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5-4




「波瑠大丈夫!?」



沙柚が、落ちたメニュー表を拾ってくれた。



な…なんで…。



「ふぅん。

普通の喫茶店ねぇ…」



なんで……。



「で、なんでメイド服来てるのかな?

波瑠ちゃん」



なんで隼人さんがいるのぉー!!??




「波瑠ー?」


「な、なんで隼人さんがいるんですか!」


「え?迎えに来ただけだけど?」


「まだ30分早いです!

時計見てください!」


「…ホントだ。

うっかりしてたわ」



とか言いつつ全然悪びれてない。



わざとだ…わざとなんだ…!!



「まだ終わってないんで、待っててください!」


「…わかった。

じゃあ、中で待ってる」



外で待っててください!と叫ぼうとしたけど、その言葉は見事に打ち砕かれた。



「ここで待たせてくれないなら、嘘ついた罰として、メイド服のままで学校回る?」


「……こちらへどうぞ」


「よろしい」



隼人さんを席に座らせて、注文を取って帰ると、沙柚に捕まった。



「波瑠!

隼人さんって…まさかあの!?」


「…そう、あの隼人さんです…」


「きゃー!

あんなにかっこよかったんだ!」



沙柚は隼人さんをチラチラ見ながらキャーキャー叫んでる。



「あ…あははっ…」



それよりもあたしは、隼人さんにメイド服を見られたことがショックだった。





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