第十一話 忘れ去られた都2-遙か彼方に在りし女神-
今回は戦闘シーンをかなり頑張ってみました!
これを機にこれまで投稿したものを流れを変えずに一部を変えたり追加したりをします。
起きてすぐに僕は、部屋の電気をつけ、PCを開きいくつか気になったことを調べる。
.......よし、ここまでわかればいい。
今の時間は....12時か、.....ご飯食べよ。
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よし!昼ごはんを食べてから俺はすぐにゲームを再開した。
さてと、貰ったマップを見ながら向かうとするか!
そう考えながら、俺は門を抜け少し歩いたところから全力で目的地に向かった。
「....!」
スライムさん?ちょっとたかがAGI300台にぶつかっただけで死ぬなんてダメでしょ!
これは後で知ったことだが涼しげな森に住んでいるブルースライムはあのエンクラに鍛えられているためそこら辺のスライムよりは強いとのこと。
そんなことが何度かありつつも俺は目的地である遺跡に到着した。
「........でか」
想像以上である。入り口(?)の時点で、かなりの大きさである。
少し、古びていて、草木も生い茂っているが建物として形が残っているのを考えるとかなり丈夫なものだと推測できる。
......こりゃ、探索に時間がかかりそうだな。
そう思いつつも、遺跡の中に入っていく。
罠にも警戒して進んでいたが、ここ罠の類はないのかもしれない。
そうして、見つけたのは.....
「なんだこりゃ?」
人を模している像だった。
誰かを模した石像か?それにしてもここまで古びている場所なのにここだけやけに綺麗だな。
ん?
それに気づいたのはたまたまだった。
石像の下にプレートがあることを。
「......なんだこれ」
プレートに書かれている文字は明らかに日本の......いや待て何故日本と同じ文字が別世界にあるんだ?
作った者が日本語を知っているなら分かるが......いやこれは後で考え直すべきだな。
そう自分の思考を閉じ、プレートに書かれている文字を読み解いていく。
「運◾️◾️愛の◾️神 ◾️◾️◾️」
殆ど文字として認識できなかったが、これはなかなか大きなものでは.....!
その時、俺は咄嗟にその場から離れた。
「ふーん?私の、死神の鎌の隠密効果を破って気づくなんてあなた何者?」
攻撃を仕掛けてきたのは、黒髪ショートの少女だった。
多分プレイヤーだろうな。
「何者と言われても、頼まれて探しているだけだがな」
「頼まれて?誰に?」
「言えん。この頼み事はできる限り隠匿しろと言われているからな」
「へぇ〜、じゃぁ私の条件的にあなたは殺さないとダメね」
「は。その感じだともし他に探している人間がいたら抹殺しろとでも言われているのか?」
「あなたが答えていないのに答えるとでも思ったの?」
「ま、そう来るよな」
一触即発の状態。先に動いたのは....
「じゃ、依頼者からの希望通りあなたを抹殺するわ」
黒髪の少女だ。
「やなこった」
そんな俺の反応に少女は
「あらそう。でも、私と対面した時点で負けは決まってるのよ。『死の宣告』!」
そう、言い俺の周りに黒い影が現れ、取り囲んだ。
「私の勝ちね」
『死の宣告』、確か『死神』ユウが使う『死』という状態異常を与えるスキルだったか。
「ははは」
急に笑い出した俺を見て、少女は驚いた。
「なんで笑うの?」
そう聞く少女に対して、俺は答える。
「悪いな。俺に状態異常は効かないんだ」
そう言い切ると同時に、俺を取り囲んだ黒い影が四散する。
「なっ!」
それを見て驚く少女。
「さて、今度はこっちの番だ」
君のスキルをパクらせてもらおう
「『模倣術』」
そういうと同時に俺の目の前にウィンドウが現れた。
スキル
剣術Lv5、鎌術Lv10、紅闘気Lv5、不意打ちLv8、気配遮断Lv8、空間魔法Lv5、攻知共有、封印Lv10、等しく刈り取る者、死への宣告、死神の鎌、死の呪い
へぇ、こうなってんだ。
じゃ、死の宣告と等しく刈り取る者で。
『警告 職業固有スキルは模倣できません』
ッチ。じゃ、攻知共有と空間魔法で。
『スキル模倣術Lv1の効果で攻知共有と空間魔法Lv5を模倣しました。模倣術のクールタイム残り24時間』
よし。
「....『模倣術』。名前的に.....」
何か少女が言っている気がするが俺は気にせず、攻撃を仕掛ける....がその前に。
「『道具付与:空間』」
『付与魔法』で剣に『空間魔法』を付与する。
終わればすぐに地面を蹴り上げ、加速し一気に少女との距離を詰める。
そして、剣を心臓を突き刺さんが如く疾く突いたが、少女はそれを予想していたように、優雅に回避しお返しとばかりに死神の鎌で俺の首を切り裂こうとするが俺はそれを剣で弾いたが....
「ッ!」
なんと俺が持っていた剣が壊れたのである。
「ま、私の死神の鎌と打ち合えばそうなるわ」
純粋なスペック不足ってやつだ。
さてとどうしたものか.....ん?
ふと目に入ったのはまだ確認していなかった像の後ろ側だ。
ん〜、一か八かの賭けになりそうだな。
時間を稼ぎますか。
「『フレイムボム』」
そういい、火でできた爆弾を生成。
それを地面に投げつけると爆発した。
「えっ!?逃げる気!?」
5秒でも時間を稼げれば御の字だったけど、これなら15秒は稼げそうだ。
少女が俺から離れたとほぼ同時に像の後ろを見に行った。
「賭けは俺の勝ちみたいだな」
そこには一振りの純白の剣が立て掛けられてあった。




