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XRX-03:灰色の咆哮  作者: 装機伊織
第1期
4/14

作戦会議

仲間の紹介とギルドバトルの作戦会議です

ブリーフィングテーブル周りに全員が集まり、ホログラムマップが青白く浮かぶ中、作戦会議が始まった。

同時に、ハンガーエリアでは整備士たちが機体の最終調整を進めている。工具の音と低く響くリアクターの唸りが、BGMのように混ざる。


レオンがテーブルに手を置き、まず自分の機体を指差した。


「XRX-03。隊長機として、俺が最前線で突破口を開く。

右手のアサルトライフルで中距離制圧、右肩の『レクイエム』で重量級を一撃必殺。

左肩の4連ミサイルポッドは煙幕兼多目標対応。

そして左手……ヴォイド・リーパー。地下の狭い通路で、敵の密集を切り裂く切り札だ。

ネメシアのオーバーブーストは短時間限定で使う。長引くと俺の神経が持たない」


彼はHUDログを共有。ヴォイド・リーパーのテスト映像がホログラムに投影され、残骸が分子レベルで消滅する様子に一同が息を飲む。


ガイルが満足げに頷き、自分の担当機を紹介した。


「俺の機体は『アイアン・フォートレス』。重量級の盾役だぜ」


ホログラムに切り替わり、厚い装甲に覆われた巨体が映る。

両腕に大型シールドとガトリング砲を装備、背中には追加ブースターとミサイルコンテナ。

色は黒基調に赤のラインが入り、まるで動く要塞のよう。


「調整内容:シールドのエネルギー吸収率を20%上げた。ブラッド・クロウのEMPトラップ対策に、バックアップ電源を二重化。

ガトリングは弾薬を高貫通徹甲弾に全振り。

俺の役割は隊長の背中を守ること。敵が来たら、全部受け止めてやるよ」


次にセラが静かに手を上げた。

彼女の機体は『シャドウ・ストライカー』。軽量級の狙撃特化型。


ホログラムに映るのは、細身で迷彩塗装の機体。

右腕に超長距離レールライフル、左腕に小型シールド兼センサーアレイ。

背中にはステルスフィールド発生装置が搭載され、機体全体が薄く光を屈折させる。


「調整:レールライフルのチャージ時間を1.2秒短縮。

ステルスフィールドの持続時間を延長したけど、エネルギー消費が激しいから、短時間決戦用。

私のポジションは高所・後方からの精密射撃。

隊長のレクイエムと連携して、敵の指揮官機を優先的に落とす」


カイが勢いよく立ち上がり、興奮気味に自分の機体を指差す。


「俺のは『ストーム・ランナー』! 軽量高速型っす!」


ホログラムに映るのは、機動性重視のスリムな2脚機。

両腕にツイン・プラズマガン、脚部に高出力スラスター。

青と銀のカラーリングで、全体がシャープでスピード感がある。


「スラスターの出力リミッターを解除し、 短時間なら隊長のネメシア並みのバースト加速が出るっすよ!

俺の役割は機動戦! 敵の側面や背後を突いて、隊長の負担を減らしてみせるっす!

絶対に置いてかれないようにしますよ!」


リナがデータパッドを操作しながら、全体をまとめ上げる。


「作戦の骨子はこう。

フェーズ1:セラの偵察で敵配置を把握。

フェーズ2:隊長とカイで中央突破。ヴォイド・リーパーとストーム・ランナーの機動力を活かしてポイントを強奪。

フェーズ3:ガイルが防衛線を張り、セラが後方から援護射撃。

地下は通信妨害が予想されるから、各機に独立AIの簡易連携モードをオンにしておく。

時間制限3時間。ポイント3箇所以上確保で勝利確定。

……ブラッド・クロウのクロウ・ゼロは重量級エース。隊長のレクイエムかヴォイド・リーパーで仕留めないと、長期戦になるわ。そして謎の機体の登録データもあったから注意して」


レオンはゆっくりと頷いた。

「了解。機体調整はこれで完了か?」


ガイルが親指を立てる。

「バッチリだ。全部、明日の朝までにフルチャージ完了させる」


セラが小さく息を吐く。

「……生きて帰る。それだけ」


カイが拳を握る。

「ナイトメアの悪夢、見せてやりましょう!」


リナが最後に笑みを浮かべた。

「じゃあ、休憩は最小限。

隊長は神経接続のクールダウン取って」


ホログラムが消え、ハンガーに再び整備の音が響く。

ヴォイド・リーパーが、静かに青白く光を放っていた。

次からギルドバトル開始!!!

もう少しでストック切れ起こすので投稿遅くなりそうです

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