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空色の瞳

幼少の頃から荷台の隅に積み込まれ、

品物の対価には代えがたい溢れる愛情と

何よりも表情豊かな空と朝日を浴びて育った。


軽薄な容姿には似つかず、目利きと分類される場面では

活躍しない時がない、そんな青年に成長した。


最年少で高位の「輸魔」の資格を持つその青年は、

特に、人が通れないような過酷な経路や、

危険地帯への依頼でその腕をふるった。



空から見下ろした点景からは、

その青年にとっては非常にゆったりとした速度で

鈍行する荷馬車の列がうねっていた。


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