・エピソード1のおまけ
・エピソード1のおまけ
キャラクター紹介もかねたちょっとしたコーナー。
滝夜叉・クランドール
今作主人公であり、ジャメリカ星の支配者の家系のお嬢様及び、彼女をモデルにして作られたロボット。全身銀色に白み掛かった金髪、翠玉のような目をした女性型で、スタイルは良好。人間の意識を機械に移し替える技術『解浄』により九死に一生を得る。祖父に自分たちを裏切った大統領家への復讐を託され、相棒であるメイドのドリスと共に、明日をも知れない旅に出る。享年16歳。一人称は私。
ドリス・マッカンダル
滝夜叉の相棒であり、クランドール家のメイド長を務めるサイボーグ。外見は長身で黒髪黒目の色黒。そして豊満。年齢は32歳。ぶっきらぼうな口調で一人称は俺。家政婦や侍女というよりもボディガードの側面が強く、その戦闘力は非常に高い。クランドール家が襲撃された際にメイド隊は壊滅し彼女も手酷く損傷したが、圧倒的不利を覆して敵を全滅させた。態度は悪いが滝夜叉には基本的に逆らわず忠誠を誓っている。
エゴ
流刑星ウバステで人の目が届かないのを良いことに、管理者たちのが猟奇的かつ退廃的な遊び(生体実験)で生み出し、玩具にしていた少年。青い瞳にくすんだ金髪をしており一人称はボク。凌辱された末に人間を憎み、精神が限界を迎えていた所、滝夜叉たちが現れて星を滅ぼす。彼はその瞬間を目撃し奇跡を体験、信仰に目覚めてしまい、以後彼女のことを『救世主様』と慕って付き従うようになる。
義持・クランドール
ジャメリカ星を大統領家と二分して支配していたクランドール家の現当主。滝夜叉の祖父でありドリスの雇い主である。人を色んな意味で自由にする新技術『解浄』を開発し、面倒な支配者業の卒業を大統領にも勧めた所、後日何故か襲撃を受けてしまう。彼は理由こそ分からなかったが、自分たちの復讐を瀕死の孫娘に託すと、その技術を用いて解浄者へと生まれ変わらせた。
大統領
ジャメリカ星をクランドール家と二分し、支配していたもう一つの家系。今期の大統領選にも勝利して順風満帆だったが、義持から『解浄』の話を聞いて豹変、長い蜜月を打ち切り彼らを亡き者にせんと襲い掛かった。
機体解説
本編であまり触れられない、登場した人型ロボット『ベリアル』についてさらっと紹介するコーナー。
セント・エトルム
義持・クランドールが孫娘の滝夜叉・クランドールにせがまれて作った最強のベリアル。彼女をモデルにしており、見た目もロボットのほうと瓜二つ。既存のベリアルと一線を画した性能を誇る。武器は大鎌だが、相手の機体をを鹵獲したいときなどは素手で戦うことも。
ポリス99
宇宙港でエトルムに敗れたベリアル。警察をあしらった青と黒の二色をした、武骨な一つ目のロボット。民生品に毛が生えた程度の性能しかなく、専ら違法改造された民間機にも数を頼らないと負けることもしばしば。
ヒューマンタ
ジャメリカ星脱出時に撃破された同星宇宙軍の機体。エイに手足が生えたような、奇妙な外見をしており、黒い機体に赤い目が一つ。戦闘機に簡素な胴体と手足がポン付けされており可変機という訳ではない。容易くそれらを捨てることで戦闘機に戻れるのだが、その特徴を活かすことなく出番が終了した。
グランサージオン100
ウバステまで滝夜叉たちを追って来た宇宙軍の機体。無骨ながらもスマートさのある長身のフォルムに、単眼に一本角におちょぼ口が特徴。一般的には緑色だが、一部の精鋭には赤い色のより高性能なバージョンが支給され、そのスペックはなんと三倍もある。そこまで来ると逆に一般機の性能を低くし過ぎではないだろうか?
テンパーニュ93
赤いグランサージオンよりも更に高額高性能な指揮官機。普通に戦っても滅法強いはずなのだが、ジャメリカ製の機体に素でガンメタを張っているエトルムと滝夜叉に良い所も無く敗北した。パイロットも相当な実力者だったのだろうが、悪霊の加護や主人公補正といった超能力も活かせなかった。奪われた機体は滝夜叉たちが使うことになる。こちらは目が二つに二本角におちょぼ口。
機会があればまた書くかもしれません。