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魔国の日常  作者: 盗賊
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だるーん&暴走!!

『前回の続き風。盗賊がいきなり戻ってきて、魔王のティータイムに乱入。その後、魔王城執務室にて』

 勇者は金のキノコ。

 盗賊白のアオザイ、ストレートポニテ。男ver

 魔王お疲れ気味の、少しくたびれ系いつも通り。

「そういえば、盗賊、どこ行ってたんだ?」

「んー? ま、色々?」

「色々?」

「えと、ネズミ王国に行ってきたよ」

「ね、ネズミ王国?」

「最近建国三十周年らしくてさ、お祭りやってたよ。お土産あるよ」

「そ、それは……ありがとう……」

「……ギリギリな会話するなよ、お前ら……」

「あら? そんなにかい? はい、魔王にも」

「……あ、あんがと……」

 コンコン

「魔王様、書類お持ちしました」

「……ビィ、入ってくるな」

「それは無理です」がちゃっ

「あぁぁぁぁあああああ」

「徹夜じゃないんだから、頑張んなよ? てかビィさん、少し髪短いくらいのがカッコイーかも?」ぼそっ

 ビィ、肩を過ぎたくらいの髪の長さ。上半分を一括りにしてある。ぱっつん脱却。

「盗賊、ヘルプ。てか、髪伸びるの早いな、ビィ? 一昨日くらいじゃなかったか?」

「ええ。そういう種族なんだそうですよ」

「ふーん?」

「え、仕事手伝えって? お断り♪」

「ゆ、勇者……」

「わ、私はそういうのはちょっと……」

「薄情者どもー……」

「ではこちら、ここに置いておきますね」

 どさどさどさっ

「いやだぁぁぁあ」

「観念なさってください。休憩したばかりでしょう?」

「ぐすっ」

「ああ、そういえば、情報屋から連絡来ましたよ」

「髪好き変人?」

「……知り合いですか?」

「いや、知り合ってるけど、知り合い認定されたくはないかな……」

「……」

「それで、なんだって?」

「黒幕の名前はえんじぇる様というらしいです」

「えんじぇる? 天使気取りかこのやろー」

「知りませんが。……それから、最近の事件や事故はほとんどその黒幕が引き起こしていたようです」

「どういう意味だ?」

「人を操る魔法を使うそうです。操られた人は瞳が赤く染まり、その時の前後は適当に記憶が捏造されているそうです」

「ほーお……?」

 盗賊をちら見。

「……」こくっ、しーぃ

 気づいて、口に手を当てて黙ってるように合図。

「……」

「どうしました?」

「いや、なんでもない」

「そうですか? では、私の用件は終わりましたので、これで失礼いたします。……何か御入用は?」

「特にないな。もういいぞ」

「失礼します」

 扉に手をかける。

 がちゃっ!!

「へーかぁ、いますー?」

 騎士乱入。

 がつんっ

「あれ?」

「おまっ!!」「ビィさん!?」「バカ騎C!!」魔王勇者盗賊

「え、え?」

 額を押さえて、うずくまってるビィ。

「あ、あー、もしかして……?」

「ノックはちゃんとしなさい! それから部屋の主に許可をもらってから開けなさい! ついでになぜ気配を消してくるのです!?」

『び、ビィさんが怒鳴ってます! おでこ赤いですよ! 大丈夫ですか!?』

「はっ! す、すみません。取り乱しました。お見苦しいものをお見せしました……」

「いいよぉ、そんなビィさん見るのもレアじゃぁん?」

「お前には聞いていない!!」

『ビィさん落ち着いて!!』

「はっ!」

「お、俺らは大丈夫だから、な?」

「すっごい音したけど、大丈夫?」

「頭打った時は安静にしておいた方がいいぞ?」

「お気遣い痛み入ります。失礼いたします……」

「ビィさぁん、お大事にぃ♪」

「……」絶対零度の眼差し

「お、なに、やる?♪」

「……」

 ぱたん

「ちぇっ、いけると思ったのになぁ」

「お前、何してんだ? あぁ?」

「盗賊さん、ガラ悪いよぉ?」

「だったらお前の主人にでも言っとけ」

「え、俺かよ!?」

「確かに魔王もガラ悪いからな……」

「え、勇者?」

「てか何しにきやがったんだお前? 気配まで消して?」

「そりゃぁ、盗賊さんが来てるっていうから、遊びに来ちゃった♪ もちろん盗賊さんに気付かれないように注意してさぁ」

「ごめん魔王、俺急用思い出したから帰るわ。それじゃっ」

 ぽんっ

「あ、待ってよ盗賊さぁん」

「って、もういねぇし」

「ちぇ」

「……もしかして、用それだけか?」

「え、そうですよぉ?」

「……今すぐ帰れ!!」

「あ、酷いなぁ~。じゃあ、また勇者もって帰ります」

「ハ!?」

「行くよ勇者~」

「やめっ、放せっ、……魔王!!」

「持ってけドロボー!!」

「それなんか違う!!」

「ダダこねないの、勇者」

「ギャ―――!!」

『はい勇者乙様でーすっ』

「ナレー!!」ぶつっ

『勇者バッドエンド★』

「さすがに……」

『まあ、ともかく、ドンマイでーす☆』

「それはそうだな……」

『魔王も』

「え?」

『仕事に忙殺エンド?』

「……」山書類。

『頑張ってくださーい♪』

「っの! な……」ぶつっ

『面倒なのでぶっちぶちに切りますよー、アデュー☆ ……だめだ、私疲れてる?』


『あ、あの後のビィさんでーす』

「……っ」ズキズキ

「あら? ビィ様ではありませんの?」

「先輩!? おでこ真っ赤ですよ!? どうしました!?」

「モーブ、それから……D?」

「ええ、最近モーブ様とは仲良くさせていただいておりますの」

「なんか話が合いまして」

「そうですか……」

「それよりも、何があったんですか!?」

「シーの奴に思い切りぶち当たられまして……」

「先輩の口調が微妙におかしい!!」

「これは重傷ですわね? ぶち当たったといいますと、相当なものではありませんの?」

「て、手当手当!!」

「これくらい大丈夫ですよ」

「ダメですよ!!」「ダメですわ!!」

 すごい剣幕で迫る。

「……」引き

「頭の傷なめたらいけないんですのよ!?」

「傷にはなっておりませんが……」

「頭たたくと脳細胞が死んで馬鹿になっちゃうんですよ!?」

「……脳細胞はそんな簡単には死にませんよ」

「え、あれ!?」

「だいたい、そんな簡単に死んでいてはボクサーなどは生きていけないでしょうね」

「……」かぁぁ

「モーブ様、お顔が真っ赤ですわよ?」

「っ」ぶんぶん

「モーブ、耳としっぽ出てますよ?」

「はっ!!」しまい

「モーブ……」

「と、ともかく! 手当しないといけないんですよ!! わかりました、先輩!?」

「……」

「そこの部屋に救急箱があったはずですわ。とってまいりますわね」

「……魔王様が絡んでいないとだいぶまともなのですね」ぼそっ

「え? 何か言いまして?」にこぉ

「いえ、なんでも」

『ちゃんと手当しまして~』

「これで、よしっ、ですわ」

「湿布したまま仕事ですか……」

「いや、もう休んでくださいって!!」

「穴開けるわけにはいきません」

「お、俺が何とか……」

「お前みたいなおっちょこちょいに何ができる?」

「なぁ!?」

「さっきだってしっぽ出してただろう?」

「うぅ……」

『後でビィさんは包帯を巻いて隠し隠し仕事したそうですっ』

「ビィ様?」

「なんですか?」

「かわいいからってあんまりいじめていては、そのうち愛想つかされますわよ?」

「だ、だれが……!」

「失礼しますわね」

「まっ……!!」

『変なフラグ立てないでくださーい』

「立ててませんよ!!」

『えっと、面倒なのできりますよぅ♪』

「ちょっとま……」ぶつっ


『さてさて、これからDさんレギュラー入りするのかっ!? モブとかいうのは名ばかりのモブ量産中です! あれ、おかしいな!? まあ、いいや! 主役の出番食いまくりだけど気にしない!!(主に魔王とスナイp((ry)そう、気にしたら負け!! だから全部放置で本日終了!! さよーならぁぁぁぁぁああああ!!』

 ナレーター、疲れて暴走。崩壊。

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