅんっ

 きんっ

『ひっ!!』

「そういえばさ、ナレーさん、実体であろうがなかろうが、攻撃ってできるんだよね……僕もやったことあるし……」

 盗賊、ナイフを取り出して応戦。

『なんか私狙われてません!?』

「だって弱そうだし、盗賊さんとの遊び邪魔しそうな提案してるし」

『私死亡フラグ立ってます!?』

「立ってない立ってない」

 ぎぃん!! ぎりっ

「盗賊さーん、もっと本気で遊んで。そんな甘くちゃメインなんて言えないよぉ!!」

 ばきぃんっ!!

「あ、これ業物だったんだぞ!? 結構高かったのに!!」

『問題そこじゃないです!!』

「うるさいなぁ!!」

 ひゅっ

「そらっ」

 きぃんっ

『ぎゃー!!』

「てことでナレーさん、魔王城にいて。ここにいないで」

『帰れってことですか!?』

「邪魔だから」ゆらぁ

「あ、やっと本気!? ヤってくれるのぉ!? もう、楽しい!! ゾクゾクして、わくわくして、もうイキそう!!」

「勝手に一人でイってくれると一番楽なんだけれどね」

「そんな悲しいこと言わないで!! 一緒に楽しもうよぉ!!」

「ほんとは、女性に手をあげたくないんだけどね。特に、巨乳でかわいちゃんには、ね」

「そんなのどうでもいい!! 楽しいのが一番でしょぉ!!」

「てことで、ナレーさん、これ以上ここいたら、たぶん、残酷描写注意でR15のタグをつけないといけなくなるから、消えて」

『私といたしましては、微妙に性描写としてのR15をとっくの昔につけるべきだったと記憶しておりますが?』

「あははっ、それ言われちゃうとおしまいなんだけどねぇ~?」

「グダグダ言ってないで、もっとちゃんと遊んでよぉ!!」

「はいはい。ナレーさん、早く」

『それでは、失礼いたします。……くれぐれもどうか無事で。二人ともですよ? 次回からどっちか欠けてるとかなしにしてくださいね? ほんとに!!』

「がんばる」

「頑張らせない!」

『と、いうわけで今回はここで幕締めとさせていただきます。読者の皆様も一緒に逃げましょう!! てな感じで、さよーならー!!』


 その後の行方は、神のみぞ知る……


魔「いや、なんだこの終わり方ぁぁぁああああああああああああああああああ!!」フェードアウト

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