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魔国の日常  作者: 盗賊
104/130

天下一武闘会!! 二

ナ『では二回戦はじめていきますよぉぉおおおおおおおおおおお!!』

皆「おー」

ナ『なんか私だけテンション高いぃぃいいいいい!?』


ナ『さぁ、気を取り直して第二回戦、一戦目、誰からにしましょうかね?』

魔「そんな適当なのか?」

ナ『では魔王VSモーブ』

砂「結果見えまくりなんだけど……」

勇「魔王に譲って終わりだよな……」

盗「でもでも、トアル王と当てるわけにはいかないでしょ?」

勇「スナイパーだったらいい勝負なんじゃないか?」

ナ『試合場所がここだけじゃ足りなくなりそうな予感ぷんぷんなんですもん……』

 あ、ちなみにここは訓練棟です。広いですけど、狙撃は、どうかな……?

砂「じゃ、あんたか騎Cでいいじゃない」

盗「それはだぁめ。僕はモーブと喧嘩なんてできないし、それはあいつもそでショ」

魔「それは、まぁ……」

盗「それに僕には……」

勇「なんだ?」

盗「……」くすくすっ


 魔王VSモーブ

モ「俺が魔王様と!? 無理に決まってんだろ! もちろん魔王様に勝ちはお譲りしますぅぅうううううう!!」

魔「だろうな……」

 魔王win


ナ『さぁ、お次はぁぁぁぁああああ!?』

砂「なんでそんなにテンション高いのよ……」

勇「ツッコんじゃだめなとこだろ?」

魔「そうだな……」

ナ『皆して酷いや!! いいですもん、気にしないですもん! 別にいいですもん!』

魔「もん! とか言ってる時点で気にしてんじゃねぇか」

ナ『うるさいですよー!! 気にしてないって言ってるじゃないですかー!!』

砂「ウワ何こいつ、逆ギレ!?」

ナ『次はこのお二人の対決だぁぁぁぁああああああああ!!』


 盗賊VS騎C

騎「え……」

 強張る騎C。

ナ『盗賊さんのごり押しです』

騎「え!?」

盗「やぁ! 久しぶりだよね? あんとき以来?」

 ストレートポニテ、黒ワンピ女verで、短剣で遊びつつわくわく笑顔。

騎「と、盗賊さん、や、やめ、ない……?」

盗「なぁに、ビビってんのさ? 僕は今日はやる気満々だぜ? いっつもお前ばっかり私に仕掛けてくるもんな。だから今日は僕から行かせてもらったよ?」

騎「え、あの、や、やめようって……それに、ほら、盗賊さんそんなかっこだしぃ……?」

盗「スリット入ってるし、下にホットパンツはいてるし、動きやすいし、みられる~とかそんなこともないし。だいじょぶ。もーまんたーい」

騎「女性としての恥じらいは!?」

盗「え、ナニソレオイシイノ? ってか、お前にそんなこと言われるとは……」

騎「……」まぁ、確かに的な?

盗「……ま、対戦だから。逃げ道ナッスィ~ング」

騎「……と、盗賊さぁ~ん(泣」


ナ『騎C顔色わるいですね……』

魔「大丈夫なのか、あいつら……」

勇「騎C、だいぶあのことで自分責めてたからな……」

砂「あたししーらないっ」

魔&勇&ナ「おい」


 きんっ、かんっ、ぎんっ、ぎりっ

盗「なんか焦ってるぅ?」

騎「っ、そんなこと、無いよぉ~?」

盗「ウソだ。だって笑ってないもん」

騎「何言ってんの? ちゃんと笑えてるでしょぉ~?」

盗「ニセモノ笑顔は綺麗じゃないよ?」

騎「……俺は、綺麗なんかじゃないからねぇ」

盗「……ねぇ、賭けしよう? この前と同じ?」

騎「っ!?」

盗「拒否権は、第三者がだめ! っていうときに発動可。逆に、それはいいだろ~、ってときには絶対命令。拒否権皆無」

騎「ま、待ってよ盗賊さん! やるなんて言ってな……!!」

盗「じゃぁ、止める?」

騎「……」

盗「いつまでも立ち止まってるだけなの? 僕はそんなのきらい。前みたいに、戻りたい」

騎「……それは、俺だって。でも……」

盗「僕が勝ったら、買い物に付き合って? とかそういうのでも、ダメ?」

騎「……わかった。変更禁止だからねっ!?」

盗「ちょっ! 少しくらい変更させてぇ!!」

騎「だぁめ☆」

 力を同じくらいに抑えて、かみ合っていた剣だが、騎Cが力を込めて弾いた。

盗「いきなり本気出すなぁ!!」

騎「まだまだギアあげられるよぉ?」

盗「ちょっと、それは……」

騎「わくわくゾクゾク、久しぶり♪ 楽しく一緒に遊ぼうねぇ~?」爽笑

盗「わ、ちょ!?」

 騎C上段切り払い、盗賊四つん這いで避ける。蹴り上げられそうなところを、思い切り後ろに跳んで避ける。

 着地点に踏み込んでの突きを、短剣の腹で弾き、逆の手で腹をつこうとする。その手に膝蹴り。

盗「だーもう!!」

騎「焦んないで楽しもう♪」

盗「それがさっきまでしぶってたやつのセリフかぁ!! でりゃぁ!!」

騎「え、ちょ、それはだめ!!」

 急所を蹴り上げようとする盗賊の足をつかんで放り投げる。

盗「にゃぁぁああああ!?」

 ひらりと両手足ついての着地。

騎「猫って背中から落ちてもちゃんと着地できるっていうけど、ホントなんだ?」

盗「僕は猫かぁ!?」

騎「あははっ」


魔「おー、いい感じじゃね?」

勇「そうだなー」

砂「まー、どーでもいいわー」

ナ『暇ですね……』

 この二人の対戦はしっかり書かせていただきますよぉ~。なんか、重要そうだし? ……そんなでもなかったかもです。

魔「どっちだよ」いらっ


 盗賊遠くから短剣を投げつける。

 きんっ

盗「うしろもーらい♪」

 騎Cの後ろ少し遠くまで跳ぶ。

 太ももの所からもう一本の短剣を取り出す。

騎「さすがにバレバレだよぉ?」

盗「っ!!」

 騎Cが剣を投げつけて、盗賊の手から短剣を弾く。

 引こうと飛びずさったところを、つかまった。

 顎を手首のところで打たれ、のけぞった。そのあと蹴りを入れられて盗賊の体はかなりの距離を吹っ飛んだ。

盗「かはっ!?」

魔「盗賊!?」

騎「……あ」

ナ『無意識ですね!? 騎士の習性ですか!?』

騎「盗賊さん……!!」

 盗賊に駆け寄る騎C。ぐったりしている盗賊。

騎「あ、ど、どうし……!?」

盗「……んぅ……」

騎「え、と、盗賊さん? 生きてる!?」

盗「……げほげほっ、えほ、あはっ、あははっ!!」

騎「!?」

盗「あはははははははっ!! えほえほえほっ!!」

騎「と、盗賊さん!? 頭打った!? 大丈夫!?」

盗「あははっあはっ、あははっ、あー、もう、最悪ぅ~」

騎「さいあ……!?」

 勢いをつけて起き上がる盗賊。

騎「まだ寝てた方が……って、血!!」

盗「え? あ、あぁ、ホントだぁ、赤いねぇ。あはっ」頭切れてますよ!?

騎「それどっちかっていうと俺のキャラ! じゃなくて、怪我! 手当!!」

盗「だーいじょーぶ☆ で、俺の負け! 君の勝ち! 賞品、何がいい?」

騎「そんなことよりも!!」

盗「こっちの方が大事なの! さぁ、なぁに? 何が欲しいの?」

騎「え、じゃ、じゃぁ、き、嫌わない、で……!?」

盗「ハ?」

騎「最悪って言った! だけど、嫌われるのやだぁ!!」

盗「……そ、それは無理かも、な?」

騎「っ」

盗「だって、そもそも私はお前を嫌ってはいないぞ?」

騎「え?」

盗「暴走癖があるのはあまり好ましくはないが、まぁ、それは私もだし。顔はまぁいいしのぉ? 嫌う要素はそこまでないと思うがの?」

騎「……」

盗「ん?」

騎「とうぞくさぁぁぁああああん!!」がばちょ

盗「っ……」

騎「わ、ごめん!!」

盗「……体が、ぎしって……!!」

騎「ごめん!! 大丈夫!?」

盗「……」

騎「盗賊さぁん!?」

盗「だ、だいじょぶだいじょぶ……」


砂「けっ、ラブコメってんじゃねぇわよぉ!!」

ナ『自分がそういうのに縁がないからって、僻むの良くないですぅ』

砂「うっさぁーい!!」


魔「そんなことはいいからさっさと手当しろバカ」

盗「そこまで重傷じゃないし……」

ト「頭切れてて血がドバドバいってるのに重傷じゃないんだぁ!?」

盗「ちっ」

ト「舌打ちされたよ~、魔王慰めて~」

魔「え、俺!?」

盗「……」ちらっ

騎「え?」

盗「賭け」

騎「今じゃないとダメ? 手当してからでも……」

盗「今」

騎「えぇー、んー、じゃぁ……あ! もうすぐバレンタインだったねぇ。期待してるぅ~」

盗「んげ」

魔「やってやれよそのくらい。あ、俺も期待しとくわ」

盗「おい」

ト「じゃぁ、手当するよ~。ほら来なさい」

騎「と言いますか、次はあなたの順番でしょう? 俺が医務室に連れて行きますんで」

ト「あらそ? んじゃぁ、よろしく頼むねぇ」

騎「いいえ、別に」

 ヒメサマダッコ……?

盗「ハ?」

騎「それじゃぁ行くよ盗賊さ~ん」

盗「いや、ちょ、……おろせこの馬鹿!!」

騎「はいはい、怪我人が暴れなぁい」

盗「やだぁ!! おろせぇぇぇぇええええええええええええええええ!!」フェードアウト

 盗賊アンド騎C、離脱。


砂「けっ」


 スナイパーVSトアル王

ナ『……この対戦は、はたしていいのでしょうか?』

魔「今更だろ?」

ナ『そういえば勇者は?』

魔「そこで寝てる。さすがに飽きたんだろ」

ナ『それはあなたの役目だとばかり……』

魔「俺だって寝たいわ! けどお前だけじゃ微妙な感じになるだろ!?」

ナ『とってもいい兄貴分になっている魔王なのでした……』

魔「うるせぇわ! ふて寝すっぞ!?」

ナ『それは勘弁してくださいぃ~!!』


ト「はいは~い、勝負はじめましょ~」

砂「あんたなんでそんなにふわふわしてんのよ……」

ト「こんなイベント、楽しまなきゃ損じゃないか!」

砂「……ビィさんにもこの姿勢見習わせたいわ~」

ナ『激しく同意』

魔「同じく」

砂「まぁ、そんなことはどうでもいいわ」

ト「先手必勝!」

砂「ぴぃ!?」

 トアル王、袖の中から縄を鎖にした縄鏢(じょうひょう)を取り出して、砂に投げつける。

砂「ちょ、説明まで砂になってる!!」

 あ、縄鏢というのはですね、縄の両端にクナイのような武器を取り付けた感じのものです。で、トアル王はその縄を鎖にかえた特別製ですかー? 投げたりぶん回したりして使いますー。

砂「そこの説明要るかしら!?」

ト「よそ見なんてしないでよっと!」

砂「なんでそんな暗器使いこなしてるのよぉ!?」

ト「それは、さすがに荒野を一人旅とかつらいじゃない? でも剣とか扱うには僕小さくてさ。でもこれならそんな力もいらないし、いいかなって」

砂「そんな経緯を聞いてるわけじゃないわよ!! ってか、あんた詩人でしょ!? 物理攻撃職だったっけ!?」

ト「えへへぇ~」

砂「なにぃ!?」

 スナイパー、今までの攻撃はただ単に避けるだけ。

砂「てか、これ攻撃してもダイジョブなの!?」

ト「あ、勇者みたいに弱くないから大丈夫だよぉ」

ナ『あんまり危険になっても、そこは作者がいい感じになかったことにしますからダイジョブです』

 だいじょぶでーす。

砂「それもどうなのかしら……」

ト「なんだよ、詩人としてちゃんとした方がいいのかい?」

 ひょいひょい、と飛び跳ねてスナイパーと距離を取る。

 竪琴を取り出して、奏でる。

ト「眠ったように死にたい? それともバーンしたい?」

砂「選択肢ぃぃいいいい!! 死ぬしかないのぉぉおおおお!?」

ト「あれ? 違った?」

砂「当たり前でしょぉぉおおおお!!」

ト「あれ~?」

ナ『R15と残酷描写注意は勘弁です』

ト「そっか、じゃぁ……」

砂「……」

 スナイパー、ミニバズーカを取り出して無言で撃つ。

ト「どわっ!?」

 ぽろろん!!

 薄い膜のようなものができて、トアル王を守った。

ト「いきなりはやめようよ!?」

砂「先手必勝! とか言ってきたのはどっちなのよ!?」

ト「てへっ」

砂「かわいくないからぁ!!」

ト「男がやってもそりゃそうでしょ!」

ナ『……なにげ似合ってましたよ?』

ト「そう? ありがとぉ」

魔「……」

ト「魔王! ノーコメやめて!! そのかわいそうな目線やめて!!」

砂「どりゃぁぁああああああああ!!」

 マシンガンぶっ放しまくる系キレ具合。

ト「わぁ! これぞ雨のように降り注ぐ弾?」

砂「どうして当たんないのぉ!?」

ト「だって、詩人効果? 旋律に乗せるは防御の調べ」

 ぽろろんろ

ト「攻撃行くよ? そうだな、うん、これにしよう。♪ユキウサギは寂しがり。一人ぼっちは哀しいの♪」

 白い光が、雪のように漂う。

ト「♪だから友達、さがし歩いた。歩いて歩いて、けれども見つからず。凍てつく吹雪に、凍える手足、それを貫く氷柱たち。誰にも知られず赤い花が咲く♪」

 ぽろん……

 白い光が吹雪のようにふきつけ、氷柱のような、氷の針がスナイパーを襲う。

砂「何よこれぇ!!」

 氷が細かすぎて撃ち落とせるようなものじゃない。

ト「気を付けてねぇ。刺さると痛いよぉ」

砂「言われなくてもわかってるわよ!!」

ト「逃げる、逃げるはピンクのウサギ?」

砂「誰がウサギだぁ!!」

ト「鬼ごっこももう飽きちゃった。♪眠い眠いのユキウサギ。温かな赤で染まるユキウサギ。白の中で一つの鮮やか。目を閉じて、永遠の黒。おしまいおしまい。起きたらきっと、色あふれる世界……♪」

 ぽろーんろん……

砂「え? ぁ、……」

 パタリと倒れるスナイパー。襲う針。

 トアル王が一回手をたたいて、こういった。

ト「おーしまい。僕の勝ち?」

 針も光も消え去って、何事もなかったかのよう。

ナ『え……あ、あぁ、はい! 勝者トアル王! って、スナイパー大丈夫ですか!?』

ト「寝てるだけだよ」

魔「おーい? 砂?」

砂「すぴぃ~」

魔「ホントだ寝ていやがる。……今のうちにデコに肉、と書いて……」

ナ『油性ペンならここに!』

魔「おお助かる」

勇「何してんだお前たち」

魔「お、ゆーしゃ」

ナ『おはよーございまーす』

勇「……」

ト「あ、今日はもう(作者の事情で)帰んないと! また明日ね、魔王、勇者、ナレーさん」

 かっこおかしいですよねぇぇえええ!?

ナ『あ、はい、お疲れ様です』

 スルーなんです!?

魔「また明日なー」

勇「あ、お送りします」

ト「いいっていいって~」

ナ『この話もいったんここできりますよぉ?』


ナ『では、本日の勝者は、魔王、騎C、トアル王。以上三名。……三名!? あ、どうしよ、数あわない……。まぁ、何とかなりますよね……。さぁ、そろそろ次で終わりにしたいものです! それでは皆様また後日!! さよなら~』

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