作戦会議
仲間の紹介とギルドバトルの作戦会議です
ブリーフィングテーブル周りに全員が集まり、ホログラムマップが青白く浮かぶ中、作戦会議が始まった。
同時に、ハンガーエリアでは整備士たちが機体の最終調整を進めている。工具の音と低く響くリアクターの唸りが、BGMのように混ざる。
レオンがテーブルに手を置き、まず自分の機体を指差した。
「XRX-03。隊長機として、俺が最前線で突破口を開く。
右手のアサルトライフルで中距離制圧、右肩の『レクイエム』で重量級を一撃必殺。
左肩の4連ミサイルポッドは煙幕兼多目標対応。
そして左手……ヴォイド・リーパー。地下の狭い通路で、敵の密集を切り裂く切り札だ。
ネメシアのオーバーブーストは短時間限定で使う。長引くと俺の神経が持たない」
彼はHUDログを共有。ヴォイド・リーパーのテスト映像がホログラムに投影され、残骸が分子レベルで消滅する様子に一同が息を飲む。
ガイルが満足げに頷き、自分の担当機を紹介した。
「俺の機体は『アイアン・フォートレス』。重量級の盾役だぜ」
ホログラムに切り替わり、厚い装甲に覆われた巨体が映る。
両腕に大型シールドとガトリング砲を装備、背中には追加ブースターとミサイルコンテナ。
色は黒基調に赤のラインが入り、まるで動く要塞のよう。
「調整内容:シールドのエネルギー吸収率を20%上げた。ブラッド・クロウのEMPトラップ対策に、バックアップ電源を二重化。
ガトリングは弾薬を高貫通徹甲弾に全振り。
俺の役割は隊長の背中を守ること。敵が来たら、全部受け止めてやるよ」
次にセラが静かに手を上げた。
彼女の機体は『シャドウ・ストライカー』。軽量級の狙撃特化型。
ホログラムに映るのは、細身で迷彩塗装の機体。
右腕に超長距離レールライフル、左腕に小型シールド兼センサーアレイ。
背中にはステルスフィールド発生装置が搭載され、機体全体が薄く光を屈折させる。
「調整:レールライフルのチャージ時間を1.2秒短縮。
ステルスフィールドの持続時間を延長したけど、エネルギー消費が激しいから、短時間決戦用。
私のポジションは高所・後方からの精密射撃。
隊長のレクイエムと連携して、敵の指揮官機を優先的に落とす」
カイが勢いよく立ち上がり、興奮気味に自分の機体を指差す。
「俺のは『ストーム・ランナー』! 軽量高速型っす!」
ホログラムに映るのは、機動性重視のスリムな2脚機。
両腕にツイン・プラズマガン、脚部に高出力スラスター。
青と銀のカラーリングで、全体がシャープでスピード感がある。
「スラスターの出力リミッターを解除し、 短時間なら隊長のネメシア並みのバースト加速が出るっすよ!
俺の役割は機動戦! 敵の側面や背後を突いて、隊長の負担を減らしてみせるっす!
絶対に置いてかれないようにしますよ!」
リナがデータパッドを操作しながら、全体をまとめ上げる。
「作戦の骨子はこう。
フェーズ1:セラの偵察で敵配置を把握。
フェーズ2:隊長とカイで中央突破。ヴォイド・リーパーとストーム・ランナーの機動力を活かしてポイントを強奪。
フェーズ3:ガイルが防衛線を張り、セラが後方から援護射撃。
地下は通信妨害が予想されるから、各機に独立AIの簡易連携モードをオンにしておく。
時間制限3時間。ポイント3箇所以上確保で勝利確定。
……ブラッド・クロウのクロウ・ゼロは重量級エース。隊長のレクイエムかヴォイド・リーパーで仕留めないと、長期戦になるわ。そして謎の機体の登録データもあったから注意して」
レオンはゆっくりと頷いた。
「了解。機体調整はこれで完了か?」
ガイルが親指を立てる。
「バッチリだ。全部、明日の朝までにフルチャージ完了させる」
セラが小さく息を吐く。
「……生きて帰る。それだけ」
カイが拳を握る。
「ナイトメアの悪夢、見せてやりましょう!」
リナが最後に笑みを浮かべた。
「じゃあ、休憩は最小限。
隊長は神経接続のクールダウン取って」
ホログラムが消え、ハンガーに再び整備の音が響く。
ヴォイド・リーパーが、静かに青白く光を放っていた。
次からギルドバトル開始!!!
もう少しでストック切れ起こすので投稿遅くなりそうです




