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XRX-03:灰色の咆哮  作者: 装機伊織
第1期
1/14

灰色の日々

僕すごーくロボアニメ、ゲーム好きだからさ、

イメージ涌いたときのメモした内容から書いてるから、

分かりにくいところもあるかも。所々、オマージュもあるから見つけてみてほしい。

廃墟の鉄骨が林立する旧工業区画。

空はいつも通り、灰色に淀んでいた。


コックピット内のHUDが赤く点滅する。

エネルギー残量:41%。

粒子合成ブースター「ネメシア」の冷却タイム:残り18秒。

右手のアサルトライフル:マガジン残弾87/120


レオンは静かに息を吐き、操縦桿の感触を確かめた。


機体――XRX-03。

ナイトメアが血と金を注ぎ込んでようやく手に入れた試作機。

中量級の2脚型ながら、肩に鎮座する「レクイエム」の存在感は圧倒的だ。

右肩のプラズマ式レールガンは、発射時に周囲の空気を引き裂くような青白い閃光を放ち、一撃で中型機を両断する。

左肩の4連ミサイルポッドは、状況次第で蜂の巣にも、煙幕にもなる。

そして背中の「ネメシア」……この粒子合成ブースターがフル稼働すれば、XRX-03は一瞬で戦場を駆け抜け、敵の死角を突く悪夢となる。


だが、その代償は大きい。

機体とパイロットの神経接続深度を極限まで上げなければ、ネメシアの出力は制御不能になる。


レオンはすでに、その境界線を何度も越えていた。


通信回線から、部下の声が響く。


「隊長! 敵影、3機確認。距離1800。ハウンド型2機に、指揮官機らしき中型1機です!」


「了解。……俺が引きつける。左右から回り込め」


「ですが隊長、ネメシアの連続使用は――」


「命令だ」


通信切って、レオンはスロットルを押し込んだ。


XRX-03の背部から、低い唸りが上がる。

ネメシアが粒子を合成し始め、青みがかった排気が噴出。

機体は一瞬で加速し、廃墟の間を滑るように突進した。


右手のアサルトライフルを構え、3点バーストで先制射撃。

弾丸がハウンドの装甲を削り、火花を散らす。


敵指揮官機が反応し、肩のキャノンを向けてくる。


「遅い」


レオンは左スティックを倒し、機体を横滑りさせる。

同時に右肩の「レクイエム」がチャージ音を響かせた。


――シュンッ!


空気が裂ける音。

プラズマの軌跡が一直線に伸び、指揮官機のコア部を正確に貫いた。

爆炎が上がり、敵機は膝から崩れ落ちる。


残ったハウンド2機が慌てて跳躍し、爪を振りかざして迫る。


レオンは小さく笑った。

「まだ終わらないぞ」


背中のネメシアが再び唸りを上げ、オーバーブーストを発動。

XRX-03は残像を残して一瞬で間合いを詰め、左手――武器のない左腕を振り抜いた。


ただの拳ではない。

神経接続のフィードバックが、衝撃を倍加させる。

鈍い金属音とともに、ハウンドの頭部が吹き飛び、もう1機は怯んだ隙にアサルトライフルで蜂の巣にした。


戦闘終了のブザーが鳴る。


コックピット内で、レオンは額の汗を拭った。


「……今日も、生き残ったか」


通信から部下の安堵した声。


「隊長、無事ですか?」


「ああ。……だが、次はもっと厄介なのが来る。準備しろ」


彼はHUDに映る機体のステータスを見つめた。

ネメシアの温度計が、危険域に片足を突っ込んでいる。


この機体は、いつか自分を殺すかもしれない。

それでもレオンは、操縦桿を離さなかった。


なぜなら


彼はこの悪夢の中でしか、自分が「生きている」と感じられないからだ。

なんか、すごーく既視感がある機体になってしまった。

ストックがあるところまで一気に投稿します


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