☆★☆101話記念・舞踏会☆★☆
いやぁ、ホントに、感動もんですねぇ……
この話を読んでいただいている皆様に、言い表せないほどの感謝を
まずは私から……ぇ
「えぇー、皆様のおかげで、無事、百話を超えることができました……」
え、ちょっと? 魔王、それ私のセリフ……!!
「誰ひとりかけることなく、無事に、えんじぇる様編も終わりましたぁ☆」
「まったく、お前が言うのか? 本当に心配したんだからな? わかってるか?」
「うんうん、ごめんよぉ? あれが一番被害少なかったからん?」
「だからって……自己犠牲は美しいわけじゃないんだぞ」
「うん、ほんと悪かったって」
……作者忘れないでくださーい? いい話してるとこすみませんけどねー?
「さぁて、えんじぇる編も終わったし……」
「百話も終わったし……」
「「打ち上げんぞー!!」」
あんたら、生みの親無視するとは何事だぁぁぁああああああ!! いやそれよりも、皆様、本当にお読みくださりありがとうございますぅぅぅぅぅうううううううう!!(フェードアウト)
魔王城、大ホール。
「今日は無礼講だ。みんな好きなだけ飲んで食って踊れぇええ!!」
ぱちぱちぱちぱち!!
少し前。
「あー、正装だりぃ……身内のパーティーなんだから、ネクタイとかよくね?」
「ダメです。下の物に示しがつかないでしょう? ほら、ネクタイ曲がっています」きゅっ
「ぐえっ。……」そっ……
「魔王様、禁酒」
「……いいじゃんかよ今日くらい!! 打ち上げだぞ!? パーリーだぞ!?」
魔王の分身である友人Aこと絵師様に嫌がらせ的にそんな話が上がったこともありました……。
……あ、リアルで、作者は盗賊、魔王は絵師様。勇者は友人C。友人Bこと友人p。このpなんのpだかわかりますか? もちろんピンクのpです。つまりはスナイp((ry。ですかね。キャラあててたりします? 魔王の禁酒はその余波?
「リアルなんて俺関係ねぇじゃん!! 酒!!」
「……はぁ、あまり羽目を外しすぎないでくださいね?」
「よっしゃぁあ!!」
的なこともありました……。
「禁酒、いいじゃないか。健康的だぞ?」
「うっせぇ! お前にはあの良さがわからないのk」「あ、私未成年だから」「……」
「あたしもあんま飲んだことなーい」
「あたしは……まぁ、作者としてはないけど、あこがれてるから飲めるせってー」
こんなとこでそんなの暴露しないでください……
「なんで、さっきっからリアルまじり?」
しりませんよ。
『さて、ここで皆様の、正装、紹介、ですっっっ!! 今回私これ初しg……』
まずは勇者、薄い水色の、ウエストとか細い勇者にお似合いの、しゅっとしたドレス。胸の下で切り替えがあり、裾が着物のように二重になっているが、ドレスなので少し広がっている。真珠の縫い取りと、銀糸が流線を描くように縫い込まれていて、泡と波を表す海のよう。白いボレロを羽織り、首元には真ん中に青い石、その周りを銀の細工が取り囲むペンダント。髪は毛先に軽くパーマを当てたゆるふわ系。カチューシャをつけて、先端にクリスタルが揺れる、前から見るとピアスのように見えるチャームをつけている。
『私の仕事がぁぁああ!!』
「うぅ、なんで私がこんなかっこ……」
「勇者も女の子なんだから正装つったらドレスでしょ?」
「あたしも選ぶの手伝ったんだから!」
「うぅ、正装と言っても、騎士正装でもいいじゃないか!」
「いいじゃん、似合ってるぞ勇者」
「そ、そう、か……?///」
「「ひゅーひゅー」」
「う、うるさいぞ!!」
『魔王、オールバックのタキシードで。ネクタイですね』
「毎回俺だけ容姿説明酷いよな」
男にそんな文字かけてられねぇよ。
「おい」ばきばき
きゃぁ、こわーい。
『さて、お次はスナイパー。……ぴんふりですねっ』
「ちょっとぉ!?」
『いや、これでたぶんみなさん承知……』
「ちゃんと勇者みたいに説明してよ! 一言で済まそうとするなぁ!!」
ちっ
「舌打ち!?」
ピンクミニドレス。パフスリーブにはレース。胸元と腰回りにはリボンが結ばれている。前はコルセットのような編み上げ風。スカートはふわっと膨らむ。その裾にもリボンとレース。足はピンクの足首で結ぶリボンの靴。手袋は短めの白で、手首のところにリボンつき。首には黒いレースにピンクのリボンのチョーカー。頭にミニティアラ。髪はツインテのドリル。
「おい、最後で適当に終わらせようとしないでよ!!」
事実ドリルでしょうが!
「そうだけど!!」
じゃあいいでしょう!? 文句言うなぁ!!
「ドリルぶはっwww」
「とことんピンクだな、お前……」
「女の子らしくて、い、いんじゃないか?」
「勇者ー、顔が引きつり気味かもしれないと思うのはきっと気のせいよねー」
「そ、そうだな」明後日の視線
「ピンクドリルぶふっwww」
「そこうるさい!」
盗賊、真っ黒な魔法使い的なローブに身を包む。フードを深くかぶって口元がぎりぎり見える感じ。
「……おい」
「ん? なぁに、ユシャちゃん?」
「お前はなんでそんな恰好なんだ?」
「ほら、宮廷魔術師的正装だよ?」
「お前盗賊だろう?」
「一応、トアル王国ではさ、そういう扱いになってたみたいだしぃ……?」
「ドレス、着ようか?」
「……えぇー?」
「私だってこんな格好してるのに、なんでお前がそんな服装なんだぁぁぁぁああ!!」
「ちょ、道連れにしようとしないでよ!!」
「うるさい! 事実だろう!?」
「飾りがいがありそう……」
「ちょ、ぴんくぅ!?」
「観念してドレスを着ろ」
「マオマオまでぇ!?」
「ほら、ドレス、似合うと思うぞ?」
「それ俺だけがこんな服装してるのが気に食わないだけだぁ!!」
「……しょうがねぇな。ディーナ」
「はい、お呼びでしょうか?」
魔王の影からディーナ登場。
『ディーナさんの魔法は、影から影の移動だそうです! あっちの影に沈んだと思ったら、こっちの影から登場! ……的な?』
オフショルダーのドレスは、腰のあたりできゅっとなってから、ふんわりし、裾の少し前でリボンで少し絞った後、薄いレースがひらひらとしている。上が白く、だんだんと淡く色づき、深く沈む緑のグラデーション。髪はふんわり、ゆるいウェーブ。無駄な飾りはないが、洗練された綺麗さと可愛さがある。
「あいつにドレス着せてくれるか?」
「ちょ、魔王!?」
「はい。かしこまりました」
「でぃ、ディーナさん、ひ、必要ありませんから、ね……?」
「何をおっしゃいますの? 魔王様からの命令は絶対なのですわ。それを破らせようとするなんて、私を殺すも同然ですわ。魔王様の命は私の命。盗賊様は私を殺すおつもりなのですか?」
「え、い、いや、あの……!?」
「あぁ、命令を果たせないわたくしは用無しですの! もう死んでお詫びするし……」
「あーもう、分かりましたぁ!! 着替えますぅ!!」
「あら、それはよかったですわ。それならすぐ行きましょう」けろり
「あ、あたしも行くー」
「わ、私も……」
「ちょっと!? 皆で寄ってたかって何するつもりなのさ!?」
「ふっふっふ……」「うふふふふっ……」「ふふふふふ……」
「君たちこわい!!」
「さぁ、行きましょう」
「や、やっぱ……」
「盗賊様は、わたくしに死ね、と?」上目使い
『破壊力抜群ですねー』
「うっ……」
「諦めなさい」「諦めろ」
「どうしますの?」
「わ、わかり、ました……」
「では、行きますわよ?」
「きゃー!!」ずりずりずり……
「……トアル王の言ってた通りだったな……。押しの強い、可愛い女性が苦手……」
数十分後?
「できましたわぁ!!」
「うぅ……」
盗賊、黒のベアトップ、袖が二の腕から始まる、フレア状の長いもの。ドレスや袖は黒一色で、飾りは全くない。黒い皮のチョーカーにしずく型の翡翠。髪は左右を編み込んで、耳の裏で普通のひと房と一緒に黒い細いリボンで束ね、他はそのまま流している。全体的に飾りはなし。ディーナさんの比じゃないくらいに、無い。
「あまり時間がありませんでしたので、コルセットも締められず、髪もあまりあげられなかったのですが……あぁ、無能な私をどうかぁ」「おぉ、似合ってんじゃね!?」
『魔王、ディーナさんのセリフかぶってます……』
「うるせぇ」
「魔王様に喜んでいただけました!! もう死んでも……」
「いいから! 大丈夫だから! サンキュな! お前も舞踏会たのしめよ!!」
「……はい、失礼いたします」
……
「下にはいてたホットパンツもスパッツも全部脱がされた……!!」
「ぶっ」
「聞いてよ魔王! こいつthe喪服みたいなのでいいとかぬかしやがったのよ!?」
「飾るの嫌いなんだよ! ギャグでコスプレすんのはいいけどさぁ!?」
「諦めてひらっひらの着ろ」
「それぴんくぅ!!」
「聞け魔王! こいつ、太ももにナイフ装備してたんだ!!」
「舞踏会になんてもんもってきてんだお前は!!」
「武器がないと落ち着かないんだよぉ!!」
「お前はそんなに戦闘したいのか!?」
「そういうわけじゃないけど……うぅ、な、なんで僕がこんなかっこ……」
「いいじゃないか。こんな会だったら、華は多い方がいいに決まっているだろう?」
まさかのここでトアル王登場。
王の服というよりは、神官のような、飾り気のない、けれど上品な白い装束。
「お招きありがとう。でも、ホントに来てよかった? 迷惑じゃない? ほら、僕最悪の国の王じゃない?」
「そんなこと言うなよ。戦争の時は助かったし。だいたい、約束したろ?」
「……うん、ありがとう」
「そういえば、普通に脱がせてドレス着せたけど、あんたって本当はどっちなの?」
「どっち?」
「男? 女?」
「あー、一応女だよ。元はね」
「女なんだ」
「そうだよー、……あ、これ男っていえばドレス脱げたんじゃね?」
「手遅れ☆」
「……ちっ。あぁ、こういう夜会の時は、思い切り女性を口説いて一夜のお遊びしたかった……!!」
「……」
「なんだよぴんくぅ、その、汚れたものを見るような目はぁ」
「……サイテー」
「えー」
「魔王様! お前ら!!」
「あ、モーブぅ」
モーブ、正装。蝶ネクタイ。右の髪をあげて、ヘアピンをばってんにして止めている。
「どうしたー?」
「先輩知りません?」
「あー、あいつならこの会仕切ってるから大変そうだったぞ」
「そうですか……」しゅん
「どったのぉ?」
「いや、忙しいようなら食事だけでも確保しといたほうがいいかなって……」
「モブモブけなげぇ!!」
「そ、そんなんじゃねぇし!!」
「モーブも今日忙しいのか?」
「あ、いえ、その……お菓子作って、配膳して、それから……」
「んじゃ、ビィ見つけて、手抜いてお前らもはしゃげーって言ってくれ」
「はいっ!!」
ぱたぱたぱた
「モブモブのケーキ……」じゅるっ
「あれ? まだ食べてないの?」
「うまいぞ?」
「あぁ!! 抜け駆け禁止ぃ!!」
「抜け駆けって、お前は三角関係の女子か」
「ふぇー?」もぐもぐ
「……もう何も言うまい……」
『舞踏会と言われても、何していいんだかわかりませんね……』
「踊る?」
「私踊れないぞ?」
「あたしもー」
「もぐもぐ」
『まぁ、王族である魔王とトアル王は踊れるでしょう?』
「いやぁ、僕はそういうレッスン受けてないからねぇ」
「俺も、あんま……」
『舞踏会で誰も踊れないってどういう……!?』
「「あ、勇者さーん!!」」
「ん? おぉ、部下一・二じゃないか!」
「勇者さん、うちの隊長知りません!?」
「またどっかふけやがったあの隊長!!」
「あいつ出席してるのか?」
「警備担当なんですけど」
「団長が責任全部押し付けて」
「「それが嫌で毎回どっか行くんです!!」」
「……それは……」
「隊長としてどうなんだ?」
「もぐもぐ」
「まぁ、仕方ないんでその辺はいいんですけど」
「だいたい団長が仕事っほっぽり出すのが始まりですし」
「あいつら……」
「魔王も大変だな」
「……」頭抱える
「それはいいんですよ」
「その分俺らががんばりますから」
「「逆に仕事頑張られると後が怖いと言いますか……」」
「あんな奴の部下も大変ねー」
「部下一・二、めっちゃ健気!」
「そうですか?」
「それよりも……」
「あの隊長、毎回飲みすぎまして……」
「しかも絡み酒で……」
「「とてもめんどくさいんです」」
「あー、それは切実だな……」
「……魔王、僕少し探してきてもいい?」
「盗賊?」
「そのついでに少しお話してくるね。……色々」
「ああ。わかった」
「盗賊さん、助かります」
「あ、めんどくさかったら問答無用でぶっとばしてくれていいんで」
「……警備どうした?」
「「いいんですいいんです。いてもいなくても変わらないんで」」
「……それでいいのか隊長!!」
騎C合流。
「ユシャちゃん! 背中貸して!!」
「え? ハ?」
「てか借りる!!」
「え??」
ぎゅっ
「うぅ……」
「な、何があったんだ?」
「騎C、お前……」
「なんですかぁ?」
騎C、黒のシャツに白のタキシード、白のネクタイ。
「いやぁ、青春だねぇ」くすくす
「トアル王、からかうのはおやめいただきたい」
「あぁ、普通に接してちょうだいな。でも、ふふふっ」
「盗賊ー、ちょっと聞きたいことがー」
「わー!!」
『まぁ、二人で話してる時にいろいろあったようですね?』
「♪甘い香りに導かれ、舞う蝶ひらひら花畑♪ みんな一緒に踊りましょ?♪ 僕は踊れないけれど、みんな楽しく笑いましょ♪」
ぽろろんろ
「トアル王ー、いきなり楽団に飛び入り参加するのはやめてくれ」
「♪けち~♪」ぽろ~ん
「歌に乗せて悪口を言うな!!」
「♪魔王怒ったこわいこわい♪ だけど僕は自由だもん♪ 好き勝手やってやるんだもん♪」ぽろん
「もん♪じゃなーい!!」
「あははははっ」ろんろん
「わらってんなー!!」
「魔王、トアル王に何言っても無駄無駄。あの人ホント自由人だから」
「……お前も大変そうだな、盗賊……」
「いやぁ、僕もうお役御免だからさ、かんけーナッシング☆」
「……」
『結論、トアル王は自由人。魔王は苦労人……』
「そんな結論やめろ!!」
「さぁ、困りました!」
「な、なんだ?」
「ネタ切れです!!」
「……ハ?」
「舞踏会って何していいかわからないヨネ!!」
「おい」
「ってことで舞踏会はここでお開き、長いし、バイバイ!!」
「適当すぎるだろう!!」
ちゃんちゃん♪
「こらぁぁぁああああああああああああ!!」フェードアウト
『その夜は、にぎやかな音、笑い声があふれ、そして夜が明けました……』
ちょっとよさげにまとめてみるナレー。
『……ちゃんちゃん』諦め




