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魔国の日常  作者: 盗賊
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『ここは魔王城。魔族の中心地、魔国の、魔王が住む城である。今日はそこに、一癖も二癖もある人々が集まった……』

「え? なんでまた最初みたい?」

『いえ、盗賊。初心にかえろうかと思いましてね? 設定を見直す回ですし?』

「あ、ソ……。では、失礼しました……?」

『いえ、もういいです。始まり始まり~』

「え、そんな!?」


 魔王城食堂。

『現在アフタヌーンティー』

「ん?」

『こちら魔王。だりぃ、ねみぃ、めんどくせぇ、が口癖なのは相変わらず。ですが、やるこたぁやります。意外としっかり者? 当初の予定では、そんなではありませんでした。どっちかといいますと、いろんな人、特に勇者を振り回す系、自由人のはずでした』

「え、そうなの!?」

『ええ。ですが、それよりもっと暴れる人……T賊が魔王をぶんぶん振り回すせいでなぜか冷静、ツッコミ、フォロー役に回ることとなりました……』

「マジかよ!? あいつのせいで!? ついでになんで伏字!?」

『ええ。……魔王。職業、魔王。レベルは現在三十五。攻撃特化型。得意は炎系。ですが、魔力で自分の身体能力を上げることも可能。……ま、それは盗賊さんも可能です。勇者は魔力ほぼゼロなのでできません。スナイパーは目に特化しています。……そして、魔王、歳は約二十三』

「約?」

『ええ。魔族は人間と数え方が違いますので、と言いますか、人間以外にも種族ごとで違いますので。人間は一年に一年分成長しますが、他の種族は一年で五年分成長したり、五年で一年分成長したりするので、まあ、そんな感じで計算したら、人間を基準にそんな感じかなぁと』

「なるほどな?」

『説明文はこのくらいですかね? 魔王様、今日はスコーンですか? マフィンも?』

「全部おれが作ったんだぜぇ! もちろん魔王様のためにな!!」

『こちらモーブ、って、忙しいな……。魔王様命! の忠犬です。魔王様が大好き! 魔王様なしでは俺は生きていけねぇ!! くらいなもんです。はい』

「ま、魔王様がいるのになんて恥ずかしいこと言ってやがるんだ!!」

『基本ツンデレです。はい。魔王様にはデレデレです。はいはい。……えー、当初の予定ではいなかったキャラです。ちょっと友人と話している間に、こんな奴いたらかわえっ!! ってなって急きょ決まったキャラです。犬です。かわいいです。かっこいいのですが、ものすごくかわいいです』

「かわいいとかありえねぇし!!」

『姿はかっこいいです。魔王様も美形設定ですが、同じくらいですかね。元気系です。イメージ炎系でしょうか? えー、モーブことモブA。職業、魔王の側近。レベルは二十二。獣人系で、変化しての物理攻撃特化型。人型の時でも、主に脚力が半端じゃありません。身体強化のスキルを持っています。魔王のはスキルではありません。どっちかっていいますと、効果です。えと、このくらい? あ、歳! 約十八歳』

「よろしくな!」

『そうしてこの方、ビィちゃんこと、モブB。先に魔王領の人々を紹介していきますからね! 勇者は後回しです!!』

「なんだと!?」

『後回しっつったら後回しです! 当初よりも人が増えたから大忙しなんですから、邪魔はしないでくださいな!!』

「……」不服

『さ、いきますよ!』スルー

「……」むっすー

「私はいいです。紹介していただくほどの身分でもありません」

『そんなわけないんですよったら! ビィさん、冷静沈着! って感じです。ときどき厳しすぎて冷たいと思われるかもしれませんが、なかなかに温かくて、優しい人です! すてきなできる大人です!!』

「そんな……」

『そして、もそっそい美形です!! 魔王よりも美形です!! イメージは氷で、かっこいいよりも、綺麗、が似合うお方です!!』

「……なぁ盗賊?」後ろでひそひそ

「なぁに?」

「ナレーってさ、ビィ好きだよな?」

「そうだねぇ、もうめろっめろって感じ?」

「だよなぁ? ……なんつーか、俺の立ち位置って? 主役より、モブのが目立ってねぇ?」

「魔王、気にしちゃダメだよ! あなたも目立っていますからん!」

「お前に言われてもね!?」

『はいはい! 外野はお黙りください! モブB。職業、魔王の側近+文官も兼任しております。魔王様への書類整理などは主にこの人がやっております。ほんとにできる素敵男性ですねっ!!』

「いえ、仕事ですから。自分の仕事位満足にできませんと、魔王様にお仕えする資格などありません」

『そんな謙虚具合も素敵です!! レベルは五十越え……って、エェ!?』

「んぁ!?」

「……」

「おま、お前……魔王である俺よりもレベルたけぇじゃねぇか!!」

「魔王様をお守りするには、多少レベルが高くなければいけませんので……」

「それにしても五十って!?」

「……魔王様よりも、長く生きておりますので……」

『と、歳は、不明。不老長寿の種族らしいです……。人間を基準にすると、ありえないことに……』

「いくつ!?」

「……秘密です」

「教えろよ!!」

「秘密です」

「教えろって!!」

「いくら魔王様でもこれだけは教えられません……」

「なんだとぉぅ!?」

『えー!! コホン!! ビィさんは妖精族系統の魔族です。氷系です。攻撃は特殊系。創造系の魔法も得意でしたね。特筆すべきスキルは今のところなし。い、以上です』

「後で詳しく話してもらおうな?」

「私、口は堅いですので」

「……」

「……」

 ひゅるるるる~

「なんか寒いな」

「火花散ってるねぇ?」

「さ、次はあたしでしょう!? 魔王領の最後っ」

『お次は勇者。先日やっとレベル三になりました……』

「あたしはー!?」

『レベル一から脱却できましたが、それでも一生魔王と勝負なんて出来っこなさそうな勇者です!!』

「大声でなんてこと言うんだ!!」

『スキルなし。魔法皆無。へっぽこどころか、ザコ以下の勇者です』

「それが紹介かあ!?」

『バド力は高いです。それでも魔王にかないません。勇者。職業、勇者。レベル三。細身の剣を使いますが、バドに頼らないとスライムすら倒せない弱さです』

「……(泣き」

『人間なので、はっきりと、十九歳です!』

「ん、モーブよりいっこ上なんだな。私が先輩だなっ」

『誕生日が違うだけで、ほぼ同い年ですね』

「なんだって!?」

「てことは、私が四月生まれで、モーブが三月生まれ的な?」

『そんな感じですね』

「なっ、それじゃあ、同い年ってことでいいだろ!?」

「学年でいったら私の方が年上だからなっ」

「学年とか、この世界じゃあんまり常識じゃねぇから!!」

「でも、先輩だ。敬え♪」

「っ!?」

『こんなキャラでしたっけ勇者?』

「ふふふっ」

『あー、レベルが上がらなすぎて壊れてきたってことですね……』

「次次! 次は僕、盗賊さんの番じゃないのん!?」

『はいはい。そうですよー』

「あたし、の、番は……」

『盗賊さん。呪いだなんだと、キャラ付が濃いいです。しかもキャラが安定しないです。性別すら固定していません。一人称も迷い気味です。でも最近は、僕、多め? キャラ濃いくせに不安定です。怪しさ抜群☆』

「……」

「言われてるぞ? 盗賊?」

「ゆーしゃー……」

『勇者ラブですかね? 大好きなことには間違いありません。そして魔王をぶん回す張本人です。自由人です』

「そーねっ」

「「……」」

『盗賊。職業、盗賊。のはずなんですが、魔法使いのスキルなどを操ったりする、謎さ加減。スキル保有数は半端じゃないうえに、それを的確に操っています』

「♪」

『レベル三十二。ナイフ使い。一応。攻守ともに優れています。補助系も得意。完璧超人みたいですが、無駄に抜けているところがあり、そのせいで強いイメージは少ないです。魔力は有限? って感じです。底が見えません。あー、それから? ああ、人間のはずです。歳は……』

「永遠の十八歳☆」

「「「「……」」」」

「え? あれ?」

「で、ホントは?」

「ん? スルーなのかい?」

『この人は判別不可能』

「判別不可能?」

『謎さが半端じゃないですねぇ……』

「だから永遠の十八歳だってぇ~」

『ま、大体二十一くらいでしょうか?』

「あれ? 三歳も年上!? あたしそんな老けてる!?」

「さて、」

『次は~』

「魔王、天ちゃん!! 二人してタッグ組んで僕いじめないでよ!!」

『……ついでに最近はいじられきゃらに変貌中?』

「そんなついでいらなーいっ!!」

『さて、最後にスナイパーです』

「や、やっと……」

『こんな感じでスルーされるキャラです』

「そんな紹介!?」

『ロリです。ピンクロリです。でもゴスロリです。ふりっふりのびらっびらのぶりっぶりです』

「それ聞いたことあるー(泣」

『スナイパー。職業、雇われスナイパー。レベルは十五。暗殺者として、普段は遠距離専門ですが、近距離も結構いけるそうです。愛銃は狙撃銃。近距離でオートマチック。リボルバーも結構好きらしいです。マシンガンも扱えて、イライラすると、その場所の調度品やらなんやらも気にせずにぶち壊します。そんなときは近づかない方が賢明でしょう』

「……」いらぁ

『あ、えと、そ、そう! 人間です。魔族の中で人間というのはいろいろ苦労があったらしいです。それから、人間からは、売国奴! 的な感じで村八分されたこともあったので、今は魔王城に住んでおります。今はなかなか快適に楽しく過ごしているそうですよ?』

「そうそう! ここのご飯は美味しいし、ベッドもフカフカで、服もカワイイの着れるし♪」

「よしビィ、あいつの飯のグレードもっと下げていいぞ」

「分かりました」

「……え!?」

「お前、仕事してねぇくせに何ゆったり過ごしていやがんだぁ!!」

「わー、ごめんなさーいっ!!」

『歳は十六。割とロリではありません。でも幼児体型です。あ、勇者はまな板で』

「……」にこっ

『あ、ゆ、勇者? 笑顔が怖いです! 目が笑っていません!!』

「あらー?」

『す、スナイパーもですか? こ、怖いです!! なのでさっさと逃げようと思います!! あ、みなさんの容姿体型もさらっと言って逃げたいと思います!! 魔王、赤髪(短め)黒目。主に黒服。背は高めです!! モーブ、オレンジ髪(短め)橙色の目。側近服。背は低め? ってか小柄かな!? で、ビィさん! 群青髪(長め)黒っぽい水色の目、白目少なめ? 長身!! 勇者、金髪(長め、後ろで一つ結び)碧眼。青系の騎士服。背は女性にしては高め。ついでにまな板!!』

「ナレーター!!」

『怖いですよー!! スナイパー、桃髪(ツインテ)茶色目。ゴスロリ。背はめっちゃ低いっす!! 幼児体型、ロリです!!』

「ナレーター……?」

『さ、最後、盗賊!! ええい、この人めんどくさい!! 女バージョン、銀髪(ロングゆるふわウェーブ多め)翠目。服は黒ローブ多め。背は勇者より低いくらい! 男バージョン、銀髪(ロングストレートポニー多め)翠目。服は白のアオザイ多め! 背は魔王より少し低め! よし、終了!! アディオス!!』

「こら待て!!」

「待ちやがれぇ!!」

「わっ、スパちゃんこわーい」

「お前も結構言われてたけどいいのか?」

「んー、私はねぇ、後でじっくりいたぶることにするよ……」くすくす

「こわっ! お前が一番こえぇよ!!」

「こら盗賊! 魔王様に近寄んじゃねぇ!!」

「これから魔王様は仕事ですので、そろそろお引き取りを」

「はいはーい。んじゃ、マオちゃん、またねっ」

「おう。またな」

「読者さんもまったね~♪」

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