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Another Story5




そこで思いついた。



まず竜二くんが選ぶ。(竜二くんのセンスに任せる)


その中で、あたしが可愛いと思う(安全圏の)ものをいくつか選ぶ。


さらにその中から、竜二くんが沙柚にあげたいものを選ぶ。



ほら!


そうすれば、ちゃんと竜二くんがプレゼントを選んだことになってるじゃん!


って。



竜二くんはよく理解してないみたいだけど。



とにかく、その方法でいくことにした。




待つこと30分。



「松浦!これなんかどうだ!?

蜘蛛の模け…」


「却下」



「松浦!これは?

サソリの形のネックレ…」


「却下!」



「松浦〜。

ライオンのぬいぐるみ」


「……却下。

でもやっぱぬいぐるみがいいね」



「ぶたのぬいぐるみ」


「う、ん……おしい。

そのぶたさんがビミョー」



「猫のぬいぐるみ」


「か、可愛い!採用!」



「なんか…ハートのネックレスあった」


「シンプルで可愛い!」



「このシャーペンは?」


「可愛いけど、沙柚は使うものより飾るもののほうが好きだからなぁ…」



「じゃあ…」



────…………



「つ、疲れた…」


「おう…」



後半になって、だいぶ可愛いものを選べるようになったので、選びに選んで10個程に絞った。



あとは、竜二くんが選ぶだけ。



でも、さすがに今日は疲れたみたいで、ものは買わずに家に帰った。






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