灰色の日々
僕すごーくロボアニメ、ゲーム好きだからさ、
イメージ涌いたときのメモした内容から書いてるから、
分かりにくいところもあるかも。所々、オマージュもあるから見つけてみてほしい。
廃墟の鉄骨が林立する旧工業区画。
空はいつも通り、灰色に淀んでいた。
コックピット内のHUDが赤く点滅する。
エネルギー残量:41%。
粒子合成ブースター「ネメシア」の冷却タイム:残り18秒。
右手のアサルトライフル:マガジン残弾87/120
レオンは静かに息を吐き、操縦桿の感触を確かめた。
機体――XRX-03。
ナイトメアが血と金を注ぎ込んでようやく手に入れた試作機。
中量級の2脚型ながら、肩に鎮座する「レクイエム」の存在感は圧倒的だ。
右肩のプラズマ式レールガンは、発射時に周囲の空気を引き裂くような青白い閃光を放ち、一撃で中型機を両断する。
左肩の4連ミサイルポッドは、状況次第で蜂の巣にも、煙幕にもなる。
そして背中の「ネメシア」……この粒子合成ブースターがフル稼働すれば、XRX-03は一瞬で戦場を駆け抜け、敵の死角を突く悪夢となる。
だが、その代償は大きい。
機体とパイロットの神経接続深度を極限まで上げなければ、ネメシアの出力は制御不能になる。
レオンはすでに、その境界線を何度も越えていた。
通信回線から、部下の声が響く。
「隊長! 敵影、3機確認。距離1800。ハウンド型2機に、指揮官機らしき中型1機です!」
「了解。……俺が引きつける。左右から回り込め」
「ですが隊長、ネメシアの連続使用は――」
「命令だ」
通信切って、レオンはスロットルを押し込んだ。
XRX-03の背部から、低い唸りが上がる。
ネメシアが粒子を合成し始め、青みがかった排気が噴出。
機体は一瞬で加速し、廃墟の間を滑るように突進した。
右手のアサルトライフルを構え、3点バーストで先制射撃。
弾丸がハウンドの装甲を削り、火花を散らす。
敵指揮官機が反応し、肩のキャノンを向けてくる。
「遅い」
レオンは左スティックを倒し、機体を横滑りさせる。
同時に右肩の「レクイエム」がチャージ音を響かせた。
――シュンッ!
空気が裂ける音。
プラズマの軌跡が一直線に伸び、指揮官機のコア部を正確に貫いた。
爆炎が上がり、敵機は膝から崩れ落ちる。
残ったハウンド2機が慌てて跳躍し、爪を振りかざして迫る。
レオンは小さく笑った。
「まだ終わらないぞ」
背中のネメシアが再び唸りを上げ、オーバーブーストを発動。
XRX-03は残像を残して一瞬で間合いを詰め、左手――武器のない左腕を振り抜いた。
ただの拳ではない。
神経接続のフィードバックが、衝撃を倍加させる。
鈍い金属音とともに、ハウンドの頭部が吹き飛び、もう1機は怯んだ隙にアサルトライフルで蜂の巣にした。
戦闘終了のブザーが鳴る。
コックピット内で、レオンは額の汗を拭った。
「……今日も、生き残ったか」
通信から部下の安堵した声。
「隊長、無事ですか?」
「ああ。……だが、次はもっと厄介なのが来る。準備しろ」
彼はHUDに映る機体のステータスを見つめた。
ネメシアの温度計が、危険域に片足を突っ込んでいる。
この機体は、いつか自分を殺すかもしれない。
それでもレオンは、操縦桿を離さなかった。
なぜなら
彼はこの悪夢の中でしか、自分が「生きている」と感じられないからだ。
なんか、すごーく既視感がある機体になってしまった。
ストックがあるところまで一気に投稿します




