1.一人目の王子様
「うわぁ〜‼校舎おっきい!お城みたい‼」
こんにちは!輝月 結鶴です!この春から大親友の藍原 璃美
と一緒に制服可愛くて校舎大きくて校則ゆるゆるな憧れの早乙女高校に通うことになりました!
(ドンッ)
「いたたた・・・」
「大丈夫…ですか?」
「あ、はい大丈夫で…す。」…!めっちゃイケメン。
「良かった。それじゃあ!」(ニコッ)
・・・笑顔眩しすぎ。黒髪めっちゃ似合ってる。どこかのモデルさんかな?モテるよね、多分…
「結鶴!探したよ!ほらボケっとしてないでクラス表見に行くよ〜。」
「璃美ちゃん、めっちゃかっこいい人いた、王子様みたい…。」
「は?妄想でもしてたの?いいから行くよ!」
「璃美ちゃん何クラス?私Eクラス!」
「E?一緒!一緒!一緒だよ!」
「良かった〜!」
「いる…」
「どうしたの…何をまた言ってんの?」
(ツンツン)
「だから何?」
「王子がいるの!」
「どれのことよ。」
「机で寝てるあの人…」
「あー。中村 海のこと?」
「なかむら、かい王子?」
「うん…」
「かっこいい…」
「言っておくけど海に恋しても敵多しだよ?小学生の頃からモテっぱなしだもん。」
「やっぱそうだよね〜」
「よぉーし全員揃ったか〜?はじめまして君らの担任の黒金 修司だ。
初ホームルーム始めるんだが…かかり決めるの時間かかりそうだから先生が学級委員は決めておいた!
学級委員は女子から輝月 結鶴!男子から中村 海だ!あとは頼んだぞ!学級委員!」
「え…。なんで私?」
「やったじゃん結鶴!海、海王子と一緒で!頑張りな〜」
海ー起きろー
(ムクッ)
「…俺が学級委員?」
「おーそうだ!係決めの仕事よろしく頼んだぞー」
「輝月さんよろしくね!黒板に決まった人順に書いていってもらえる?」
「はい!了解です!海おうj、中村くんよろしくおねがいします!」
「うん」(ニコッ)
尊い…。
「えっと、まず国語係やりたい人〜」
ー係決め終了ー
「おー係ぎめ終わったか〜。おし!帰っていいぞ〜!明日からは教科書持ってこいよ〜」
「結鶴おつかれ〜!顔真っ赤だけど熱でもあんの?」
「海王子かっこよすぎる。好きかもしんない…」
「…駅前のあの可愛いパンケーキ屋さんのパンケーキ食べながらだったら結鶴の恋バナ聞いたげる。」
「パンケーキ屋さん行こっ‼‼」
「はいはい」
初めて書いてみました!少しでもいいと思ったら励みになるので、
いいねとか感想などいただけると嬉しいです。よろしくおねがいします!