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「波瑠大丈夫!?」
沙柚が、落ちたメニュー表を拾ってくれた。
な…なんで…。
「ふぅん。
普通の喫茶店ねぇ…」
なんで……。
「で、なんでメイド服来てるのかな?
波瑠ちゃん」
なんで隼人さんがいるのぉー!!??
「波瑠ー?」
「な、なんで隼人さんがいるんですか!」
「え?迎えに来ただけだけど?」
「まだ30分早いです!
時計見てください!」
「…ホントだ。
うっかりしてたわ」
とか言いつつ全然悪びれてない。
わざとだ…わざとなんだ…!!
「まだ終わってないんで、待っててください!」
「…わかった。
じゃあ、中で待ってる」
外で待っててください!と叫ぼうとしたけど、その言葉は見事に打ち砕かれた。
「ここで待たせてくれないなら、嘘ついた罰として、メイド服のままで学校回る?」
「……こちらへどうぞ」
「よろしい」
隼人さんを席に座らせて、注文を取って帰ると、沙柚に捕まった。
「波瑠!
隼人さんって…まさかあの!?」
「…そう、あの隼人さんです…」
「きゃー!
あんなにかっこよかったんだ!」
沙柚は隼人さんをチラチラ見ながらキャーキャー叫んでる。
「あ…あははっ…」
それよりもあたしは、隼人さんにメイド服を見られたことがショックだった。




