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After Story2




「ほら、着いたよ」


「うわぁ…」



目の前に広がる、一面の青。


何度見ても、やっぱり感動する。


でも…。



「ヒト、多いなぁ…」



夏休みということもあって、泳ぎに来ている人がたくさんいる。


にぎやかでいいのだろうけど、海に来るなら静かに過ごしたかった。



「………」


「…そんな顔しないの。

ほら、波瑠おいで」



少しだけ頬を膨らませていると、隼斗さんがあたしの手を引っ張る。


そして、砂浜でも端の方を歩いていく。



「……?

隼斗さん、どこに…」


「いーからいーから」



よくわからないけど、目的地があるのは確かなようだ。


あたしは何も言わずついていった。



「……お、発見」



しばらく歩き、隼斗さんが見つけたのは柵。


『立ち入り禁止』と書かれた看板がある、木の柵。



「よっと」



その柵の向こうに、隼斗さんはお構いなしに入っていく。



「ちょっ…、そこ立ち入り禁止…」


「いーの。

ちょっと話すだけだから。

波瑠も早く来いよ」



隼斗さんが手を差し伸べる。


あたしはいけないと思いながらも、その手を取って柵の向こうへ入った。






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