3.新王子の正体と璃美の恋の花
真一:「改めましてこんにちは。百合の婚約者の山本真一です。」
結鶴&璃美&陽菜:わーお。お坊ちゃま…ネクタイ青だから二年の先輩か。「百合?どゆこと?」
百合:「あ、えっと、真一は親が決めた私の婚約者、です。その前から付き合っていましたが…。」
結鶴:「こんなところに恋愛の大先輩様が…。」
陽菜:「後で詳しく聞かせてねっ!」
百合:「うん…」
結鶴:「なるほど!真一先輩とは中学から付き合ってて親同士中もいいから婚約と…。いいな〜好きな人と。」
璃美:「ロマンチック!」
百合:「その…引かないですか?婚約者なんていて。」
結鶴:「引くわけない!引くわけない!」
百合:!
陽菜:「恋の形は人それぞれだからそれぞれの形があればいいと思うよ!」
百合:「一生友達でいさせてください…。」
3人:「あったりまえだよ‼」
璃美:「結鶴!私図書委員だから付き合ってよね!」
結鶴:「え〜!帰って漫画見たーい。」
璃美:(ギロッ)
結鶴:「図書室で恋愛の本でも借りようかな〜」
璃美:「うん!それがいいと思う!」
璃美:「じゃあうちら図書館よって帰るわー」
陽菜・百合:「また明日〜!」
璃美:「10分以内に終わらせるわー。」
結鶴:「ほーい」
結鶴:「璃美ちゃ〜ん。まだ…?」
およよ?緑色のネクタイは3年の先輩だよね?なんか璃美ちゃん恋する乙女の顔してる〜!隠れてみとこ〜
璃美:「終わったよ〜」
結鶴:(ニヤニヤ)
璃美:「な、何よ」
結鶴:「璃美ちゃんあのの先輩のこと好き?」
璃美:「好き…」
結鶴:「オッケー!!じゃあ全力でその恋応援する!」
璃美:「ありがと。いちごミルク奢ってあげる。」