崩壊が始まりました。
先ほど、お読み頂いたのはプロローグになります。
零の月ー始まりの唄ー
神の犯した罪により全てを壊された者の【物語】は、成る程、例えようの無いほど甘美な味がしますでしょう?
世界樹の図書館には、数多の世界から神々もお越しになるのですが、このような【物語】を読んでしまうと、神々すら愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで愚かで
ふふふ、少し冷静にならないといけませんね。
心配しなくても大丈夫ですよ。
私は、そういうふうに存在するようになっていますので。
あまり深く考えなくてもよろしいですよ。
ワタシという存在は曖昧に陽炎のように、そういうふうに認識していただけば、消滅はしませんので。
ーーそれにしても楽しいですね。
このように楽しいのは久方ぶりです。
愉快です。
今なら、何でもできる気がします。
ーーあなたもそう思いませんか?
神ですら罪を犯すのに、神に赦しを乞うことに何の意味があるのですか?
誰も罪など咎めることは出来ないのだから、誰もが罪深く、業に沈むべきなのです。
ーーあら?あなたは知らないと言うのですか?
知らぬこと、無知もまた罪であるのです。
知らぬ存ぜぬで許されるのは、せいぜい赤子までですよ。
「お分かり頂けましたか?」