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正規ヒロインーー王女アメリア・上

ここから平常運転に戻りますので、テキスト量も戻りますw

 シャーロットは堂々と玉座の間へと移動し、アメリアが訪れるのを待つ。

 私も巻き込まれる形で、連れられてきた。



 そうして、城門の開閉音の後、多くの家臣達に迎えられながら、一人の少女がずかずかと歩いてくる。 年の頃は16歳だろうか?



 藍色のロングヘアーに、如何にも魔術師という感じの城と朱のコントラストが際立つ、法衣を身につけ、翡翠の瞳を持つ清楚かつ、快活でもあり、落ち着いた印象も同時に受ける。

 バランスの良い少女だった。


「エカテリーナはどこ? 昨日から城に滞在していると聞いて、早馬を飛ばしてやってきわ!」


 彼女見なれない上に格好も目立つ、私に目をとめるとーー貴女がエカテリーナね。

 この泥棒猫ーー! ヴィクトル様は返してもらうわ!


 ーーと言い放った。


 あまりの迫力に私は何も言い返せなかったが、割って入るように国王が応対する。



「アメリアよ、まずは礼儀が大事ではないかね? 幼い頃から、離宮でこの国に滞在していたお前は私は娘同然に思っている。 何なら、養子として迎えてもいいが?」


「いいえ、結構です。 私は養子になりたいわけじゃない。 ヴィクトル様の妻になりたいのです!」


 といい、エカテリーナに向き直った。


「先ほどは失礼しました。 わたくしは元・ルキア第一王女・アメリア!

 ヴィクトル様の妻になる女性です!」


 元の部分はほとんど聞こえなかったが、随分と嫌われているなあと思った。



 国王様、私はこれより魔道公女と名高いエカテリーナ様に、一騎打ちを申し込みます。

 もし勝ったら、此度の婚約を解消していただけませんか?

 そしてこの魔導公女エカテリーナを王宮から、永久追放にすると約束してください!


 国王は少し迷った後ーー


 「いいだろう、好きにするが良い。

 ただ、もし負けた場合……我が王国の養子として、ルキアのために尽くしてもらうが良いかな?

 私は知略の王と称される眼前のレオンハルト卿の噂を思い出していた。


 おそらくアメリアも隣国の王女らしいので悪くない取引材料にできると踏んだのだろうか?

 しかし、私の実力分からない以上博打だと思うのだけれども?


 はい、結構です。 ーーその条件受けましょう?

 では、皆の者下がりなさい。 ここは私、アメリアと、魔導公女エカテリーナの決闘のフィールド、邪魔者達は控えなさいな!?」


 ほとんどの臣下達が下がる中で、私の前に進み出るシャーロット異議ありという風体でただ一人進み出る。

 後ろ私と並ぶように付き人と言った体でエレオノーレさんが控えているのが流石だった。


「大いに異議ありですわ!

 そういうわけで、異議を唱えるわたくし、第三王女こと、シャーロットが決闘を挑みます。


 主賓であるエカテリーナ様の前座と言うことになりわね。ですが負けたらさぞ赤っ恥ですね。 元お姉様!? エカテリーナ様に挑むことさえできないのですから?」


 あえて挑発的に挑みかかるシャーロットを、力強い瞳で見返し余裕綽々の笑み出切り返すアメリア!」



「いいでしょう、アナタが私に勝てたことなど数えるほどよ?

 そこまで言うならかかっていらっしゃい。 我が妹シャーロット!」


 同時に臨戦態勢を取る。 エレオノーレさんに手を引かれて下がる私と両者距離を取るアメリアとシャーロット!



 そうして戦いが開始される。




 先手を仕掛けるのはシャーロット、おなじみとなっている雷の呪文ーー先手必勝とばかりにサンダーボルトを手のひらに集中して強烈な雷撃を放つ。

 対するアメリアは、同じく雷の防壁を周囲に貼り、その全てを吸収した。


 強い一手目出既に分かる貫禄がアメリアにはあったーー卓越した魔道センスがなければあれはできない! 私は息をのみながら、成り行きを見守る。


「全く、馬鹿の一つ覚えね。雷の雷撃だけで私は倒せないわ!」


 そうして火炎の魔力がアメリアの手のひらに集中していく。

 両手を使って収束したはそれは中級魔法・ボルケーノ、広い範囲と高火力を両立する。 強力な魔法だ!


 それを受けてシャーロットが飛び上がるが、広い範囲を完全に躱しきれずに炎に飲まれたかに見えた。


 だが、その瞬間、燃えさかったのは、シャーロットのドレスーーだけ?


 彼女は次の瞬間アメリアの背後へと移動しており、まるで分身でも使ったかのように、多彩な残像と、踊り子のような剣舞ーーブレイドダンスを披露する。

 羽織だけをおとりに使った幻惑攻撃だ。 それなりにコストがかかって居るであろうことなど、どうでもいいことが頭をよぎるが今はそれどころではない。



 フィジカルは高くなさそうなアメリアは後退すると同時にーー

「なるほど、ちゃんと成長しているのね」と呟く。



 さて、私の術はこれだけじゃないわ! ーーと言い放った。

 シャーロットの姿は以前見たときとは違い、私のドレスをピンクと赤色を基調にして白で仕上げたでような、独特の衣装に替わっていた。

 いつの間に用意したのかおそろいである?(ソフィアの者は青紫黒が基調)


 ただ軽装で動きやすくするために、所々にスリットや、パーツの少なさがうかがえる。


「フン姉妹そろってお揃いというわけね、この裏切り者め! ーーと言い放つアメリア」


「いいでしょう次で決着をつけます!」 「望むところよ、アメリア姉ーー!」


 先手を取ったのはシャーロット、彼女は短刀としてダガーナイフのようでいて刃渡りの広い曲刀をを取ったような独自の得物を二刀流にしている。

 「陰と陽、夜と昼を象徴するかのように、一対の刃が鮮やかに輝いた。

 それを両手から投擲するーーアメリアを交差するように回転する曲刀がアメリアを襲いかかる。

 ーーが、は素早い動きで避けるがすぐに戻ってきたダガーナイフが、アメリアに襲いかかる。 キッチリと連動する量の刃破それなりの回避力がなければ躱せないだろう?



 それを避けようと再度回避運動を床なったアメリアに、「ライジング・サンダー」

と言う中級雷魔法を唱える。 ボルケーノと似た性質を持つ。 範囲魔法だーー!


 雷が、ダガーナイフ連動する雷が、特殊な機動で、初見ならば躱せない動きを見せる!

 さすがはシャーロットだ。 それが意図的にアメリアの近くに帯電する。

 

 アメリアは咄嗟に、雷の防壁を作り出して防御する。 が、今度は明確な指向性と魔力の出力が上がっていることから、完全に防御できない。


「きゃあああーー!」 アメリアの悲鳴が響き渡る、そこで勝ちを確信したシャーロットだが、すでに布石は打っているという感じで倒れているアメリアは被弾しながらも致命傷破躱しており、ニヤリと笑った。


「貴女はすでに私の術中にいるのよ、シャーロットーー!」

 余裕を抱いた勝利宣言を言い放つアメリア。



 いつからか、絨毯の上に張り巡らされた氷の皮膜。


「アイシクル・レインーー!」 やはり氷の中級魔法が発動する。


 設置型レインと言う名前が示すとおり、天井に氷を張ってつららを落とす魔法だが、天才アメリアは地面から、つららを逆さまに一気に拠出させた。


 それにより、シャーロットは氷で足を固定されている。

 動こうと必死にあがくが、既に絡め取られているシャーロットには逃げる手段がない。


 そこまでーー勝負ありましたね。 エレオノーレが審判役として、裁定を下す。


 勝者アメリアーー! 僅差ではありましたがいい勝負でした。


 そんなあんなに頑張ったって言うのに、悔し涙を流すシャーロット、それを見ながらアメリアは彼女に手を差し伸べて助け起こした。

 貴女も随分腕を上げたわね。 シャーロット姉として誇り高いわ。


 といいつつ、シャーロットにも賛辞を送った。

 シャーロットは「アメリア姉いえ、アメリア様は敵ですと照れ隠しながら、わずかに頬を染めながら、距離を取った。


「さて次こそが本番、魔導公女エカテリーナ、貴女が私の本命よ!見せてもらおうかしらヴィクトルを射止めた腕前ーー!?」


アメリア戦の上に鳴ります。 エカテリーナがまだ戦ってないので、VSアメリアにはできなかった感じかな?

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