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出会い

垂菜は人に頼るのが嫌い信頼もしていないがある日クラスでも浮いている垂菜に何も言わずに手伝ってペンまで貸してくれる哲夫に出会う

「自分は人なんか好きにもなりたくないし頼りたくもない」


そう言うのは山木垂菜ヤマキタリナ彼女は人に頼ったりすることをせず浮いている


「山木さんそれ手伝おうか?」


大量の荷物を持つ彼女に見る人皆が聞くだが彼女は、たいてい「いい」と言い放それを見かねた狭山哲夫セマヤマテツオは話し声もかげず荷物を勝手に半分持つ


「ちょっと!あなた私を助けないで!」


その哲夫は死んだような表情で言う


「助けてないよ」


「じゃあ何よ」


「キミを見てると思う悲しくないの?」


「悲しくないわよ」


何故その様な質問をしたのか意味が分からない。


「何故悲しいの?」


「人と向き合い助け合うことは何より素晴らしい事でそれをしないあなたを見てると悲しい」


「なにそれ!あなたおかしいんじゃない!」


それがファーストコンタクトだった、この後、垂菜は恋に落ちるなんて知らずに


「今日のところは、ありがとうただ私にはもう手助け無用だから!」


「さよなら」


垂菜はこの男の表情、冷めきった様な口調、全てに引っかかる。


「あいつの方が悲しそうじゃない」


垂菜は彼のことを思い出すと腹が立ってしょうがない。


「何が悲しそうに見える、よ!」


普段怒りを表すことのない垂菜が怒り心頭でいらいらしながら歩いてると前からくる一人の奴がいる


「や!垂菜ちゃん今日も小柄で可愛いね!」


垂菜はどちらかといえば小柄だ身長は百四十前後程度しかないそれを可愛いと言うこの男は原間駿(ハラマシュン人気者でとても明るい


「鬱陶しい!」


垂菜は、苛立ちが隠せずつい言葉に怒りを乗せてしまった。


「どうしたの?大丈夫?」


そんな駿の気遣いに垂菜は申し訳なくなり「すまん」と謝り長い紫髪をなびかせながら走り去る


「どうした私普段怒りを表すことなどないだろ!あやつめ今度会ったら絶対に許さん」


哲夫の事を思い浮かべ次に会ったとき許さないと誓う、その時学校のチャイムが鳴り授業に遅れてしまうのが確定してしまう


「私としたことが!」


急いで教室に入り授業を受けようとするがペンが無い今日はとことん駄目だと思ったとき隣の奴がペンを机に置いてくれる、誰だと思い顔を見るとさっきのやつだ。


「貴様さっき私に手助け無用っていたでしょ!」


「ペンはないと困るから」


「まぁ借りるは!」


今日は一日中ペンを借り下校のとき返すことに


「ありがとう」


くねくねしながら頬を赤らめ言う


「まぁそれじゃあ」


「まって!なんで私をこんなに手伝ってくれるの?」


「悲しそうに見えるから」


そう言うとそそくさと帰っていき垂菜はまた苛立ちながら帰り道を歩く


「ただいま〜」


「おかえりなさい垂菜お母さんこれから仕事だから!」


垂菜は父親の居ない母子家庭、垂菜の父は他の女と出て行った、だから垂菜は人に頼るったり信頼したりしない


「行ってらしゃい」


そう言うと一人きりの孤独な空間ができ静かに時が流れていく。


「私としたことが今日は失態を犯してしまった準備せねば」


一人明日の準備をしてペンを入れている時ふと今日言われたことを思い出す


「悲しそうな顔してるってそんなに悲しそうかな」


その時垂菜の目からは涙が


「あれ私何で」


自分では悲しさに気づけずに自分が悲しかった事を知るその時あいつの言ってたことが本当だと知りあいつに感謝したいと思いう


「私明日あいつに感謝しよ!」


そう思い眠りにつく


次回に続く

どうでしょうか面白いですかね

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