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7-6




────…………



「ふーん。

動機がしてしかたないと…。

君に心当たりは?」


「……ありません」


「ふむ。

重病ですね」


「えぇ!?

何とかしてください先生!!」


「誰が先生だ!バカ波瑠!」


「あいたっ!!」



沙柚に容赦なく叩かれ、頭がひりひりする。



「なぜ気づかないのかあたしにはわからない。

そんなに鈍い子だったっけ?波瑠」


「鈍いって…何が?」



涙目のまま沙柚に聞いてみても、沙柚はフイッとして答えてくれなかった。



「……さ〜ゆ〜」


「…自分で気づくべきだと思うから言わない」



沙柚の意地悪…。



「お願いだよ沙柚…。

わかんなくて本当に苦しいの…」



今度は大げさなんかじゃなく、本気の涙目に訴える。



その様子を見た沙柚は一つ溜め息をついて、あたしの頭を撫でた。



「わかったよ。

お願いだから泣かないで」


「…うん」



あたしが涙を拭いたのを確認してから、沙柚はゆっくりと話し始めた。



「波瑠からの話を聞くに…、波瑠は、隼人さんのこと好きなんじゃない?」



……へ?



沙柚の言葉に、あたしは口をポカンと開けた。






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