2話 俺の力は
……だいぶたった、もうどれぐらい歩いてるのか
「フフッ…かなり疲れてる様子だな。もうすぐだぞ!。」
おっ…建物が見えて来た、あの門の大きさを見るにかなり村…集落?の大きさはかなりのものだろう。
立ち止まり、彼女は振り返って言った。
「ようこそ、メガミ村へ。」
「誰が付けたんです?その名前。」
「はァ〜…そんなのどうだっていいだろう。私が来た時からその名前だ。そんな事より、新入りだからな。皆を集め……そういえば名前を聞いてなかったな。」
「あ。思い出せない…」
なまえか、どうしよう…
「どうしましょう…ええっと、」
「そうか。おお!今ビビッと来たぞ。ヘラだ。ヘラ」
「ヘラ……それで。」
別に変じゃないし…んーしっくりしてきた。
そうして道を歩くと一際でかい建物見えてきた
「おお〜結構でかいですね。」
「そうだな。この村で一番大きいな。さ、通ってくれ、」
そうして通るとすでに人が集められていた。
「…コホン。紹介しよう、外で保護したヘラだ。」
え?それだけ?て思ったけど、ああ…後は自分でって事か。
知らない顔。緊張するな、
「あ〜ヘラです。よろしく…?」
一人の男が手を挙げて彼女の方を向かって
「コイツ、どういう力だ?」
「まだ聞いていない。かなり緊急だったしな。」
「ま…待ってください!力って?」
「さぁ、本題だ。」