第ニ話 可能性は....
追記 3/18 武器・防具のステータス欄を追加。最初にもらえる武器を決めるシーンを追加。
学校の帰り道にあるショッピングモールに寄って『変わらない世界』を買ってきた。
去年買ったヘッドギア型VRゲーム機v.2.4は家に置いてある。
早速やってみるか。
確か、コンセントを差してヘッドギアの耳あたりにカセットを入れれば準備完了
ベットで横になる前にヘッドギアを頭に被れば、ゲームスター....
....行けたみたいだな。
目に映った景色は夜をも超えた深い暗闇の中だった。
そんな中で、光を放っているものがあった。
ゲーム設定と書かれたウィンドウだった。
....なんか懐かしいな。
まあいいか。
設定開始
そう言うとウィンドウから、ピコンと音がしたあと女性の声が聞こえてきた。
『設定を開始します』
『まずは、名前とキャラクターメイクを行ってください』
....そうだな。
名前はレノア。
髪は赤色で、目は青色、顔はリアルを元にちょっといじればいいか。
「次にステータスを100p分お決めください」
.....1p使うことで、HPとMPは5上がって、その他は1上がるのか、あと振らなかったステータスは1になるらしい。
.....あいつみたいに魔法職と前衛をやってみようか。
ならこうすればいいか。
ステータス
名前 レノア
性別 男
種族 人
職業 未確定
武器 未定
防具 未定
HP 1
STR 20
VIT 1
DEX 20
INT 10
AGI 30
LUK 1
MP100/100
スキル 未確定
『次に職業を1つ、スキルを7つお決めください』
....ビルドは決まっているから、選ぶものは...。
ステータス
名前 レノア
性別 男
種族 人
職業 魔導士
武器 未定
防具 未定
HP 1
STR 20
VIT 1
DEX 20
INT 10
AGI 30
LUK 1
MP100/100
スキル 剣術Lv1、火魔法Lv1、付与魔法Lv1、風魔法Lv1、ランダム、ランダム、ランダム
....そういえば、あいつはいいスキルがなかった時、ランダムをよくしてたな。
その時言っていた言葉が『運ゲーどんと来い』だったか。
....一回も良いの引いたことなかったが。
『武器を選んでください』
武器か。.....剣で
『設定が終了しました』
『最後に一つ、あなたがこの世界で望むことは何ですか？』
....決まってる。あいつと妹ともう一度会うことだ。
『なるほど、それなら会えるかもしれませんね。可能性の 1つですが』
....そうか
『それではゲームスタートです！楽しんでください。そして、自分の願いを叶えられるといいですね』
その声が聞こえた後、僕の視界は白で埋め尽くされた。
この作品の主人公簡単に言えばシスコ（殴
追記 ステータスに性別、種族を書き忘れていました
