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魔女狩り聖女ジャンヌ・ダルク サイドストーリー篇  作者: 白崎詩葉


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約束を守ってください①

「訊いたっすよ。ジャンヌちゃんと気まずい関係になったって」

「違う」と即答で返すイル。

 どこから訊いたんだ。

「でしたら、こっちで仕事しません?楽な仕事っすよ」

 クノに変な勧誘される。

「どさくさに紛れて契約させようとしているだろう」

「バレたっすか。てへへ」

 わざとらしい。

「せっかく新しい職場を紹介してあげようとしているのに」

「もう行く」

 イルが立ち去ろうとするが。

「分かったっす。頼み事してくれましたら、ジャンヌちゃんと仲良くする手伝いするっす」

 もういやな予感。

「頼み事って・・・」

「アニエスちゃんに会ってほしいだけっす」

 そういえば、変な3人組から助けて以来だった。

「仕事はするんすけど、仕事以外はほぼ引きこもっているんす。引きこもりなりかけと言いますが、だから元気つけてほしいっす」

 アキセに裸にされたから、そのショックだろうか。いや、毎回了承つけられていたら、調子がつく。しかも、ジャンヌと会ったら確実に収まりどこがない。

「魔女の手を借りなくても!」

「そんなことを言わずに」と首に短剣を添えられる。

 だから魔女は嫌になる。

「拙者がこれだけ頼み事をしているんすよ。しかも聖女の仲をよくしてあげようと宿敵である魔女がわざわざ言っているんすよ。せっかくのチャンスを逃さない方がいいっすよ」

 圧をかけている。もう逃がしてくれない。

「もう少し内容を訊いてからでいいか」

「いいっすよ」

 首から短剣が離れた。

「その・・・ジャンヌと関係取り戻す作戦って・・・」

「それ言ったらうまくいかなくなるっすよ」

「早速話が逸れているが」

「まず、アニエスちゃんと会ってくれたら、守りますって」

 確かにこれまで約束を守ってきた。だから調子に乗るから乗り気にならない。

「は~」と重い溜息を吐いて、「分かった・・・」と答える。



――先輩。わざわざ呼び出しってなんでしょうか。

 アニエスはクノから呼び出されたので、待合場所に向かう途中だった。

 最近、引きこもりがちだか、仕事はこなしている。何かやらかしただろうか。

 今思い出しただけでもいやになる。

 アキセに力を封じられ、薄い服装を着せられ、セクハラされ、べたべたにされ、裸にされ、それをイルに見られた。

 恥ずかしさとショックがあまりにも大きく、しばらく仕事以外は外出する気がなかった。

 その時、背後からスケベな視線。鳥肌が立つ。恐る恐る振り向く。

「よう。久しぶりだな」

 笑顔で言うアキセ・リーガンだった。



「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 叫び声が響く。

「あれ。アニエスちゃんっすね。アキセ君と会ったっちゃったみたいっすね」

 クノと目が合う。

「たく」

 イルが行く。

「頑張ってっす!」

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